組織サイト内にある各コンポーネントは、最初はバックアップ プロセス中に別々にバックアップされます。 ステージングされたファイルとフォルダーのサイズは大きくなる場合があるため、まず、十分な格納領域があるようにステージング場所を構成する必要があります。 ステージングの場所には、各バックアップをバックアップ ストアに移動する前に一時的に格納するために PV が使用されます。
ステージングの場所は、永続ボリュームの静的プロビジョニングと動的プロビジョニングの両方をサポートしています。 動的プロビジョニングを使用すると、永続ボリュームと永続ボリューム クレームが自動的に作成され、その後障害復旧ジョブが終了したら削除されます。 静的プロビジョニングを使用する場合、障害復旧操作を実行する前に、永続ボリュームを作成してラベル付けする必要があります。 さらに、各障害復旧操作の後で永続ボリュームにパッチを適用する必要もあります。 静的プロビジョニングを使用する場合は、ステージング場所に関する管理 API リファレンスをご参照ください。
注意:
バックアップが作成された元の組織にアクセスできなくなった場合は、特定の手順に従ってバックアップ ストアを登録し、既存のバックアップを取得する必要があります。 詳細については、「アウトオブプレース プロセスによるバックアップの復元」をご参照ください。
ステージングの場所およびバックアップ ストアを登録するには、次の手順を実行します。
- 組織の管理者として ArcGIS Enterprise Manager にサイン インします。
- [バックアップ] ボタンをクリックします。
- バックアップ ページで、[バックアップ ストアの登録] をクリックします。
- 静的プロビジョニングを使用する場合は、ステージング場所の設定の定義に関する管理 API リファレンスをご参照ください。 動的プロビジョニングを使用する場合は、ステージング場所に関する次の情報を入力してください。
- [サイズ (GiB)] - ステージング場所の PV のサイズ。 最小サイズは 16 GiB です。 各ストアのバックアップを格納するのに十分に大きなサイズである必要があります。
- [ストレージ クラス名] - ストレージ クラス名。
- 登録対象のバックアップ ストアのタイプを選択します。
- Amazon S3
- Azure Blob
- Google クラウド ストレージ
- システム管理ストレージ
- Amazon S3 を使用している場合は、次の情報を入力します。
- [バックアップ ストア名] - バックアップ ストアの名前。 名前に使用できるのは、小文字のアルファベット、数字、およびハイフンだけで、先頭または末尾にハイフンを使用してはいけません。
- [時空間フィーチャ レイヤー データを含める] - 位置情報の共有ワークフローと GeoAnalytics Engine ワークフローで使用される時空間フィーチャ レイヤー データをバックアップに含めるには、このチェックボックスをオンにします。
- [バケット名] - バックアップを保存するために Amazon S3 で作成されたバケットの名前。
- [リージョン] - バケットが存在するリージョンを選択します。
注意:
プライベート S3 エンドポイントに接続するには、リージョンとして [カスタム] を選択します。 [プライベート URL] フィールドに、プライベート クラウドにアクセスするための URL を入力するか貼り付けます。
- [既存の認証情報を使用] - このラスター ストアに既存のクラウド ストレージの認証情報を使用するには、このオプションを選択します。 このオプションは、組織が作成時にクラウド ストレージを使用するよう構成されている場合にのみ表示されます。
- [認証タイプ] - 既存の認証情報を使用しない場合、[アクセス キー] または [IAM ロール] を選択します。
- 認証タイプとしてアクセス キーを使用するなら、次の情報を入力します。
- [アクセス キー] - IAM ユーザーのアクセス キーを貼り付けるか、入力します。
- [シークレット キー] - IAM ユーザーのシークレット キーを貼り付けるか、入力します。
- Azure Blob を使用するなら、次の情報を入力します。
- [バックアップ ストア名] - バックアップ ストアの名前。 名前に使用できるのは、小文字のアルファベット、数字、およびハイフンだけで、先頭または末尾にハイフンを使用してはいけません。
- [時空間フィーチャ レイヤー データを含める] - 位置情報の共有ワークフローと GeoAnalytics Engine ワークフローで使用される時空間フィーチャ レイヤー データをバックアップに含めるには、このチェックボックスをオンにします。
- [コンテナー名] - バックアップ保存のために Azure で作成されたコンテナーの名前。
- [ストレージ アカウント] - コンテナーの上位に位置する親ストレージ アカウントの名前。
- [ストレージ ドメイン] - Blob ストレージ コンテナーが配置された Azure ストレージ ドメインを選択します。
注意:
カスタム Azure Blob エンドポイントに接続するには、ストレージ ドメインとして [その他] を選択し、URL または DNS エンドポイントを指定して、ストレージの場所にアクセスします。
- [既存の認証情報を使用] - このラスター ストアに既存のクラウド ストレージの認証情報を使用するには、このオプションを選択します。 このオプションは、組織が作成時にクラウド ストレージを使用するよう構成されている場合にのみ表示されます。
- [認証タイプ] - 既存の認証情報を使用しない場合、[ストレージ アカウント キー] または [マネージド ID] を選択します。
- 認証タイプとして [ストレージ アカウント キー] を使用するなら、以下を入力します。
- [アカウント キー] - 関連付けられているストレージ アカウントのプライマリー アカウント キーまたはセカンダリー アカウント キーを貼り付けるか、入力します。
- 認証タイプとして [マネージド ID] を使用している場合、ID タイプとして [システム割り当て] または [ユーザー割り当て] を選択します。
- ユーザー割り当て ID を選択した場合は、クライアント ID を指定します。
注意:
ユーザー割り当て ID は、ホスティングおよびフェデレーション ArcGIS Server サイトが実行中のインスタンスに割り当てられており、少なくともストレージ アカウント コンテナーへの読み取り専用アクセス権を持つ必要があります。 複数のユーザー割り当てマネージド ID がインスタンスまたはストレージ コンテナーに割り当てられている場合は、クライアント ID を指定する必要があります。
- Google Cloud Storage を使用するなら、次の情報を入力します。
注意:
今回のリリースでは、バックアップ先として Google Cloud Storage を使用し、位置のトラッキング ワークフローまたは GeoAnalytics Engine ワークフローからの時空間フィーチャ レイヤー データをバックアップして復元する必要がある組織は、管理 API を使用してサービス アカウント キー認証でそのバックアップ ストアを登録する必要があります。
- [バックアップ ストア名] - バックアップ ストアの名前。 名前に使用できるのは、小文字のアルファベット、数字、およびハイフンだけで、先頭または末尾にハイフンを使用してはいけません。
- [バケット名] - バックアップを保存するために Google Cloud Storage で作成されたバケットの名前。
- [既存の認証情報を使用] - このラスター ストアに既存のクラウド ストレージの認証情報を使用するには、このオプションを選択します。 このオプションは、組織が作成時にクラウド ストレージを使用するよう構成されている場合にのみ表示されます。
- [アクセス キー] - 既存の認証情報を使用しない場合、サービス アカウントのアクセス キーを貼り付けるか、入力します。
- [シークレット キー] - 既存の認証情報を使用しない場合、サービス アカウントのシークレット キーを貼り付けるか、入力します。
注意:
マルチリージョンのバケットはストレージの可用性と冗長性を向上させますが、バックアップの作成時または復元時にパフォーマンスの低下や予期しない遅延を招く可能性があります。 リージョナル、デュアルリージョン、マルチリージョンのクラウド ストレージ間の違いと場所に関する考慮事項については、Google Cloud のドキュメントをご参照ください。
- システム管理ストレージを使用するなら、次の情報を入力します。
- [ボリューム タイプ] - PVC が既存の PV にバインドする必要がある場合は [静的] を選択します。 指定したストレージ クラスを使用して新しい PV をプロビジョニングする必要がある場合は、[動的] を選択します。
- [バックアップ ストア名] - バックアップ ストアの名前を定義します。 これは、以前に登録されたバックアップ ストアの名前と一致する必要があります。 この名前に使用できるのは、小文字のアルファベット、数字、およびハイフンだけで、先頭または末尾にハイフンを使用してはいけません。
- [時空間フィーチャ レイヤー データを含める] - 位置情報の共有ワークフローと GeoAnalytics Engine ワークフローで使用される時空間フィーチャ レイヤー データをバックアップに含めるには、このチェックボックスをオンにします。
- [サイズ (GiB)] - バックアップ ストアの PV のサイズを定義します。 最小サイズは 32 GiB で、静的バインドを使用する場合は、この値が既存の PV のサイズと一致する必要があります。 この値が既存の PV のサイズよりも大きい場合、PVC は PV とバインドしません。
- [ストレージ クラス名] - ストレージ クラスは既存の PV のストレージ クラスと一致する必要があります。
- [ラベル セレクター] - 静的プロビジョニングに必要で、ラベルは既存の PV のラベルと一致する必要があります。
- [登録] をクリックします。
注意:
ストレージ クラスが定義されていない既存の PV にバインドする場合は、ストレージ クラス名を空白のままにします。 クラスターにデフォルトのストレージ クラスが構成されている場合、DefaultStorageClass アドミッション コントローラーによってデフォルトのストレージ クラスが追加され、PVC がバインドされないようにします。 この場合、管理者は PV にストレージ クラスの指定を追加するか、デフォルトのストレージ クラスの構成を削除する必要があります。ストレージ プロバイダーが PV の拡張を許可していない場合は、バックアップ ストアのサイズを検討します。 この場合、組織が保持しているデータ量と、作成するバックアップの数を評価します。 元のバックアップ ストアの格納領域が不足した場合は、古いバックアップを削除するか、新しいバックアップ ストアを登録します。
ストレージ プロバイダーが PV の拡張をサポートしている場合は、ボリュームの構成を変更できます。 PV のサイズを変更できるかどうかは、ストレージ クラスの [allowVolumeExpansion] 設定で決定されます。 これを true に設定する必要があります。 詳細については、環境固有のドキュメントをご確認ください。
次に、バックアップを作成します。