使用状況の統計情報は、組織内の GIS サービスの使用状況を監視するための重要なツールです。 サービス使用状況の統計情報を使用すると、クライアントによるサービスの使用状況を詳細に理解し、サービスのパフォーマンスに影響する可能性がある潜在的問題を特定することができます。
サービス使用状況の統計情報を利用して、次のことを行えます。
- 使用しているサービスのサービス使用状況の履歴データを表示し、それに合わせて今後の配置ニーズを計画する。
- デプロイメントにあるサービスを管理して、負荷またはトラフィックの増加を処理する。
- 最もよく使用されるサービスおよびピーク期間とピーク時以外の期間を特定する。
- サービスの応答時間またはスループットの潜在的な低下を特定する。
- サービスに関する問題のトラブルシューティングを実行し、ログを調査する。
サービス使用状況の統計情報を使用すると、組織や配置に関する次のような質問に答えることができます。
- 直近一週間でデプロイメントに処理されたリクエストの比率は?
- 指定した期間にわたるサービス リクエストの負荷分散状況は?
- 一定の期間にわたるサービスのパフォーマンスの状況は?
- 別の関連サービスと比べた場合の、あるサービスのパフォーマンスの状況は?
- 多数のアプリケーションで使用されている特定のフィーチャ レイヤーのレプリカをいつ増やすべきか?
カバレッジ
次のサービス タイプのメトリクスが収集されます。
- フィーチャ サービス
- マップ サービス
- タイル マップ サービス
- ジオコード サービス
- ジオメトリ サービス
- イメージ サービス
- ジオプロセシング サービス
- ルート検索サービス
注意:
[使用状況指標 API] を使用して GIS サービス ポッド用のデータを収集し、サードパーティー製ツールを使用して結果を視覚化できます。