コラボレーション ゲストはホスト フィーチャ レイヤーおよびビューに対する編集の同期スケジュールを設定できます。
フィーチャ レイヤーの編集の片方向の同期
ホスト フィーチャ レイヤーまたはビューがコピーとして共有されると、それ以降にソース レイヤーに加えられた更新が、設定された同期間隔に基づいて同期されます。 デフォルトでは、編集の同期は、ソース フィーチャ レイヤーまたはビューから受信側の各参加者への一方向にのみ行われます。 受信側の参加者によってホスト フィーチャ レイヤーまたはビューに加えられた編集は、ソース フィーチャ レイヤーに同期されません。 また、ソース エレメントやソース レイヤーから編集が同期された場合、その編集は上書きすることができます。
フィーチャ レイヤーの編集の双方向の同期
10.9 以降、参加者にコラボレーション ワークスペースへの [送受信] アクセス権限がある場合、コピーとして共有しているフィーチャ レイヤーへのデータ編集を双方向に同期することで、データ編集を双方向で共有できるようになりました。 スケジュール設定された同期が発生すると、ソース フィーチャ レイヤーに対する編集が受信側の参加者に共有され、受信側の参加者による編集がソース レイヤーに共有されます。 同期は、スケジュール設定された間隔でゲストによって開始されます。 同期中、以前に共有されたコンテンツの差分に加えて、コラボレーション グループに新たに共有されたコンテンツが、他の参加者のグループと同期されます。
注意:
編集内容の双方向共有をサポートするフィーチャ レイヤーを編集する際には、同時編集を検出して防ぐチェックが実行されないことに注意してください。 編集が送信されると、最後に送信された変更が優先され、既存の編集内容は上書きされます。 データの競合を避けるために、追加編集を行う前には、フィーチャ サービスのアーカイブ版をご参照ください。
ホストとして編集の同期をスケジュール設定
コラボレーション ホストは、フィーチャ レイヤーまたはフィーチャ レイヤー ビューが同期される場合、スケジュールを設定できません。 編集の同期間隔を決定できるのはゲストのみです。
ゲストとして編集の同期をスケジュール設定
コラボレーション ゲストは、フィーチャ レイヤーおよびフィーチャ レイヤー ビューが同期される場合、スケジュールを設定できます。
- ゲストがソース レイヤーを所有している場合は、設定されたスケジュールに基づいて編集が参加者間で同期されます。
- ゲストがソース レイヤーの所有者でない場合は、設定されたスケジュールによって、同期された編集を受信するタイミングが決まります。
同期スケジュールの間隔はコラボレーション ワークスペースで設定されます。 詳細については、「コラボレーション ワークスペースの編集」をご参照ください。