暗号化されたパスワードの生成

ArcGIS Enterprise on Kubernetes をサイレントにデプロイして構成する前に、password-encrypt.sh ツールを使用して、deploy.properties および configure.properties ファイルへの入力として使用できる、暗号化された文字列を生成することをお勧めします。

password-encrypt.sh ツールの実行

password-encrypt.sh ツールは、対話形式で、またはサイレントに実行できます。 ユーザーが生成したパスワードを、AES-256 暗号を用いて暗号化し、暗号化された文字列として出力します。

注意:

このツールの実行に使用されるクライアント ワークステーションは、サポートされている環境に準拠している必要があります。

ツールを実行するには、次の 2 つの入力が必要です。

  • プレーン テキストのキーファイルへのパス
  • 暗号化の対象として指定されるパスワード

ツールを実行するには、次の手順に従ってください。

  1. Kubernetes クライアント コンピューターで、管理者として端末を開きます。
  2. ローカルまたは共有ネットワーク パスを使用して、たとえば、keyfile.txt という名前のテキスト ファイルを作成します。
  3. keyfile.txt ファイルを編集して、暗号化された文字列に変換されるプレーン テキストを追加します。

    このファイルに、機密情報は入力しないでください。

  4. ファイルを保存します。
  5. 対話形式で、またはサイレントに password-encrypt.sh ツールを実行します。
  6. 暗号化された文字列を各プロパティ ファイルに追加してから、デプロイメント スクリプトを実行して、組織サイトを作成します。

このトピックの内容
  1. password-encrypt.sh ツールの実行