レイヤーの数値属性またはテキスト属性を使用して、シーン内のフィーチャをフィルター処理できます。 たとえば、ニューヨーク市の建物を含むレイヤーがあり、各フィーチャの建設年が設定されている場合、1910 年から 1930 年の間に建設された建物だけを視覚化できます。 [レイヤー プロパティ] で、シーンでフィルターを適用することにより、シーン内の重要なフィーチャを強調し、不要なデータを除外できます。 フィーチャ レイヤー、3D オブジェクト シーン レイヤー、ポイント シーン レイヤー、および点群シーン レイヤーをフィルター処理できます。
レイヤー フィルターの適用
レイヤー フィルターを適用するには、次の手順を実行します。
- [フィルター] で、ドロップダウン メニューをクリックして属性を選択します。
- 必要に応じて、別の属性を選択して、別のフィルターを適用します。
- 数値属性とテキスト属性のどちらを選択したかに応じて、フィルター処理の方法として値の範囲または値のリストが示されます。
- 数値属性を選択した場合は、値のリストによるフィルター処理と値の範囲によるフィルター処理を切り替えることができます。
- 一度に 1 つのフィルターのみをレイヤーに適用できます。
値のリストによるフィルタリング
テキスト属性を選択した場合は、フィルターを適用できるすべての値のリストが示されます。
値のリストでフィルタリングするには、次の手順を実行します。
- 次のオプションを使用して、フィルターに追加するリスト内の属性値をオンにします。
- すべてのチェックボックスをオンまたはオフにするには、[<すべて>] をクリックします。
- リストに表示されていない値を選択するには、[<その他の値すべて>] チェックボックスをオンにします。
属性値の横に、各属性値を持つフィーチャの数が表示されます。
- 必要に応じて、[<属性> の値がないフィーチャを表示] チェックボックスをオンにして、選択した属性の値を持たないフィーチャを表示します。
値の範囲によるフィルタリング
数値属性を選択した場合は、フィルター処理の範囲を設定するための値スライダーが示されます。
値の範囲でフィルタリングするには、次の手順を実行します。
- スライダーを調整して、フィルターの値の範囲を設定します。
- 値ボックスでスライダー ハンドルの高い値と低い値を手動で設定し、シーン内のフィルター処理を微調整できます。
- 属性フィルターの最小値と最大値を設定します。
- 最小値と最大値は、スライダーの最高境界と最低境界を決定します。
- 最小値と最大値を調整することで、フィルター処理の値の範囲を絞り込んだり広げたりできます。
- 必要に応じて、[<属性> の値がないフィーチャを表示] チェックボックスをオンにして、選択した属性の値を持たないフィーチャを表示します。
- 必要に応じて、[リストに切り替え] をクリックして、値のリストによるフィルター処理に切り替えます。
- 必要に応じて、[スライダーに切り替え] をクリックして、値の連続的な範囲によるフィルター処理に切り替えます。