カスタム データ プロバイダーは、ホストされた静的ファイル、API、SQL、NoSQL データベースなどのリモート データ ソースからデータに接続して取得します。 カスタム データ プロバイダーを ArcGIS Enterprise on Kubernetes に登録して、データを登録済みデータ プロバイダーを参照するフィーチャ サービスとして ArcGIS クライアントで利用することができます。
カスタム データ プロバイダーの追加
カスタム データ プロバイダーを登録するには、まず、ArcGIS Enterprise SDK に付属する cdf コマンド ライン ツールを使用して、データをカスタム データ パッケージ ファイル (.cdpk) にパッケージ化する必要があります。 .cdpk ファイルができたら、次の手順を実行し、ArcGIS Enterprise Manager を使用してカスタム データ プロバイダーを ArcGIS Enterprise on Kubernetes に登録します。
- 管理者として ArcGIS Enterprise Manager にサイン インします。
- サイドバーの [拡張] ボタンをクリックします。
拡張ページが表示されます。
- [カスタム データ プロバイダー] をクリックします。
- [プロバイダーの追加] をクリックします。
- [ファイルを選択] をクリックします。
- 使用する .cdpk ファイルを開くか、ドラッグします。
- [プロバイダーの追加] をクリックします。
登録したカスタム データ プロバイダーが [カスタム データ フィード] モジュールに表示されます。
カスタム データ プロバイダー情報の表示
ArcGIS Enterprise on Kubernetes に登録したそれぞれのカスタム データについて、プロバイダー名、そのプロバイダーから作成できるサービスのタイプ、サービス パラメーターが必要かどうかなどの情報を表示できます。
ArcGIS Enterprise Manager でカスタム データ プロバイダー情報を表示するには、次の手順を実行します。
- 管理者として ArcGIS Enterprise Manager にサイン インします。
- サイドバーの [拡張] ボタンをクリックします。
拡張ページが表示されます。
- [カスタム データ プロバイダー] をクリックします。
- [その他のオプション] ボタン
をクリックします。 - [詳細の表示] をクリックします。
- 情報の確認が終了したら、[OK] をクリックします。
登録済みのカスタム データ プロバイダーの更新
ArcGIS Enterprise on Kubernetes に登録したカスタム データ プロバイダーを更新するには、カスタム データ パッケージ ファイル (.cdpk) を元のファイルと同じ名前で作成する必要があります。 新しい .cdpk ファイルを作成したら、次の手順を実行して、ArcGIS Enterprise Manager を使用してカスタム データ プロバイダーを更新します。
- 管理者として ArcGIS Enterprise Manager にサイン インします。
- サイドバーの [拡張] ボタンをクリックします。
拡張ページが表示されます。
- [カスタム データ プロバイダー] をクリックします。
- [その他のオプション] ボタン をクリックします。
- [Update] をクリックします。
- お使いのデバイスまたはネットワーク上のコンピューターで更新された .cdpk ファイルを見つけます。
- 更新された .cdpk ファイルをドラッグするか、開きます。
- [プロバイダーの更新] をクリックします。
カスタム データ プロバイダーの削除
カスタム データ プロバイダーを削除すると、それに関連付けられているすべてのサービスも削除されます。
ArcGIS Enterprise Manager を使用してカスタム データ プロバイダーを削除するには、次の手順を実行します。
- 管理者として ArcGIS Enterprise Manager にサイン インします。
- サイドバーの [拡張] ボタンをクリックします。
拡張ページが表示されます。
- [カスタム データ プロバイダー] をクリックします。
- [その他のオプション] ボタン をクリックします。
- [削除] をクリックします。
- 削除するカスタム データ プロバイダーにサービスが関連付けられている場合は、[関連付けられたすべてのサービスの削除] をクリックします。
- [削除] をクリックします。