HTTPS を使用するように Web マップや Web シーン内のレイヤーの URL を更新する

HTTP (ハイパーテキスト転送プロトコル) を使用してマップまたはシーンにレイヤーを追加した場合、HTTPS (セキュアなハイパーテキスト転送プロトコル) を使用してセキュリティを強化するようレイヤーを更新する必要があります。

Web マップまたは Web シーンの所有者または管理者であるユーザーは、HTTPS を使用するようマップまたはシーン内のすべてのレイヤーを更新できます。 すべてのレイヤーを HTTPS を使用してアクセスできるようにすることをお勧めします。HTTPS は、レイヤーがインターネット上で送信されるときにレイヤー内の情報を暗号化します。

注意:

HTTPS を使用するようにマップまたはシーン内のレイヤーを更新しようと試みると、HTTP を使用するカスタム シンボルがすべて、HTTPS を使用するように自動的に更新されます (カスタム シンボルのソースで HTTPS がサポートされている場合)。 ポップアップに埋め込まれた画像など、レイヤーに対するそれ以外のカスタマイズは HTTPS に更新されません。 このような参照を、HTTPS を使用するように更新するには、レイヤー (またはマップ) を Map Viewer または Map Viewer Classic で開いてから、それらの参照を更新します。 または、ホスト フィーチャ レイヤーの場合は、レイヤーのアイテム ページで開いてから、[ビジュアライゼーション] タブでそれらの参照を更新します。

レイヤーを HTTPS に更新する機能は、内部ポートの URL (例: http://gisserver.domain.com:6080/arcgis/rest/services/exampleservice/MapServer) を使用して Enterprise ポータル、Web マップ、または Web シーンに追加されたレイヤーではサポートされていません。

HTTP の代わりに HTTPS を使用するように Web マップや Web シーン内のレイヤーの URL を更新するには、次の手順を実行します。

  1. 組織の管理者または Web マップ/シーンの所有者として、組織にサイン インします。
  2. Web シーンまたは Web マップの詳細ページを開きます
  3. [設定] タブをクリックし、[レイヤー設定] セクションまでスクロールします。
  4. [レイヤーを HTTPS に更新] をクリックし、次に [レイヤーの更新] をクリックして変更を確定します。

    マップまたはシーン内の各レイヤーが検査されて、HTTPS への更新が必要かどうかが判断されます。 いずれかのレイヤーが HTTP を使用していることが判明した場合、ポータルは、HTTPS を使用して同じレイヤーに対するリクエストを試行した後、ユーザーが所有または管理しているマップまたはシーンと、関連するレイヤー アイテムを更新します。

    レイヤーが HTTPS をサポートしていない場合は、ユーザーに通知され、そのレイヤーはマップまたはシーン内で更新されません。 レイヤーが HTTPS をサポートしていないと報告された場合は、そのレイヤーの所有者に連絡してください。所有者は HTTPS をサポートするようにそのレイヤーを構成するか、代わりのリソースを提供できます。