以下では、ArcGIS Enterprise on Kubernetes の 10.9.1 リリースで修正された不具合とそれ以降の更新について説明します。
10.9.1 のセキュリティの更新と必要な更新
修正された問題のリストでは、Esri テクニカル サポートに報告され、ArcGIS Enterprise 10.9.1 on Kubernetes のセキュリティの更新と必要な更新で修正されている不具合について説明しています。 このリリースのバージョン タグは 10.9.1.1612 です。
不具合 | 概要 |
---|---|
BUG-000149597 | ArcGIS Enterprise に格納された XSS の脆弱性。 |
BUG-000150625 | 新しいソフトウェア リリースへの更新の適用時に、利用可能なすべての更新が自動的に含まれます。 |
BUG-000150626 | 統一された ArcGIS Enterprise on Kubernetes ライセンスがアップグレード時にサポートされます。 |
BUG-000150628 | アップグレード時に代替または置換永続ボリュームを柔軟にサポートできます。 |
BUG-000150629 | 新しいソフトウェア リリースにアップグレードするオプションが利用可能な場合に、新しい機能とシステム要件の概要が示されます。 |
BUG-000150630 | ネットワーク接続が利用できない場合など、アップグレードを続行できない場合に、ステータス メッセージが表示されます。 |
BUG-000150631 | コンテナー レジストリにアクセスできない場合など、アップグレードを続行できない場合に、ステータス メッセージが表示されます。 |
10.9.1 Log4j の更新
修正された問題のリストでは、Esri テクニカル サポートに報告され、ArcGIS Enterprise 10.9.1 on Kubernetes Log4j 更新で修正されている不具合について説明しています。 このリリースのバージョン タグは 10.9.1.1611 です。
不具合 | 概要 |
---|---|
BUG-000147856 | Log4j を更新し、セキュリティの脆弱性に対処します。 |
10.9.1 ヘルプ言語パックの更新
修正された問題のリストでは、Esri テクニカル サポートに報告され、ArcGIS Enterprise 10.9.1 on Kubernetes ヘルプ言語パックの更新で修正されている不具合について説明しています。 このリリースのバージョン タグは 10.9.1.1610 です。
不具合 | 概要 |
---|---|
BUG-000145916 | ArcGIS Enterprise 10.9.1 on Kubernetes でサポートされているすべての言語の最終版ドキュメントを提供します。 |
10.9.1 ソフトウェア リリース
修正された問題のリストでは、Esri テクニカル サポートに報告され、ArcGIS Enterprise 10.9.1 on Kubernetes ソフトウェア リリースで修正されている不具合について説明しています。 このリリースのバージョン タグは 10.9.1.1599 です。
不具合 | 概要 |
---|---|
BUG-000144762 | ArcGIS Enterprise Administrator API を使用してストレージを構成する方法を説明する 10.9 のバックアップと復元のドキュメントで、JSON の両方の例に閉じ中括弧がありません。 |
BUG-000144765 | deploy.properties ファイルで存在しない TLS シークレットを指定しても、整合チェックやエラーが検知されず、デプロイメントが継続して完了してしまう。 |
BUG-000144768 | デプロイメントで PKCS1 形式のプライベート キーを持つ TLS 証明書が指定されると、組織の構成に失敗します。 |
BUG-000141185 | ArcGIS REST Services Directory ですべてのユーザーと共有されているサービスを表示するにはログインが必要です。 |
BUG-000144770 | ArcGIS Enterprise がフォワード プロキシで構成されている場合、組織の印刷サービスは印刷に失敗します。 |
BUG-000144771 | セットアップ ウィザードを使用して組織を作成するときにストレージ クラス名を指定しないと、組織の構成に失敗します。 |
BUG-000144772 | 組織のライセンス タブから ArcGIS Pro または他のアドオン ライセンスを割り当てると、メンバー名が返されません。 |
BUG-000144773 | 更新されたサーバー ライセンスをインポートした後、システムが管理するリレーショナル データ ストアが新しいライセンスの有効期限日で更新されません。 |
BUG-000144775 | Overview API の Update 操作について誤った説明と JSON の例がドキュメントに含まれています。 |
BUG-000139951 | 起動時にプライマリ リレーショナル データ ストア サービスにアクセスできない場合、ArcGIS Enterprise Administrator API ポッドを開始できません。 |
BUG-000144776 | CleanGPJobs タスクの実行後、ジオプロセシング ジョブに関連するデータ アイテムの一部が残り続けます。 |
BUG-000144777 | ユーザー管理のデータ ストアの登録に失敗すると、誤解を招くエラー メッセージが返されます。 |
BUG-000144779 | ArcGIS REST Services Directory からの ArcGIS Online Map Viewer で表示リンクが不正に連結され、マップのレンダリングに失敗します。 |
BUG-000144780 | 組織が正常に作成された後、複数の重大なログ メッセージが返され、サーバー出力ディレクトリが存在しないことが示されます。 |
BUG-000144781 | ArcGIS Enterprise Administrator API を使用してメトリクス ビューアー アプリの管理者用の認証情報を更新した後、新しい認証情報が保存されず、サイン インに使用できません。 |
BUG-000144782 | 組織の作成中にエラーが発生したかどうかを示す詳細な警告メッセージが表示されます。 |
BUG-000144783 | 公開中または開始中に GIS サービス エンドポイントにリクエストが行われると、そのリクエストが失敗します。 |
BUG-000144784 | システムおよびユーティリティ サービスの実行中に、複数の INFO レベルのメッセージが不要にログに記録され、ログが肥大化します。 |
BUG-000144785 | async=true のとき、サービス レベルまたはレイヤー レベルの編集に対する編集の適用操作が失敗します。 |
BUG-000144786 | バックアップの復元中、ingress サービスも再作成されるため、DNS 構成の不一致が生じます。 |
Windows および Linux 上の ArcGIS Enterprise 10.9.1 では、その他の問題も修正されています。 それらの多くは、ArcGIS Enterprise on Kubernetes にも適用されます (ArcGIS Server や ArcGIS Enterprise ポータルに関連する問題)。 詳細については、「対処された問題の一覧」をご参照ください。