トラブルシューティング

ここでは、ポータルを使用する際に遭遇する可能性がある問題と、推奨される解決策を示します。

注意:

シーン レイヤーと Scene Viewer に関する問題の解決方法については、「シーンと 3D データのトラブルシューティング」をご参照ください。

分散コラボレーションに関連したソリューションについては、「分散コラボレーションに関するよくあるご質問 (FAQ)」をご参照ください。

Web サイト

マップ

アプリ

ホスト Web レイヤー

コンテンツ

ArcGIS Pro

Web サイト

Web サイトの使用時に上限に到達しました。

この Web サイトには以下の上限があります。

  • ユーザーのグループ数: 512
  • アップロード ファイルのサイズ: 500 GB
  • サムネイル画像のサイズ: 1 MB
  • サイン イン期間: 2 週間
  • Web からアイテムを追加するための URL 文字数: 1,024
  • シェープファイル (*.zip) が Map Viewer Classic に直接追加された場合のサイズ制限: ファイルあたり 2 MB

メンバーを組織に追加しようとすると、ソフトウェア認証エラーが表示されます。

ArcGIS Enterprise のライセンスは、特定数のメンバーを許可しています。 組織のメンバー数がライセンスで許可された最大数にすでに達している場合、新しいアカウントを追加することはできません。追加しようとすると、「ソフトウェア認証エラーのために新しいアカウントを作成できません。 サポートが必要な場合は、Portal for ArcGIS 管理者に問い合わせてください。」というメッセージが表示され、新しいアカウントを追加できません。 新しいメンバーを追加するには、組織の管理者が新しいライセンスを取得するか、既存のメンバーを削除する必要があります。

ArcGIS Enterprise 組織にサイン インしようとすると、ソフトウェア認証エラーが表示されます。

ArcGIS Enterprise のライセンスは、特定数のメンバーを許可しています。 組織のメンバー数がその数値を超える場合、次に ArcGIS Enterprise にサイン インしようとすると、「ソフトウェア認証エラーのためにサイン インできません。 サポートが必要な場合は、Portal for ArcGIS 管理者に問い合わせてください。」というメッセージが表示され、新しいアカウントを追加できません。 組織の管理者は、新しいライセンスを取得するか、組織からメンバーを削除する必要があります。

マップ

マップに追加するレイヤーを検索する際、Web レイヤーだけがリストされます。

フィーチャ レイヤー、タイル レイヤー、画像レイヤー、KML レイヤー、OGC WMS レイヤー、WMTS レイヤー、WFS レイヤーの検索と追加ができます。 他のレイヤー タイプ (レイヤー パッケージなど) はサポートされていません。

マップに追加するレイヤーを検索する際、組織のすべてのレイヤーが検索結果にリストされません。

[マップ エリア内] チェックボックスをオンにしている場合は、現在のマップ範囲の範囲と交差するレイヤーのみが検索ボックスにリスト表示されます。

ポップアップの日時が、元のデータの日時と一致しません。

サーバーは日付を UTC (協定世界時) で格納します。 Web ブラウザーは日付を現地時間に変換します。 たとえば、ポップアップの時刻フィールドを表示する際にユーザーがサマータイムが適用されていない通常の時間のカリフォルニアにいる場合は、データの時刻より 8 時間早い時刻 (UTC-8) が表示されます。 このオフセットは日付にも同様の影響を与えます。 2017 年 7 月 7 日午前 12 時のデータをポップアップで表示すると、2017 年 7 月 6 日午後 5 時と表示されます。

日付は、マップ全体で異なる形式で表示されます。

Web マップで日付を表示すると、マップの各部で別々の形式が表示されることがあります。 マップの作成者は、ポップアップ、テーブル、およびラベルに表示される形式を構成できます。 タイム スライダーなど、マップのその他の部分では、自分のアカウントに関連付けられている言語によって、日付の形式が決まります。

時間は日付フィールドに表示されません。

時間を表示するのは、短い日付の形式のみです (たとえば、12/31/1999 および 31/12/1999)。 その他の日付形式では、時間は日付フィールドの一部として表示されません。 日付フィールドに時間を表示するには、ポップアップの日付フィールドを構成して、短い日付形式のいずれかを使用し、時間を表示するチェックボックスをオンにする必要があります。

編集可能なフィーチャ レイヤーでフィーチャのジオメトリを編集できません。

編集可能なフィーチャ レイヤーに m 値が含まれている場合、既存のフィーチャのジオメトリは編集できません。 レイヤー内の既存のフィーチャのジオメトリを編集するには、そのレイヤーの所有者が m 値を含むデータを別のレイヤー (同じサービス内でかまいません) に移す必要があります。

マップを印刷する際、一部のレイヤーが印刷されません。

管理者による印刷サービスの構成内容によっては、印刷されたマップに特定の種類のレイヤーが表示されない場合があります。 詳細については、管理者にお問い合わせください。 また、ブラウザーの印刷ボタンを使用してマップを印刷した場合、その他の多くのレイヤーおよびロゴも表示されないことがあります。 最も完全で適切な形式のマップを印刷するには、マップ ビューアー上の [印刷] ボタンを使用します。

マップ レイヤーは完全に描画されませんでした。

Map Viewer Classic でレイヤーを表示する際、フィーチャが多すぎて一度にすべてを表示できない場合があります。 この場合、Map Viewer Classic はレイヤーが完全に描画されなかった旨の警告を表示します。 省略されたフィーチャを表示するには、マップを拡大してマップ内を移動します。

マップでレイヤーを使用するためのベスト プラクティスの詳細

新しく作成された Web マップのサムネイルが生成されないか、正しく表示されません。

HTTPS を使用している ArcGIS Server サービスが Web マップに含まれている場合に、この問題が発生することがあります。 印刷サービスは、サムネイルを生成するときに使用します。 サムネイルを生成する印刷サービスが組み込まれたコンピューターにとって、HTTPS サービスをホストしている ArcGIS Server サイトが信頼できるサイトでない場合は、サムネイルが生成されないか、正しく表示されません。 これを解決するには、ポータル管理者に連絡し、コンピューターとサイト間で信頼を確立してもらいます。

マップに凡例がありません。

ベースマップ、OGC WMS レイヤーおよび WMTS レイヤーの凡例は表示されません。 また、外部からアクセスできないレイヤーの凡例や、マップ作成者が非表示にしたレイヤーの凡例も表示されません。

マップの凡例が、自分のマップ レイヤーで作成した凡例と異なっています。

フィーチャ レイヤーの凡例は、Web マップに保存された凡例と一致しない場合があります。 この現象は、元のレイヤーとは異なるシンボルを使用して Web マップにレイヤーを保存するときに発生します。 Web マップを保存するときに、シンボルはそのマップに保存されます。 したがって、異なるシンボルをレイヤーに保存し、Web マップにレイヤーの凡例を表示する場合は、Web マップからレイヤーを削除してから、もう一度追加します。

マップ コンテンツ内のレイヤーの順序を変更できません。

レイヤーは常にベースマップの上に表示され、フィーチャ レイヤーは常にタイルセット レイヤー (マップ イメージ、画像、タイル レイヤー) および KML レイヤーの上に表示されます。 マップ内のレイヤーのタイプによっては、すべてのレイヤーを上下に移動させることができない場合があります。 たとえば、1 つのマップ イメージ レイヤーと 3 つのフィーチャ レイヤーがある場合、フィーチャ レイヤーの順序を変更することはできますが、マップ イメージ レイヤーをフィーチャ レイヤーの上に移動することはできません。

操作中にマップが消失しました。

大きすぎてブラウザーがキャッシュできないマップにシーン レイヤーを追加した場合、マップが消失する場合があります。 大容量のデータを追加する際にマップが失われるのを防ぐために、作業を始める前にサイン インし、マップを定期的に保存します (アイテムを作成する権限が必要)。

Web マップに利用できなくなったレイヤーが含まれていて、マップをロードするとエラーが表示されます。 このレイヤーを削除して別のレイヤーと置き換えられるようにするには、どうしたらよいですか?

Web マップを保存します。 問題のあるレイヤーは保存されません。その後、必要に応じて、利用可能な他のレイヤーをマップに追加できます。

時間対応レイヤーを含むマップにタイム スライダーが表示されません。

時間対応レイヤーは、KML ドキュメント、埋め込みマップおよびファイルから取り込んだレイヤーではサポートされていません。 これらの場合は、タイム スライダーが表示されません。 マップ作成者がレイヤーのタイム アニメーションを無効にしている場合も、タイム スライダーは表示されません。

レイヤーをベースマップとして使用するオプションが表示されません。

ArcGIS Server サービス (マップ イメージ レイヤー)、OGC WMS、OGC WMTS、およびタイル レイヤーをベースマップとして使用できます。 ファイルから取り込んだレイヤー、KML ドキュメント、および Map Viewer Classic で作成したマップ メモまたは Map Viewer で作成したスケッチ レイヤーは、ベースマップとして使用できません。

独自のベースマップを使用する際、ベースマップ内の一部のズーム レベルがマップに表示されません。

これは、マップが現在のベースマップ (たとえば、地形図 (World Topographic) ベースマップなど) のズーム レベルを表示するためです。 ユーザーがベースマップに設定したズーム レベルを表示するには、マップを保存し、Map Viewer または Map Viewer Classic のページを閉じ (たとえば、ギャラリーに移動するなど)、再度マップを開きます。 追加したズーム レベルが表示されます。 マップを保存するには、アイテムを作成する権限が必要です。

ベースマップが利用できないため、マップのコンテンツが何も表示されません。

マップの座標系はベースマップによって設定されるため、Map Viewer Classic (旧名称: Map Viewer) は、有効なベースマップがないとマップ内にレイヤーを表示できません。 マップをベースマップと一緒に保存すると、Map Viewer Classic はそのベースマップだけを使用します。このベースマップが利用できない場合も、デフォルトのベースマップには戻りません。 ベースマップが利用できない場合、空間参照が同じ別のベースマップを使用することで、マップを修正できます。 ベースマップがタイル レイヤーである場合、利用できないベースマップと新しいベースマップのタイル スキーマは同じである必要があります。 ギャラリーで別のベースマップを選択するか、URL パラメーター basemapUrl を使用して、マップを修正します。

OGC WMS または OGC WMTS レイヤーをマップに追加する際、レイヤーの座標系がベースマップの座標系に合っていないことを示すエラーが表示されます。

このエラー メッセージは通常、Map Viewer Classic でマップにレイヤーを追加した後に、Web メルカトル (デフォルトの Map Viewer Classic ギャラリー内のベースマップの投影法) 以外の座標系にある OGC レイヤーを追加したときに表示されます。 これを修正するには、新しいマップを作成し、OGC レイヤーを先に追加します。 レイヤーが GCS WGS84 で表されている場合、Map Viewer Classic は GCS WGS84 World Imagery ベースマップを使用します。 OGC WMS または OGC WMTS レイヤーが、Web メルカトルと GCS WGS84 以外の座標系の場合は、ユーザーのレイヤーがベースマップとして使用されます。 WMTS レイヤーが複数の座標系をサポートしている場合、使用したい座標系を選択できます。

追加した航空写真がマップ上に表示されません。

Web メルカトル ベースマップ (ギャラリーのベースマップの投影法) を使用し、レイヤーが Web メルカトルでない場合、航空写真を使用しているタイル レイヤーはマップ上には表示されない場合があります。 レイヤーを表示するには、そのレイヤーをベースマップとして使用するか、タイル レイヤーと同じ投影法のベースマップの上に表示します。

一部のレイヤーがマップに正しく表示されません。 HTTP および HTTPS の URL が混在しているようです。 このような HTTP と HTTPS が混在したコンテンツでは、マップ表示に問題が生じますか?

特定の動作は、ブラウザーやブラウザーのバージョンに依存しています。

マップ内の HTTP ベースのレイヤーを開こうとすると、レイヤーが正しく読み込まれないか、またはブラウザーおよびブラウザー バージョンによって異なる動作をする場合があります。 これは、マップに追加するレイヤーおよび既存のマップのレイヤーに適用されます。 一部のブラウザーでは、これらのレイヤーを問題なく読み込むことができます。

HTTP と HTTPS が混在したコンテンツに関しては、各ブラウザー プロバイダーによる以下の情報をご参照ください。

レイヤーをマップに追加したり、既存のマップを開いたりしようとすると、Map Viewer Classic が 1 つ以上のレイヤーとのセキュアな接続を確立できない旨のメッセージが表示されます。

組織サイトが HTTPS のみを使用するように設定されていて、指定した URL が HTTP である可能性があります。 一部のブラウザーは、混在したコンテンツを通知またはブロックします。 レイヤーの URL を HTTPS に切り替えてお試しください。 または、レイヤーをホストするサーバーにおけるトランスポート レイヤー セキュリティ (TLS) の構成について、管理者にお問い合わせください。 TLS は、セキュア ソケット レイヤー (SSL) 暗号化プロトコルよりも新しくて安全な暗号化プロトコルで、ネットワーク間の安全な通信を実現します。

一部のフィーチャがマップにありません。

サイズが大きいデータセットは、ホスト フィーチャ レイヤーとして公開する必要があります。 シェープファイル、GeoJSON、CSV、TXT、または GPX ファイルを直接 Map Viewer Classic に追加すると、フィーチャが Web マップに格納されるため、Web マップを開くたびにダウンロードする必要があるデータの量が増加します。 データをホスト フィーチャ レイヤーとして公開すると、データセット内のフィーチャは、Web マップに格納されず、必要に応じて要求することが可能になります。

ポータルにサイン インしているときに、住所を含むテキスト ファイル (*.txt または *.csv) を追加する場合は、4,000 個のフィーチャを直接マップに追加できます。 匿名ユーザーとして、またはサインインしていないときに住所を含むテキスト ファイルを追加する場合は、250 のフィーチャを直接マップに追加できます。 この数を超えるフィーチャを含むデータセットは、ホスト フィーチャ レイヤーとして公開する必要があります。

ポイント データを含むシェープファイルもしくは GeoJSON ファイルを追加するときは、4,000 個のフィーチャを直接マップに追加できます。 ポリゴンまたはライン データを含むシェープファイルもしくは GeoJSON ファイルを追加するときは、2,000 個のフィーチャを直接マップに追加できます。 この数を超えるフィーチャを含むデータセットは、ホスト フィーチャ レイヤーとして公開する必要があります。 10 MB を超えるシェープファイルおよび GeoJSON ファイルは、フィーチャの数に関係なく、ホスト フィーチャ レイヤーとして公開する必要があります。

KML ドキュメントを追加した場合は、プレースマークからのフィーチャ、ネットワーク リンク、更新プロパティがないグラウンド オーバーレイ、フォルダーおよび拡張データが表示されます。 他のフィーチャは現在サポートされていません。

マップに追加したフィーチャを編集できません。

フィーチャ レイヤーを公開する場合、公開者はそのフィーチャ レイヤーを使用して実行可能な編集操作があればそれを指定します。 そのフィーチャ レイヤーが編集可能であることを確認します。 さらに、KML レイヤー、OGC WMS レイヤー、WMTS レイヤーは編集できません。

サービスにフィーチャ データが含まれているにもかかわらず、ポップアップを構成するオプションが表示されません。

Map Viewer (以前は別のベータ版インストールとして利用可能でしたが、現在はポータルに最初からあります) および Map Viewer Classic (旧名称: Map Viewer) はいずれも、OGC WMS および WMTS レイヤーでのポップアップの編集および表示をサポートしていません。 KML レイヤー上のポップアップの構成はサポートしていませんが、KML レイヤー内のすべてのフィーチャ データは自動的に表示されます (無効化または構成はできません)。

マップのレイヤー上のポップアップを削除できません。

Map Viewer Classic では、マップ レイヤーからポップアップを削除したり、区切りテキスト ファイル、シェープファイル、または GPX ファイルを追加するときに作成されたフィーチャからポップアップを削除したりできます。 Map Viewer Classic で作成されたマップ メモ レイヤー、および KML レイヤーのポップアップを削除することはできません。

Map Viewer Classic で更新したレイヤーのアイテム プロパティを保存するオプションが表示されません。

アイテム プロパティを保存できるのは、Map Viewer Classic に追加したレイヤーだけです。

Web 上の *.csv ファイルからマップに数値フィールドを正常にインポートできません。

小数点としてピリオドを使用している *.csv ファイルを Web から追加しているにもかかわらず、システムの言語では小数点がカンマに設定されている場合、数値フィールドが正しく表示されない場合があります。 ファイル内の小数記号は、システム言語で設定されている形式と一致する必要があります。 たとえば、システムが英語に設定されている場合、ファイルでは小数記号としてピリオドが使用されている必要があります。 システムがフランス語に設定されている場合、ファイルでは小数記号としてカンマが使用されている必要があります。

組織が、パブリックに共有されたマップで使用できる Bing Maps キーを持っています。 マップには Bing Maps ベースマップが表示されますが、一般ユーザーには ArcGIS Online のベースマップが表示されます。

組織サイトで、一般ユーザーが使用できるように Bing Maps キーが構成されていることを確認します。 構成が正しいのに一般ユーザーにはマップ内に Bing Maps ベースマップが表示されない場合は、マップをもう一度保存します。

スタイルの設定に問題があります。

レイヤーでフィーチャを検索するときには、検索候補として 6 つのフィーチャのみが返されます。

つまりこのリストには探しているフィーチャが含まれない可能性があります。

アプリ

構成しているストーリーに、サブスクリプション コンテンツを共有するための設定がありません。

マイ ストーリーを使用して、ストーリーのサブスクリプション コンテンツを共有できます。

ホスト Web レイヤー

ホスト フィーチャ レイヤーから、ホスト タイル レイヤーを公開できません。

ホスト フィーチャ レイヤーに特定のスタイルが設定され、ホスト フィーチャ レイヤー アイテムに保存されている場合は、ホスト フィーチャ レイヤーから公開されたホスト タイル レイヤーのマップ タイルを生成することはできません。

*.txt ファイルをホスト フィーチャ レイヤーとして公開することができません。

CSV ファイルは、形式が整っていて *.csv として保存される必要があります。 他のテキスト ファイルは、サポートされていません。

*.tpk ファイルをアップロードしてホスト タイル レイヤーとして公開しようとすると、「不明なサービス タイプのイメージ サービスです。」というエラーが表示されます。

LERC 圧縮を使用するタイル スキーマで作成されたタイル パッケージは、ArcGIS Online で公開すると、ホスト標高レイヤーになります。 これを読み込み、ArcGIS Enterprise ポータルに公開することはできません。

ArcGIS Pro を使用して組織のポータルに公開するオプションが表示されません。

ArcGIS Pro を使用して組織のポータルに公開するには、次の条件を満たしている必要があります。

  • ArcGIS Pro が正しいポータルに接続されている。 ArcGIS Pro では、組織のポータルをプロジェクトに追加して、アクティブなポータルにします。
  • 組織のポータルにサイン インして公開する必要があります。 ArcGIS Pro では、アクティブなポータルとサイン イン ステータスがプロジェクトの上部に表示されます。
  • ホスト レイヤーを公開する権限のあるロールが割り当てられたメンバーでなければなりません。 ポータルにサイン インして、ユーザーの名前を選択すると、そのユーザーのロールを確認できます。 メンバー プロフィールが開き、組織でのロールが表示されます。 ロールに割り当てられる権限について質問がある場合は、組織の管理者にお問い合わせください。
  • ArcGIS Enterprise でホスティング サーバーが構成されている必要があります。 ホスティング サーバーが存在すると、組織のメンバーは、ホスト レイヤーを ArcGIS Enterprise ポータルに公開することができます。 ホスティング サーバーが存在しない場合は、ホスト レイヤーを公開できません。 ホスティング サーバーが構成されているかどうかを確認するには、組織の管理者に問い合わせてください。 ホスト Web レイヤーの詳細については、「ホスト レイヤー」をご参照ください。

ホスト タイル レイヤーを公開するのに時間がかかります。

一般的に、タイルを特定のマップ向けにレンダリングする時間は、キャッシュされるマップの空間範囲、マップ内のレイヤー数、およびマップの処理時におけるシステムの負荷に基づいています。 システムは、負荷が増加するにつれて (コンピューターを追加することで) 自動的に拡張できるように設計されています。 ただし、システムの負荷が大幅に増加した場合は、時間差が発生する可能性があります。

ポータルにアップロードしたサービス定義 (*.sd) ファイルを公開すると、「アイテムを公開できません。 このアイテムは ArcGIS Online サービスに公開できません。」というメッセージが表示され、公開に失敗します。

ArcGIS Server Web サービスのサービス定義ファイルが、ホスト レイヤーのサービス定義ファイルと異なります。 サービス定義ファイルを保存するときの接続先は、作成されたサービス定義ファイルの種類によって異なります。

ArcGIS Pro で、サービス定義ファイルを作成する際に ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise ポータルに接続する場合、サービス定義ファイルを使用して公開できるのはホスト レイヤーのみです。 サービス定義ファイルを作成する際にスタンドアロン ArcGIS Server サイトに接続する場合、サービス定義ファイルを使用して公開できるのは ArcGIS Server Web サービスのみです。

ホスト フィーチャ レイヤーで、ArcGIS Pro で定義したものと同じシンボルが使用されません。

ArcGIS Pro でのマップ作成時に使用される複雑なカートグラフィック シンボルの中には、Web ブラウザーで表示できないものもあります。 ほとんどのシンボル タイプは利用できますが、公開時にシンボルがダウングレードされる場合があります。 必要に応じて公開前にマップのシンボルを変更します。

コンテンツ

フィーチャ レイヤーを Map Viewer Classic (旧名称 Map Viewer) に追加したり、レイヤーを検索したりするときに、「ヒープ エリア不足の例外です」というエラー メッセージが表示されます。

フィーチャ レイヤーに、大きく複雑なフィーチャを含むマルチパッチ レイヤーがある場合、フィーチャ サービスが実行されている ArcGIS Server サイトでヒープ メモリが不足する場合があります。 フィーチャ サービスが実行されている ArcGIS GIS Server サイトの管理者にご連絡ください。その管理者が、そのサイトで各コンピューターの SOC の最大ヒープ サイズ設定を大きくする必要があります。 SOC の最大ヒープ サイズ設定は、ArcGIS Server 管理者ディレクトリで変更できます。

フィーチャ レイヤーにマルチパッチ レイヤーが含まれているかどうかを確認するには、ArcGIS Server サービス ディレクトリで個々のレイヤーの [ジオメトリ タイプ] を確認します。 フィーチャ レイヤーがポータルのアイテムである場合、フィーチャ レイヤーの詳細ページを開き、[概要] タブの [レイヤー] セクションのレイヤー名をクリックして、各レイヤーの ArcGIS Server サービス ディレクトリ情報を開くことができます。

コンテンツ アイテムの範囲を設定する際に、エラー メッセージが表示されるのはなぜですか?

180 度の子午線を超える範囲の設定はサポートされていません。 この子午線を除外した新しい範囲を定義します。

ArcGIS Pro

ArcGIS Pro でアイテムを開けません。

ArcGIS Pro アドインファイルを開くには、ArcGIS Pro 1.1 以降が必要です。

アドインには、後方互換性はありますが、前方互換性はありません。 たとえば、ArcGIS Pro 1.1 アドインは ArcGIS Pro 1.1 以降で開くことができますが、ArcGIS Pro 1.2 アドインは ArcGIS Pro 1.2 以降でしか開くことができません。

レイヤー パッケージまたはマップ パッケージのアイテム詳細を更新すると、[アイテム プロパティの維持] を選択した場合でも画像は更新されます。

レイヤー パッケージまたはマップ パッケージを更新する際、アイテム プロパティのサムネイルはパッケージ内のサムネイルにリセットされます。 これは、サーバー上でアイテム プロパティを保護していた場合でも同様です。 アイテムを更新した後は、アイテム ページに表示する画像をアップロードする必要があります。

レイヤー パッケージを開く際に、ログインを求められました。

グループで共有されているがパブリックになっていないパッケージを開く際は、(ポップアップ ダイアログ ボックスで) ポータルのユーザー名およびパスワードの入力を求められます。 ダイアログ ボックスには、ログイン情報を保存するオプションが含まれています。このオプションを使用すると、ユーザー名およびパスワードを再入力することなく、共有されているパッケージを開くことができます。