VMware Tanzu でのクラスターのデプロイ

VMware Tanzu に ArcGIS Enterprise on Kubernetes をデプロイする前に、ArcGIS Enterprise のシステム要件を満たす Tanzu クラスターを準備する必要があります。

クラスターの準備には、Kubernetes クラスターと対応するノードの設定など、サポートされている環境間で共通の手順、およびストレージ クラスの作成など、環境固有の手順が含まれます。

環境を準備するには、次の手順をご参照ください。

  1. クラスターを作成します。

    クラスターを作成する詳細な手順については、VMware Tanzu ドキュメントをご参照ください。

    注意:

    Tanzu クラスター作成時のロード バランサー サービス リクエストに対応するために VMware NSX Advanced Load Balancer コンポーネントを選択した場合は、ArcGIS Enterprise on Kubernetes をデプロイするときに、Ingress コントローラー サービス用の汎用ロード バランサーを使用するオプションを選択します。

  2. kubectl 向けの Kubernetes vSphere プラグインをダウンロードします。
    詳細については、VMware」をご参照ください。
  3. ストレージ クラスを作成します。

    VMware Tanzu は、クラスター管理者が永続的なストレージを作成しなくても、クラスター ユーザーがインフラストラクチャーに永続的なストレージをプロビジョニングできるデフォルト StorageClass オブジェクトを提供します。 これは CSI プロビジョナーを csi.vsphere.vmware.com としてサポートします。 必要に応じて、Tanzu クラスターにカスタム ストレージ クラス オブジェクトをプロビジョニングすることもできます。

    reclaimPolicyDelete に設定したデフォルトのストレージ クラスを作成することをお勧めします。 バックアップの目的で、reclaimPolicyRetain に設定した 2 つ目のストレージ クラスも作成することをお勧めします。