マップ、アプリ、グループの埋め込み

ArcGIS 11.5 | |  Help archive

マップ、アプリ、またはマップやアプリのグループを共有する方法の 1 つに、ブログや組織の Web サイトなどの Web ページにそれらを埋め込むというものがあります。 ArcGIS Enterprise では、必要なコードと、レイアウトや表示用のオプションを提供しています。 ArcGIS Enterprise ポータルのツールを使用してマップ、アプリ、およびグループを埋め込むには、共有権限が必要です。

マップの埋め込み

すぐに使用できる HTML コードを使用して、Map Viewer で開いているパブリック マップを埋め込むには、以下を実行します。

  1. Map Viewer で、保存されたマップを開きます。
  2. マップがすべての人と共有 (パブリック) されていることを確認します。
    注意:

    マップがパブリックに共有されていない場合は、[マップの埋め込み] マップの埋め込み をクリックすると、マップの共有設定が自動的に開きます。

    詳細については、「マップの共有に関する注意事項」をご参照ください。

  3. [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーの [マップの埋め込み] マップの埋め込み をクリックします。
  4. 必要に応じて、[埋め込み] ウィンドウで、次の手順に従ってマップを構成します。
    • マップ モード (明色または暗色) を選択します。
    • マップに含めるマップ エレメント (マップ タイトル、凡例、マップ サマリー、ブックマーク) の横にあるチェックボックスをオンにします。
    • [Map Viewer で開く] 切り替えボタンをオンにして、Map Viewer で埋め込みマップを開くオプションを有効化します。
  5. [HTML のコピー] をクリックして、表示されている HTML コードをコピーします。
  6. マップを表示する Web ページにそのコードを貼り付けます。
    注意:

    HTML コードには、スクリプト タグと、埋め込むマップを含むカスタム要素が含まれています。 スクリプト タグを Web ページの <head> に貼り付けます。 マップを表示したい Web ページの <body> にカスタム エレメントを貼り付けます。

アプリの埋め込み

Web サイトに、マップではなくアプリを埋め込むことができます。 アプリの埋め込みは、さまざまなシナリオで役立ちます。 次のような例があります。

  • 構成したアプリ機能をすべて含む ArcGIS Configurable AppsArcGIS Configurable Apps テンプレート (たとえば [基本ビューアー] テンプレート) を使用して作成したアプリを表示できます。
  • ルート案内テンプレートから作成されたアプリを埋め込んだり ArcGIS Web AppBuilder のルート案内ウィジェットを使用することで、World Routing Service のような認証情報が埋め込まれたプレミアム サービスを含むマップを表示できます。

パブリック Web マップを埋め込む際に、[Web サイトに埋め込む] オプションを使用して、アプリを Web サイトに埋め込むことができます。 マップの代わりにアプリを埋め込むには、以下の手順で、生成済みの HTML コードを変更します。 この手順を使用して、ホスト Web アプリや Web AppBuilder アプリを埋め込むことができます。

  1. コンテンツを共有する権限のあるアカウントでサイン インしていることを確認します。
  2. マップおよび Web アプリを作成します。
  3. アプリのアイテム ページの [概要] タブ、またはアプリ起動時の Web ブラウザーのアドレス バーから、アプリの URL をコピーします。
  4. Map Viewer Classic で、アプリの作成に使用されたマップを開き、[共有] をクリックします。
    注意:

    現在、この機能は Map Viewer Classic でのみサポートされています。 この機能は Map Viewer の今後のリリースで提供される予定です。

  5. マップがすべての人と共有 (パブリック) されていることを確認して [Web サイトに埋め込む] をクリックします。

    このオプションを利用できない場合は、マップがパブリックでないため、そのマップを埋め込むことはできません。 マップを所有している場合、そのマップのステータスをパブリックに変更できます。

  6. マップの埋め込みに必要なサイズを選択します。
  7. 表示された HTML コードから、src= の後から ></iframe> の前までの部分のコードを削除し、コピーしたアプリの URL を貼り付けます。

    たとえば、"http://arcgis.com/apps/Embed/index.html?webmap=4cc9f0ba8e8c4d68b50c01c17efd4730" を削除して "http://arcgis.com/apps/View/index.html?appid=6b6a075eca8d4899958fb273710a6806" に置き換えます。 コードの変更部分は以下のようになります。

    <iframe width="500" height="400" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" 
    src="https://arcgis.com/apps/View/index.html?appid=6b6a075eca8d4899958fb273710a6806"></iframe>
    
  8. HTML コード ブロック全体を、Web サイトの構成にコピーして貼り付けます。
    ヒント:

    また、URL パラメーターを使用して、埋め込もうとしているアプリの外観と操作性や機能を制御することもできます。

マップのグループと Web アプリの埋め込み

注意:

埋め込みギャラリーは非推奨になりました。 Web ページにコピーされた埋め込みコードは、正式に廃止されるまで引き続き動作します。 代わりに、Instant Apps を使用してグループ コンテンツを表示します。

ポータル Web サイトを使用してグループを埋め込むときに、レイアウトおよびグループ アイテムの表示方法を選択します。 埋め込むことができるのはパブリック グループのみで、マップと Web アプリだけが埋め込まれたギャラリーに表示されます。

  1. 埋め込むパブリック グループを開きます。
  2. [概要] タブで、[Web アプリの作成] をクリックします。
  3. [埋め込み (非推奨)] ボタン 埋め込み をクリックします。

    どちらのオプションも使用できない場合は、グループがパブリック グループでないため、グループを埋め込むことはできません。 グループ所有者、グループ マネージャー、およびグループを管理する権限を持つ管理者は、ステータスをパブリックに変更できます。

  4. グループ アイテムのレイアウトを選択します。
  5. マップと Web アプリの表示方法として、埋め込まれたギャラリー上、事前定義されたギャラリー アプリの新しいウィンドウ内、または構成済みアプリのウィンドウ内のいずれを選択します。

    アイテムを構成済みアプリの新しいウィンドウに表示する場合は、アプリの URL を指定します。

  6. 表示されている HTML コードをコピーします。
  7. [完了] をクリックします。
  8. グループを表示する Web ページにコードを貼り付けます。