Map Viewer (以前は個別のベータ インストールでしたが、現在はポータルに自動的に含まれます ) で、スケッチ レイヤーを作成して、マップ上にフィーチャを作成することができます。 スケッチ レイヤーはフィーチャ コレクションの一種です。 スケッチ レイヤーを作成する際は、フィーチャを作成して、マップ上に表示したいものをシンボル表示できます。 フィーチャをクリックしたときにポップアップに表示される説明情報を追加することもできます。
スケッチ レイヤー内のフィーチャはマップと一緒に保存されるため、マップ作成者しか、フィーチャの編集と保存ができません。 スケッチ レイヤーの作成は、たとえば都市の公園やレクリエーション部門が管理するスイミング プールなど、数が少ないフィーチャをマップに追加する良い方法です。 スケッチ レイヤーは、公開権限のある組織アカウントも ArcGIS Server へのアクセス権も持っていない場合に、フィーチャ レイヤーを作成する方法でもあります。
スケッチ レイヤーには 6 種類のフィーチャを描画できます。 スタンプ、ライン、ポリゴン、四角形、円、テキストのいずれかです。
注意:
スケッチ フィーチャにスタイルを設定すると、スタイルとポップアップ コンテンツは、その後に配置された同じタイプのフィーチャにも適用されます。 スタイルの変更は、最も最近配置されたフィーチャと後続のフィーチャに適用されます。
スタンプの追加
スタンプを使ってマップ上の対象ポイントをシンボル表示できます。 たとえば、病院、避難場所、ハイキング コースを表す特別なシンボルを使用できます。
スタンプを追加するには、次の手順に従います。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーの [追加] をクリックして、[スケッチ レイヤー] を選択します。
[スケッチ] ウィンドウが表示されます。
- [フィーチャの描画] で [スタンプ] を選択します。
[スタンプ] ウィンドウが表示されます。
- マップ上でスタンプを配置するポイントをクリックします。
デフォルトのスタンプがマップに配置されます。
- [スタンプ] ウィンドウで [シンボル] セクションを展開し、ドロップダウン メニューからシンボル セットを選択します。
- シンボル セットからシンボルを選択します。 必要に応じて、[背景色の反転] をクリックして、暗い背景にシンボルがどのように表示されるかを表示します。
デフォルトのスタンプが選択したシンボルに変わります。
- スタンプの見た目を変更するには、シンボルに応じて次のオプションを使用します。
- [サイズ] - スライダーを使ってシンボルのサイズを変更するか、テキスト ボックスでピクセル値を変更します。 必要に応じて、[サイズを自動調整] チェックボックスをオンにして、マップの縮尺に合わせてシンボルのサイズを最適化します。
- [回転] - スライダーを使ってシンボルの向きを変更するか、テキスト ボックスで角度の値を変更します。
- [塗りつぶし] - 切り替えボタンがオンになっていることを確認します。 事前設定オプションかカスタム カラー パレットから色を選択します。 16 進数値を使用してカスタム色を指定することもできます。 カスタム色を保存するには [追加] をクリックします。保存した色を削除するには [削除] をクリックします。 必要に応じて、[塗りつぶしの透過表示] スライダーを使用して透過表示を塗りつぶしに適用するか、テキスト ボックスの透過表示の値を変更します。
- [アウトライン] - 切り替えボタンがオンになっていることを確認します。 色を選択し、[塗りつぶし] の場合と同様にアウトラインの透過表示を選択します。 [ストローク] セクションでは、スライダーを使ってラインの幅を変更するか、テキスト ボックスでピクセル値を変更します。 [幅を自動調整] チェックボックスをオンにすることもできます。
- 必要に応じて、以下に従ってポップアップをスタンプに追加します。
- [スタンプ] ウィンドウで [ポップアップ] をクリックします。
- [ポップアップの有効化] 切り替えボタンをオンにします。
- [タイトル] ボックスの横にある [編集] をクリックして、テキスト ボックスに名前を入力します。
- デフォルトの [テキスト] エレメント をクリックし、フィーチャに関する追加情報をテキスト ボックスに入力します。 [オプション] をクリックしてデフォルト テキスト エレメントを削除するか複製し、[コンテンツの追加] をクリックして新しいテキストか画像エレメントを追加することもできます。
- 終了したら、[戻る] 矢印をクリックして [スタンプ] ウィンドウに戻ります。
- [スタンプ] ウィンドウで [完了] をクリックします。
注意:
これらのシンボルは、2D グラフィックス用のベクター画像形式であるスケーラブル ベクター グラフィックス (SVG) 形式です。 ベクター シンボルは、ArcGIS Instant Apps、ArcGIS StoryMaps、ArcGIS Field Maps などの一部のアプリでしか使用できません。 ベクター シンボルにまだ対応していないアプリでマップが使用されている場合は、ベータ版のシンボルをマップに適用する代わりに、デフォルトのシンボルを適用します。
ラインの追加
ラインを使って境界とルートをシンボル表示できます。
ラインを追加するには、次の手順に従います。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーの [追加] をクリックして、[スケッチ レイヤー] を選択します。
[スケッチ] ウィンドウが表示されます。
- [フィーチャの描画] で [ライン] を選択します。
[ライン] ウィンドウが表示されます。
- マップ上で描画を開始するポイントをクリックします。
マップ上にポイントが表示され、そこからラインが伸びたラインをマウス ポインターで操作します。
- マップ上の別のポイントをクリックし、基点となるポイントまでラインを結びます。 マップ上の別のポイントを引き続きクリックし、頂点とライン セグメントをさらに追加します。
描画中にミスした場合は、キーボード ショートカットを使って頂点を元に戻したりやり直すことができます。
- ダブルクリックするかキーボード ショートカットを使って終点を配置し、ラインを完成させます。
ラインがマップ上に描画されます。
- ラインの見た目を変更するには、[ライン] ウィンドウで次のいずれかを実行します。
- 事前設定オプションかカスタム カラー パレットから色を選択します。 16 進数値を使用してカスタム色を指定することもできます。 カスタム色を保存するには [追加] をクリックします。保存した色を削除するには [削除] をクリックします。 必要に応じて、[アウトラインの透過表示] スライダーを使用して、透過表示をラインに適用します。
- [ストローク] でライン パターンを選択し、必要に応じて矢印を選択します。 スライダーを使ってラインの幅を変更するか、テキスト ボックスでピクセル値を変更します。
- 必要に応じて、以下に従ってポップアップをラインに追加します。
- [ライン] ウィンドウで [ポップアップ] をクリックします。
- [ポップアップの有効化] 切り替えボタンをオンにします。
- [タイトル] ボックスの横にある [編集] をクリックして、テキスト ボックスに名前を入力します。
- デフォルトの [テキスト] エレメント をクリックし、フィーチャに関する追加情報をテキスト ボックスに入力します。 [オプション] をクリックしてデフォルト テキスト エレメントを削除するか複製し、[コンテンツの追加] をクリックして新しいテキストか画像エレメントを追加することもできます。
- 終了したら、[戻る] 矢印をクリックして [ライン] ウィンドウに戻ります。
- [ライン] ウィンドウで、[完了] をクリックします。
ポリゴンの追加
ポリゴンを使って、不規則な形状のエリアをシンボル表示できます。
ポリゴンを追加するには、次の手順に従います。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーの [追加] をクリックして、[スケッチ レイヤー] を選択します。
[スケッチ] ウィンドウが表示されます。
- [フィーチャの描画] で [ポリゴン] を選択します。
[ポリゴン] ウィンドウが表示されます。
- マップ上で頂点を配置するポイントをクリックします。 ラインが自動的に描画され、配置された頂点が結ばれます。
描画中にミスした場合は、キーボード ショートカットを使って頂点を元に戻したりやり直すことができます。
- ダブルクリックするかキーボード ショートカットを使って最後の頂点を配置し、ポリゴンを完成させます。
ポリゴンがマップ上に描画されます。
- ポリゴンの外観を変更するには、[ポリゴン] ウィンドウで次のいずれかを使用します。
- [塗りつぶし] - 切り替えボタンがオンになっていることを確認します。 事前設定オプションかカスタム カラー パレットから色を選択します。 16 進数値を使用してカスタム色を指定することもできます。 カスタム色を保存するには [追加] をクリックします。保存した色を削除するには [削除] をクリックします。 必要に応じて、[塗りつぶしの透過表示] スライダーを使用して透過表示を塗りつぶしに適用するか、テキスト ボックスの透過表示の値を変更します。
- [アウトライン] - 切り替えボタンがオンになっていることを確認します。 色を選択し、[塗りつぶし] の場合と同様にアウトラインの透過表示を選択します。 [ストローク] セクションでは、スライダーを使ってラインの幅を変更するか、テキスト ボックスでピクセル値を変更します。
- 必要に応じて、以下に従ってポップアップをポリゴンに追加します。
- [ポリゴン] ウィンドウで [ポップアップ] をクリックします。
- [ポップアップの有効化] 切り替えボタンをオンにします。
- [タイトル] ボックスの横にある [編集] をクリックして、テキスト ボックスに名前を入力します。
- デフォルトの [テキスト] エレメント をクリックし、フィーチャに関する追加情報をテキスト ボックスに入力します。 [オプション] をクリックしてデフォルト テキスト エレメントを削除するか複製し、[コンテンツの追加] をクリックして新しいテキストか画像エレメントを追加することもできます。
- 終了したら、[戻る] 矢印をクリックして [ポリゴン] ウィンドウに戻ります。
- [ポリゴン] ウィンドウで、[完了] をクリックします。
四角形と円の追加
四角形と円を使って、規則的な形状のエリアをシンボル表示できます。
四角形または円を追加するには、次の手順に従います。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーの [追加] をクリックして、[スケッチ レイヤー] を選択します。
[スケッチ] ウィンドウが表示されます。
- [フィーチャの描画] で [四角形] または [円] を選択します。
それぞれ [四角形] または [円] ウィンドウが表示されます。
- マップ上でフィーチャを配置する場所をクリックしたまま、描画を開始する位置までドラッグします。
- マウス ボタンを離してフィーチャを完成させ、マップ上に配置します。
- 必要に応じて、フィーチャの外観を変更するには、[四角形] ウィンドウまたは [円] ウィンドウで、次のいずれかを実行します。
- [塗りつぶし] 切り替えボタンがオンになっていることを確認して塗りつぶしを変更します。 事前設定オプションかカスタム カラー パレットから色を選択します。 16 進数値を使用してカスタム色を指定することもできます。 カスタム色を保存するには [追加] をクリックします。保存した色を削除するには [削除] をクリックします。 必要に応じて、[塗りつぶしの透過表示] スライダーを使用して透過表示を塗りつぶしに適用するか、テキスト ボックスの透過表示の値を変更します。
- [アウトライン] 切り替えボタンがオンになっていることを確認してアウトラインを変更します。 色を選択し、[塗りつぶし] の場合と同様にアウトラインの透過表示を選択します。 [ストローク] セクションでは、スライダーを使ってラインの幅を変更するか、テキスト ボックスでピクセル値を変更します。
- 必要に応じて、以下に従ってポップアップを四角形または円に追加します。
- [四角形] または [円] ウィンドウで [ポップアップ] をクリックします。
- [ポップアップの有効化] 切り替えボタンをオンにします。
- [タイトル] ボックスの横にある [編集] ボタン をクリックして、テキスト ボックスに名前を入力します。
- デフォルトの [テキスト] エレメント をクリックし、フィーチャに関する追加情報をテキスト ボックスに入力します。 [オプション] をクリックしてデフォルト テキスト エレメントを削除するか複製し、[コンテンツの追加] をクリックして新しいテキストか画像エレメントを追加することもできます。
- 終了したら、[戻る] 矢印をクリックして [四角形] または [円] ウィンドウに戻ります。
- [四角形] または [円] ウィンドウで [完了] をクリックします。
テキストの追加
テキストをラベルに使用したり、マップ上のあらゆるものに関する情報を提供したりできます。
テキストを追加するには次の手順に従います。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーの [追加] をクリックして、[スケッチ レイヤー] を選択します。
[スケッチ] ウィンドウが表示されます。
- [フィーチャの描画] で [テキスト] を選択します。
[テキスト] ウィンドウが表示されます。
- マップ上でテキストを配置するポイントをクリックします。
- [テキスト] ウィンドウの [コンテンツ] ボックスにテキストを入力します。
- 必要に応じて、以下に従ってテキストのスタイルを設定します。
- [フォント] ドロップダウン メニューからフォントを選択します。
- [サイズ] テキスト ボックスの値を変更するか、矢印を使ってサイズを増減します。
- 事前に設定された [色] オプションから色を選択します。
- [ハロー] 切り替えボタンをオン/オフに切り替えて、色とサイズを設定します。
- 必要に応じて、以下に従ってポップアップをテキストに追加します。
- [テキスト] ウィンドウで [ポップアップ] をクリックします。
- [ポップアップの有効化] 切り替えボタンをオンにします。
- [タイトル] ボックスの横にある [編集] をクリックして、テキスト ボックスに名前を入力します。
- デフォルトの [テキスト] エレメント をクリックし、フィーチャに関する追加情報をテキスト ボックスに入力します。 [オプション] をクリックしてデフォルト テキスト エレメントを削除するか複製し、[コンテンツの追加] をクリックして新しいテキストか画像エレメントを追加することもできます。
- 終了したら、[戻る] 矢印をクリックして [テキスト] ウィンドウに戻ります。
- [テキスト] ウィンドウで [完了] をクリックします。
スケッチ フィーチャの編集
マップに描画したスケッチ フィーチャは、スタイル、シェープ、サイズ、位置を変更できます。
スケッチ フィーチャを編集するには以下を実行します。
- 次のいずれかの操作で、[スケッチ] ウィンドウを開きます。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーの [レイヤー] をクリックします。 スケッチ レイヤーを選択するか、そのレイヤーの [オプション] ボタン をクリックして、[スケッチ] を選択します。
- スケッチ レイヤーの [プロパティ] ウィンドウ で、[スケッチの編集] をクリックします。
[スケッチ] ウィンドウが表示されます。
- [フィーチャの選択] で [選択] を選択します。
- マップ上のフィーチャをクリックします。
マップ上でフィーチャが選択され、フィーチャに関連するウィンドウが表示されます。
- 必要に応じて、フィーチャを新しい場所にドラッグします。
- 必要に応じて、フィーチャのハンドルをドラッグして、フィーチャのサイズ変更または回転を行います。
- 必要に応じて、ライン、ポリゴン、四角形、または円の形状を変更します。
- 選択したフィーチャをクリックします。
シェープの頂点がオレンジになり、ライン セグメントの中点が白くなります。
- 頂点または中点を新しい位置にドラッグします。
- 中点をクリックして頂点を追加します。
中点が頂点になり、2 つの新しい中点が両側に追加されます。
- 選択したフィーチャをクリックします。
- 必要に応じて、フィーチャ ウィンドウの [削除] をクリックして、フィーチャを削除します。
- フィーチャ ウィンドウの [完了] をクリックして変更を確定し、選択を解除します。
複数のスケッチ フィーチャの編集
マップ上に描画した複数のフィーチャに対して、回転、サイズ変更、位置の変更を同時に行うことができます。
複数のスケッチ フィーチャを編集するには以下を実行します。
- 次のいずれかの操作で、[スケッチ] ウィンドウを開きます。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーの [レイヤー] をクリックします。 スケッチ レイヤーを選択するか、そのレイヤーの [オプション] ボタン をクリックして、[スケッチ] を選択します。
- スケッチ レイヤーの [プロパティ] ウィンドウ で、[スケッチの編集] をクリックします。
[スケッチ] ウィンドウが表示されます。
- [スケッチ] ウィンドウで、次のいずれかの操作を実行します。
- [四角形による選択] を選択して、四角形を描画することでフィーチャを選択します。
- [なげなわによる選択] を選択して、形状を描画することでフィーチャを選択します。
- マップ上のボックスをドラッグしてフィーチャを選択します。
マップ上で複数のフィーチャが 1 つの選択としてまとめられます。
- 必要に応じて、選択を新しい場所にドラッグします。
- 必要に応じて、選択のハンドルをドラッグして、フィーチャのサイズ変更または回転を行います。
- [スケッチ] ウィンドウの [削除] をクリックして、フィーチャを削除します。
- [スケッチ] ウィンドウを閉じて変更を確定し、選択を解除します。
スケッチ ショートカット
キーボード ショートカットを使うことで、ラインやポリゴンなどのスケッチ フィーチャの描画に役立ちます。 次の表は、利用できるショートカットの一覧と説明を示しています。
ショートカット | 説明 |
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Ctrl | 描画中にこのキーを押してスナップを無効化します。 スナップは正しい角度での描画、直線の描画、他のスケッチ フィーチャのエッジと頂点へのフィーチャの直接配置に役立つ視覚的なガイドを提供します。 |
C | 描画を完了します。 |
Z | 直前の頂点を元に戻します。 |
R | 直前の頂点をやり直します。 |
Esc | 描画をキャンセルします。 |