以下では、ArcGIS Enterprise on Kubernetes の 11.0 リリースで修正された不具合とそれ以降の更新について説明します。
Windows および Linux 上の ArcGIS Enterprise 11.0 では、その他の問題も修正されています。 それらの修正された問題の多く (GIS サービス、アプリ、および全般的なユーザー エクスペリエンスに関する問題など) は、ArcGIS Enterprise on Kubernetes にも適用されます 。 詳細については、「対処された問題の一覧」をご参照ください。
11.0 のバージョン タグ
このバージョン タグのリストは、ArcGIS Enterprise 11.0 on Kubernetes ソフトウェア リリースとそれ以降のソフトウェアの更新を表しています。
バージョン タグ | ソフトウェア リリースまたは更新 |
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11.0.0.2685 | 11.0 Q3 2023 アップグレード修正の更新 |
11.0.0.2671 | 11.0 Q2 2023 必要な更新 |
11.0.0.2666 | 11.0 Q1 2023 セキュリティの更新 |
11.0.0.2661 | 11.0 Q1 2023 不具合修正の更新 |
11.0.0.2656 | 11.0 Q1 2023 基本オペレーティング システム イメージの更新 |
11.0.0.2651 | 11.0 Q4 2022 セキュリティの更新 |
11.0.0.2650 | 11.0 ヘルプ言語パックの更新 |
11.0.0.2632 | 11.0 ソフトウェア リリース |
11.0 Q3 2023 アップグレード修正の更新
修正された問題のリストでは、Esri テクニカル サポートに報告され、ArcGIS Enterprise 11.0 on Kubernetes Q3 2023 アップグレード修正の更新で修正されている不具合について説明しています。 このリリースのバージョン タグは 11.0.0.2685 です。
不具合 | 概要 |
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BUG-000159440 | アップグレード プロセスのコンテナー イメージが利用できないときに 11.0 から 11.1 へのアップグレードを実施すると、アップグレードが失敗します。 失敗が適切に対処されない場合、更新の適用や既存のデプロイメントのスケーリングなど、一部の重要な操作が成功しない可能性があります。 |
BUG-000159441 | 非接続環境で ArcGIS Enterprise 11.0 on Kubernetes Q1 2023 セキュリティの更新が失敗し、11.0 から 11.1 へのアップグレードができません。 |
BUG-000158788 | 復元が断続的に失敗し、[STORE_OZONE のコンテナー イメージ キーの URL を取得できませんでした] エラーが返されます。 |
BUG-000156953 | 組織のクラスターで Kubernetes のバージョンをアップグレードした後に、リレーショナル ストアがスタンバイまたは準備ができていないステータスに設定されます。 |
11.0 Q2 2023 必要な更新
修正された問題のリストでは、Esri テクニカル サポートに報告され、ArcGIS Enterprise 11.0 on Kubernetes Q2 2023 必要な更新で修正されている不具合について説明しています。 このリリースのバージョン タグは 11.0.0.2671 です。
不具合 | 概要 |
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BUG-000156631 | ArcGIS Enterprise Administrator API で管理された一連の組織の警告およびクラスター イベントを生成して、ソフトウェアの更新またはアップグレード プロセスを反映させ、必要に応じてトラブルシューティングを容易に行えるようにします。 |
BUG-000156595 | ArcGIS Enterprise Manager でソフトウェアの更新またはアップグレード時にキャプチャされた、管理された一連の組織の警告およびクラスター イベントを表示します。 |
BUG-000156632 | Helm を使用した ArcGIS Enterprise on Kubernetes でのアップグレード向けに統一されたライセンス ファイルをサポートします。 |
11.0 Q1 2023 セキュリティの更新
修正された問題のリストでは、Esri テクニカル サポートに報告され、ArcGIS Enterprise 11.0 on Kubernetes Q1 2023 セキュリティの更新で修正されている不具合について説明しています。 このリリースのバージョン タグは 11.0.0.2666 です。
不具合 | 概要 |
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BUG-000155004 | Portal for ArcGIS での HTML インジェクションの問題 (ArcGIS Enterprise on Kubernetes にも影響を与える)。 |
11.0 Q1 2023 不具合修正の更新
修正された問題のリストでは、Esri テクニカル サポートに報告され、ArcGIS Enterprise 11.0 on Kubernetes Q1 2023 不具合修正の更新で修正されている不具合について説明しています。 このリリースのバージョン タグは 11.0.0.2661 です。
不具合 | 概要 |
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BUG-000154630 | クラスターが停止後に再起動された後、システム サービスが保留中の状態のままになり、起動することができません。 |
BUG-000153417 | クラスターが停止後に再起動された後、ジオプロセシング サービスが保留中の状態のままになり、起動することができません。 |
BUG-000154632 | ArcGIS Enterprise on Kubernetes 組織が非接続環境で構成されている場合、メンバーは SAML ログインを使用してサイン インできません。 |
11.0 Q1 2023 基本オペレーティング システム イメージの更新
修正された問題のリストでは、Esriテクニカル サポートに報告され、ArcGIS Enterprise 11.0 on Kubernetes Q1 2023 基本オペレーティング システム イメージの更新で修正されている不具合について説明しています。 このリリースのバージョン タグは 11.0.0.2656 です。
不具合 | 概要 |
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BUG-000154627 | 更新された基本オペレーティング システム (OS) イメージを ArcGIS Enterprise 11.0 on Kubernetes に提供します。 |
11.0 Q4 2022 セキュリティの更新
修正された問題のリストでは、Esri テクニカル サポートに報告され、ArcGIS Enterprise 11.0 on Kubernetes Q4 2022 セキュリティの更新で修正されている不具合について説明しています。 このリリースのバージョン タグは 11.0.0.2651 です。
注意:
セキュリティの更新では、リリースされる四半期と年から構成される命名規則が使用されます。 これらの更新は四半期ごとにスケジュールされているのではなく、セキュリティ要件が適用されたときに利用できるようになります。
不具合 | 概要 |
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BUG-000153066 | ArcGIS Enterprise on Kubernetes の反射型 XSS の脆弱性。 |
BUG-000152437 | Portal for ArcGIS の反射型 XSS の脆弱性 (ArcGIS Enterprise on Kubernetes にも影響)。 |
BUG-000152035 | Portal for ArcGIS の未検証のリダイレクト (ArcGIS Enterprise on Kubernetes にも影響)。 |
11.0 ヘルプ言語パックの更新
修正された問題のリストでは、Esriテクニカル サポートに報告され、ArcGIS Enterprise 11.0 on Kubernetes ヘルプ言語パックの更新で修正されている不具合について説明しています。 このリリースのバージョン タグは 11.0.0.2650 です。
不具合 | 概要 |
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ENH-000152614 | ArcGIS Enterprise 11.0 on Kubernetes でサポートされているすべての言語の最終版ドキュメントを提供します。 |
11.0 ソフトウェア リリース
修正された問題のリストでは、Esri テクニカル サポートに報告され、ArcGIS Enterprise 11.0 on Kubernetes ソフトウェア リリースで修正されている不具合について説明しています。 このリリースのバージョン タグは 11.0.0.2632 です。
不具合 | 概要 |
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ENH-000152322 | 単独のライセンス ファイルで ArcGIS Enterprise on Kubernetes のライセンス認証機能を提供します。 |
ENH-000152323 | 外部サイトの URL を含むすべての Esri 提供コンテンツを無効にする機能をサポートします。 |
ENH-000152324 | NFS ホストと NFS ホスト上の共有パスを指定することにより、クラスター ノードでの事前構成を必要とせずに、データ ストアを登録する機能を提供します。 |
ENH-000152325 | ArcGIS Enterprise on Kubernetes Web Adaptor (IIS) を .NET Core 6.0. Windows ホスティング バンドルにアップグレードします。 |
BUG-000152326 | 10.9.1 フェデレーション サーバーで 10.9 組織をアップグレードした後、フェデレーション サーバーへの OAuth ログインが失敗します。 |
BUG-000152328 | 共有または専用サービスを開始または停止した後、自動スケーリングの構成が削除されています。 |
BUG-000152336 | 10.9.1 組織がホスト サービスを公開したときに、システム管理のデータ ストアにコピーされたサポート データが破損している可能性があります。 11.0 へのアップグレード時に、このデータが回復不能なエラーを引き起こします。 11.0 へのアップグレード前に、すべてのホスト サービスを削除し、アップグレードの完了後にもう一度公開してください。 |
ENH-000152337 | 組織の構成時に、各モジュールの開始時間と終了時間を指定します。 |
BUG-000152338 | フォルダー データ ストア アイテムの編集中に整合チェック エラーが発生した場合、提供されるエラー メッセージと情報は不十分であり、改善の必要があります。 |
BUG-000152340 | 異なる公開者が同じ名前のサービスを同じフォルダーに公開できるため、サービスが不安定になります。 |
BUG-000152341 | カスタム Web ツールを同期ジオプロセシング サービスとして公開すると、追加のポッドが実行されてリソースを不必要に消費します。 |
ENH-000152343 | 特定のフィルターおよびクエリ パラメーターを使用してログをエクスポートする機能を提供します。 |
BUG-000152352 | ArcGIS Enterprise on Kubernetes にデータをコピーして Web イメージ レイヤーを公開すると、失敗します。 |
BUG-000152353 | キャッシュ イメージ サービスの estimateexporttile、exporttiles、および tile エンドポイントにアクセスできません。 |
ENH-000152354 | レイヤーがクラウド ラスター形式のラスター ファイルから公開されている場合に、ダイナミック イメージ レイヤーのタイル アクセスをサポートします。 |
BUG-000152355 | 組織を作成する configure.sh スクリプトを正常に実行するには、名前空間の管理者特権のみが必要な場合に、Kubernetes クラスターの管理者権限が必要です。 |
BUG-000152356 | ArcGIS Enterprise on Kubernetes を Amazon Web Services EKS にデプロイする際、デプロイメント スクリプトは、内部または外部のネットワーク ロード バランサーを作成できません。 |
ENH-000152454 | Kubernetes ポッドおよびサービスのカスタム DNS の設定をサポートします。 |
BUG-000152357 | イメージがコンテナー レジストリのルート レベルに格納されている場合、デプロイメント スクリプトはコンテナー イメージを取得できません。 |
BUG-000152358 | コンテナー レジストリのパスワードが 30 文字を超えている場合、デプロイメント スクリプトはコンテナー イメージを取得できません。 |
BUG-000152359 | コンテナーをルート権限なしで実行できる ArcGIS Enterprise on Kubernetes クラスターをデプロイするオプションをサポート。 |
ENH-000152360 | データベース管理システムとしての Oracle のサポートを追加します。 |
ENH-000152361 | データベース管理システムとしての SAP HANA のサポートを追加します。 |
ENH-000152362 | ArcGIS Enterprise Manager で、サービス、デプロイメント、ログ、およびバックアップに関する通知を表示する。 |
BUG-000152363 | セットアップ ウィザードで組織を作成するとき、[ストレージ情報の設定] ページで [次へ] をダブルクリックすると、ページが更新されるまでウィザードが応答しなくなります。 |
BUG-000152364 | ArcGIS Enterprise Manager で、有効期限日のないバックアップが誤った有効期限日で表示されます。 |
ENH-000152366 | 新しいリリースにアップグレードする前に、必須アップデートの適用を促す。 |
BUG-000152367 | 組織が Web 層認証で構成されている場合、サイン アウト オプションは適用されず、削除する必要があります。 |
BUG-000152368 | 新しいバックアップ ストアが登録されると、前に削除したバックアップが ArcGIS Enterprise on Kubernetes に表示されます。 |