フィーチャの編集 (Map Viewer)

マップ作成者は、マップの目的を達成するために必要とされるレイヤーと構成が含まれるように各自のマップを作成します。 マップの目的の 1 つがコミュニティまたは組織からの入力の収集である場合、マップ作成者はマップに編集可能なフィーチャを含めます。 たとえば、作成者は、野鳥観察コミュニティが野鳥観察の結果をマップ上に直接ポストし、写真、音声ファイル、ビデオ ファイルなどのメディア ファイルを特定の観測点に追加できる編集可能なフィーチャ レイヤーを含めることができます。 これらのフィーチャはレイヤーの一部であるため、そのレイヤーが別のマップの一部であっても、レイヤーにアクセスする権限があるすべてのユーザーは、マップ内のレイヤーに加えられた変更を直ちに表示できます。

フィーチャ レイヤーの所有者または組織サイトの管理者は、フィーチャ レイヤーが編集可能であるかどうかを決定し、編集レベルを設定します。 編集レベルは、可能な操作がフィーチャの追加、フィーチャの削除、フィーチャ属性の更新のみ、またはフィーチャ ジオメトリの更新のいずれであるかを決定します。

ヒント:

キーボード ショートカットを使用すると、Map Viewer の一般的なワークフローを短時間で完了できます。 Map Viewer のキーボード ショートカットの全リストを表示するには、Microsoft Windows では Alt + ? キー、Mac では Option + ? キーを押します。

Map Viewerフィーチャのポップアップから [編集] ウィンドウ (以下のセクションを参照) を開くことができます。

フィーチャの追加

フィーチャを追加する際、マップ上にフィーチャを描画するか配置し、属性値を追加します。

編集可能なホスト フィーチャ レイヤー、ホスト フィーチャ レイヤー ビュー、または ArcGIS Server フィーチャ レイヤーを Map Viewer で開き、以下を実行してマップにフィーチャを追加し、属性を入力します。

  1. Map Viewer で、レイヤーを含むマップを開くか、直接レイヤーを追加します。
  2. マップ上でフィーチャを追加する必要がある位置に画面移動およびズームします。
  3. [設定] (明るい背景の) ツールバーの [編集] 編集 をクリックします。

    [編集] ウィンドウが表示されます。 使用できる編集オプションは、フィーチャ レイヤーに設定されている編集オプションによって異なります。

  4. フィーチャ スナップを有効にするには、[スナップ] をクリックし、[スナップの有効化] 切り替えボタンをオンにして、次のスナップ オプションを有効または無効にします。
    • [ジオメトリ ガイド] - このオプションを有効にすると、フィーチャ内で他のラインに対して垂直または平行なラインを描画するタイミングの特定に役立つ視覚的手掛かりが Map Viewer に表示されます。

      下の画像では、ポリゴンの 2 本のラインが互いに垂直になっている正方形が表示され、ポリゴン内で別のラインと平行に描画されているラインの両側に小さなラインが表示されています。

      視覚的手掛かりは、フィーチャ内で垂直なラインと平行なラインを描画するタイミングを示します。

    • [フィーチャ間] - このオプションを有効にすると、描画するフィーチャの頂点が、既存のフィーチャの頂点、エッジ、または終点にスナップされます。

      下の例では、編集者がより大きなフィーチャを描画した結果、新しいフィーチャの頂点とエッジが、既存の四角形のフィーチャの頂点とエッジに一致するようにスナップされます。

      新しいフィーチャが描画されると、頂点とエッジが別のフィーチャの頂点とエッジにスナップされます。

  5. [スナップ設定] ポップアップの [スナップ レイヤー] セクションで、スナップを有効にするフィーチャ レイヤーの名前をクリックします。
  6. [スナップ] ボタンをもう一度クリックすると、[スナップ設定] ポップアップが閉じます。
  7. [編集] ウィンドウの [フィーチャの作成] セクションで、追加するフィーチャのタイプをクリックします。
  8. マップ上にフィーチャを描画します。
    • ポイントを追加するには、マップ上の位置をクリックします。
    • ラインを追加するには、マップ上でラインの開始位置をクリックします。 新しい位置をクリックするまで、直線が伸びて描画されます。 ラインを曲線にしたり、方向を変えたりする必要があるときは、マップ内の該当する位置をクリックしてノードを追加していきます。 新しいラインの終点に到達したら、マップ上の位置をダブルクリックして描画を完了します。
    • ポリゴンを描画するには、マップ上でポリゴンの開始位置をクリックします。 正確な形状のポリゴンを作成するには、方向変換が必要とされるポリゴン アウトラインのマップ位置をクリックします。 正確なポリゴン形状を作成するまで位置をクリックし続けます。 始点に到達したら、ダブルクリックしてポリゴンを閉じ、描画を完了します。

    マップにフィーチャを追加するたびに、そのフィーチャの属性が [フィーチャの作成] ウィンドウに表示されます。

  9. 各属性の値を入力するか、選択します。 属性値の指定が完了したら、[作成] をクリックします。

    [フィーチャの作成] ウィンドウで、値を必要とするフィールドはピンクの枠線で表示されます。 フォームで値を必要とするフィールドは、フィールド ラベルの横にアスタリスク (*) が付けられます。 これらの属性の値を指定してから、[作成] をクリックする必要があります。

    フィーチャを追加するには、[作成] をクリックする必要があります。 [作成] をクリックせずに [フィーチャの作成] ウィンドウを閉じた場合は、編集を破棄するかどうか確認を求められます。

  10. フィーチャの追加が完了したら、[フィーチャの配置] の横にある戻る矢印をクリックします。

フィーチャの削除

フィーチャが有効でなくなっている場合 (間違って追加された可能性がある場合や、現実で対象物を表すフィーチャがもはや存在しない場合など)、フィーチャ レイヤーからフィーチャを削除できます。

注意:
この操作によってフィーチャ ジオメトリとその属性が削除されます。この操作は取り消せません。

編集可能なホスト フィーチャ レイヤー、ホスト フィーチャ レイヤー ビュー、または ArcGIS Server フィーチャ レイヤーを Map Viewer で開き、以下を実行してフィーチャを削除します。

  1. Map Viewer で、レイヤーを含むマップを開くか、直接レイヤーを追加します。
  2. [設定] (明るい背景の) ツールバーの [編集] 編集 をクリックします。

    [編集] ウィンドウが表示されます。 使用できる編集オプションは、フィーチャ レイヤーに設定されている編集オプションによって異なります。

  3. [編集] ウィンドウの [フィーチャの編集][選択] をクリックします。
  4. マップ上のフィーチャを選択します。
  5. その場所に複数のフィーチャが存在する場合は、[エディター] ウィンドウのリストから正しいレイヤーを選択する必要があります。

    マップ上で選択したフィーチャがハイライト表示されます。

  6. [削除] をクリックしてフィーチャを削除します。
  7. フィーチャとその属性の完全な削除を確定するには、[削除] を再度クリックします。または、このフィーチャを削除しない場合は、[フィーチャの保持] をクリックします。

フィーチャ属性の更新

フィーチャを選択し、フィーチャに関連するフィールドに新しい値を入力するか選択することで、既存のフィーチャの非空間属性値を変更できます。

編集可能なホスト フィーチャ レイヤー、ホスト フィーチャ レイヤー ビュー、または ArcGIS Server フィーチャ レイヤーを Map Viewer で開き、以下を実行して既存のフィーチャの属性を更新します。

  1. Map Viewer で、レイヤーを含むマップを開くか、直接レイヤーを追加します。
  2. [設定] (明るい背景の) ツールバーの [編集] 編集 をクリックします。

    [編集] ウィンドウが表示されます。 使用できる編集オプションは、フィーチャ レイヤーに設定されている編集オプションによって異なります。

  3. フィーチャ スナップを有効にするには、[スナップ] をクリックし、[スナップの有効化] 切り替えボタンをオンにして、次のスナップ オプションを有効または無効にします。
    • [ジオメトリ ガイド] - このオプションを有効にすると、既存のフィーチャ内で他のラインに対して垂直または平行になるようにラインを移動するタイミングの特定に役立つ視覚的手掛かりが Map Viewer に表示されます。
    • [フィーチャ間] - このオプションを有効にすると、編集するフィーチャの頂点が、別のフィーチャの頂点、エッジ、または終点にスナップされます。

      この例では、別の既存のフィーチャの頂点にスナップされるように 1 つの既存のフィーチャの頂点を編集者がドラッグします。

      既存のフィーチャの形状を編集する場合、別のフィーチャの頂点にスナップされるようにその頂点をドラッグできます。

  4. [スナップ設定] ポップアップの [スナップ レイヤー] セクションで、スナップを有効にするフィーチャ レイヤーの名前をクリックします。
  5. [スナップ] ボタンをもう一度クリックすると、[スナップ設定] ポップアップが閉じます。
  6. [編集] ウィンドウの [フィーチャの編集][選択] をクリックします。
  7. マップ上のフィーチャを選択します。
  8. その場所に複数のフィーチャが存在する場合は、[エディター] ウィンドウのリストから正しいレイヤーを選択する必要があります。

    マップ上で選択したフィーチャがハイライト表示されます。

  9. フィーチャの属性を更新できるフォームが表示されます。
  10. 新しい属性値を選択します。テキスト フィールドの場合は、属性フィールド内をクリックして新しい値を入力します。 入力が終了したら Tab キーを押します。
  11. このフィーチャの属性値の変更が完了したら [更新] をクリックします。

フィーチャ ジオメトリの更新

フィーチャの位置を変更できます。ライン フィーチャとポリゴン フィーチャの場合、フィーチャの形状を変更できます。

編集可能なホスト フィーチャ レイヤー、ホスト フィーチャ レイヤー ビュー、または ArcGIS Server フィーチャ レイヤーを Map Viewer で開き、以下を実行してフィーチャのジオメトリを更新します。

  1. Map Viewer で、レイヤーを含むマップを開くか、直接レイヤーを追加します。
  2. [設定] (明るい背景の) ツールバーの [編集] 編集 をクリックします。

    [編集] ウィンドウが表示されます。 使用できる編集オプションは、フィーチャ レイヤーに設定されている編集オプションによって異なります。

  3. [編集] ウィンドウの [フィーチャの編集][選択] をクリックします。
  4. マップ上のフィーチャを選択します。
  5. その場所に複数のフィーチャが存在する場合は、[エディター] ウィンドウのリストから正しいレイヤーを選択する必要があります。

    マップ上で選択したフィーチャがハイライト表示されます。

  6. 選択したフィーチャを移動するには、マップ上でフィーチャを新しい位置にドラッグして [更新] をクリックします。
  7. ラインまたはポリゴン フィーチャの形状を変更するには、フィーチャをもう一度クリックしてフィーチャのノードを描画してから、以下を実行します。
    1. ノードを新しい位置にドラッグして、ジオメトリの形状を変更します。
    2. ノードの追加が必要になる距離まで既存のノードをドラッグすると、新しいノードが追加されます。 これらの新しいノードをドラッグして、ジオメトリの形状を調整できます。
    3. 必要な形状へのジオメトリの変更を完了したら、[更新] をクリックします。

関連する写真やファイルの追加

フィーチャ レイヤーには、関連する写真やその他のファイルを添付ファイルとして含めることができます。 レイヤーの所有者がそのレイヤーに対して添付ファイルを有効にしており、ユーザーにそのレイヤーを編集する権限が付与されている場合、ユーザーは関連する写真やファイルをテーブル内のレコードに添付できます。

関連ファイルをフィーチャ レイヤーに追加

関連する写真やファイルをフィーチャ レイヤーに添付ファイルとして追加するには、次の手順を実行します。

  1. Map Viewer で、レイヤーを含むマップを開くか、直接レイヤーを追加します。
  2. [設定] (明るい背景の) ツールバーの [編集] 編集 をクリックします。

    [編集] ウィンドウが表示されます。 使用できる編集オプションは、フィーチャ レイヤーに設定されている編集オプションによって異なります。

  3. [編集] ウィンドウの [フィーチャの編集][選択] をクリックします。
  4. 写真やその他のファイルを添付するマップ上のフィーチャを選択します。
  5. その場所に複数のフィーチャが存在する場合は、[エディター] ウィンドウのリストから正しいレイヤーを選択する必要があります。

    マップ上で選択したフィーチャがハイライト表示されます。

  6. [添付ファイル] セクションまで下にスクロールして、[追加] をクリックします。
  7. [ファイルの選択] をクリックした後、添付するファイルを参照して選択し、[開く] をクリックします。
  8. [追加] をクリックします。

サポートされている添付ファイル形式

次のファイル形式が添付ファイルとしてサポートされています。

7Z、AIF、AVI、BMP、CSV、DOC、DOCX、DOT、ECW、EMF、EPS、GEOJSON、GIF、GML、GTAR、GZ、IMG、J2K、JP2、JPC、JPE、JPEG、JPF、JPG、JSON、M4A、MDB、MID、MOV、MP2、MP3、MP4、MPA、MPE、MPEG、MPG、MPV2、PDF、PNG、PPT、PPTX、PS、PSD、QT、RA、RAM、RAW、RMI、SID、TAR、TGZ、TIF、TIFF、TXT、VRML、WAV、WMA、WMF、WMV、WPS、XLS、XLSX、XLT、XML、ZIP。