ストーリーをよりわかりやすく伝えるために、新しいシーンまたは既存のシーンにレイヤーを追加します。 [マイ コンテンツ] や [組織] などの Scene Viewer リソースを参照し、コンテンツを追加してシーンを強化できます。 URL を入力してレイヤーを追加することもできます。
注意:
レイヤーの要件については、「グローバル シーンとローカル シーン: レイヤーのサポート」をご参照ください。
- ポータルにサイン インしていることを確認し、Scene Viewer を開きます。
- [デザイナー] ツールバーで、[レイヤーの追加] をクリックしてレイヤーを追加します。
- [保存] をクリックして、シーンに追加されたレイヤーを保存します。
Scene Viewer でサポートされているレイヤー
Scene Viewer は、次のレイヤーをサポートしています。
- CSV レイヤー
- 標高レイヤー
- フィーチャ レイヤー
- GeoJSON レイヤー
- イメージ レイヤー 1
- マップ イメージ レイヤー
- OGC Web フィーチャ サービス (WFS)
- OGC Web マップ サービス (WMS)
- OGC Web マップ タイル サービス (WMTS)
- シーン レイヤー
- 3D オブジェクト
- ビルディング
- 3D メッシュ
- 地点
- 点群
- ボクセル 2
- タイル レイヤー
- ベクター タイル レイヤー
注意:
- 1 Scene Viewer では、Map Viewer Classic で設定されたイメージ レンダリング プロパティがすべてサポートされるわけではありません。
- 2 ボクセル レイヤーは、WebGL2 でのみサポートされています。 Safari を使用している場合は、バージョン 15 以降が必要です。 「Scene Viewer の要件」をご参照ください。
Scene Viewer で ArcGIS Enterprise と ArcGIS Online レイヤーを利用できるかどうかについては、「Scene Viewer のレイヤーのサポート」をご参照ください。
レイヤーの検索
レイヤーをシーンに追加するには、次の手順を実行します。
- [デザイナー] ツールバーで、[レイヤーの追加] をクリックします。
- [レイヤーの参照] をクリックして以下からレイヤーを検索します。
- [マイ コンテンツ] - 所有するレイヤーが含まれています。
- [お気に入り] - お気に入りとしてマークされたレイヤーが含まれています。
- [マイ グループ] - 所属しているグループのレイヤーが含まれています。
- [組織] - 組織のレイヤーが含まれています。
- [Living Atlas] - ArcGIS Living Atlas of the World から選択したレイヤー (交通量レイヤー、人口統計レイヤー、土地被覆レイヤーなど) が返されます。 このオプションは、ArcGIS Living Atlas of the World コンテンツを使用するように構成されたポータルにサイン インしている場合にのみ利用できます。
- 必要なレイヤーを見つけやすいように、次のいずれかを実行します。
- 検索テキスト ボックスに検索語句を入力します。 また、高度な検索を使用して、検索結果を絞り込むこともできます。
- [フィルター] ボタン をクリックして、検索結果を絞り込みます。 たとえば、組織内のレイヤーを検索していて、コンテンツのカテゴリが設定されている場合、[カテゴリ] フィルターを使用して結果を絞り込むことができます。 また、ArcGIS Living Atlas レイヤーの結果を、ArcGIS の標準カテゴリ セットや [地域] フィルターを使用してフィルター処理することもできます。 検索で信頼できるとしてマークされたレイヤーのみを返す場合は、[ステータス] フィルターを使用します。 表示されるフィルター オプションは、レイヤーを検索する場所と、サイン インの有無およびその方法によって異なります。
注意:
現在のビューに基づいて検索結果を制限するには、[マップ エリア内のコンテンツのみを表示] を選択します。 たとえば、シーンを米国ネバダ州に拡大すると、検索結果は現在のビューに合わせて並べ替えられます。 ビューをペンシルバニア州に変更すると、通常、(キーワードに応じて) 異なる結果が返されます。 現在のビューに重なり合っている (キーワードに一致する) すべてのレイヤーが返されます。
- [並べ替え] ボタン をクリックして、必要に応じてレイヤーの結果を並べ替えたり、並べ替え方向を変更します。
- レイヤーの重要な詳細を表示するには、そのタイトルをクリックします。 レイヤーの詳細ウィンドウで、[完全なアイテム詳細の表示] ボタン をクリックすると、アイテム ページが開き、レイヤーの詳細が表示されます。
- [追加] をクリックして、レイヤーをシーンに追加します。
- 追加するレイヤーごとに上記の手順を繰り返します。
ヒント:
レイヤーの詳細ウィンドウで [お気に入りに追加] をクリックすると、レイヤーの結果をお気に入りに追加できます。 Scene Viewer やコンテンツ ページの [お気に入り] タブでレイヤーを検索するときに、お気に入りの完全なリストを表示するには、[お気に入り] を選択します。
- レイヤーをシーンから削除するには、[削除] をクリックします。
- [デザイナー] ツールバーにある [保存] をクリックして、シーンに追加されたレイヤーを保存します。
- さらにレイヤーをシーンに追加するか、[完了] をクリックします。
ArcGIS Web サービス レイヤーの追加
レイヤーの URL を入力して ArcGIS Web サービス レイヤーをシーンに追加することもできます。
- [デザイナー] ツールバーで、[レイヤーの追加] をクリックします。
- [ArcGIS Web サービス] をクリックして [レイヤー URL の入力] ウィンドウを開きます。
- [レイヤー名] テキスト ボックスにレイヤーの名前を入力します。
- [レイヤーの URL] テキスト ボックスにサービスの URL を入力します。
- 必要に応じて、サービスに作成するリクエストにカスタム パラメーターを追加する場合は、次の手順を実行します。
- [カスタム パラメーター] の [カスタム パラメーターの構成] をクリックして、[カスタム リクエスト パラメーター] ウィンドウを開きます。
- [パラメーターの追加] をクリックします。
- [パラメーター] テキスト ボックスに、追加するパラメーターの名前を入力します。
- [値] テキスト ボックスにパラメーター値を入力します。
- 追加する各パラメーターに対して上記の手順を繰り返します。
- 変更内容を適用して [完了] をクリックし、[レイヤー URL の入力] ウィンドウに戻ります。
指定したカスタム パラメーターは、サービスに作成されるすべてのリクエストに自動的に適用されます。
- [追加] をクリックし、サービスをシーンに追加します。
GeoJSON レイヤーの追加
GeoJSON は、オープン規格の地理空間データ交換形式で、単純な地理フィーチャとその非空間属性を表します。
GeoJSON レイヤーを追加するには、次の手順を実行します。
- [デザイナー] ツールバーで、[レイヤーの追加] をクリックします。
- [GeoJSON] をクリックして [GeoJSON] ウィンドウを開きます。
- [レイヤーの URL] テキスト ボックスにサービスの URL を入力します。
- [レイヤー名] テキスト ボックスにレイヤーの名前を入力します。
- 必要に応じて、サービスに作成するリクエストにカスタム パラメーターを追加する場合は、次の手順を実行します。
- [カスタム パラメーター] の [カスタム パラメーターの構成] をクリックして、[カスタム リクエスト パラメーター] ウィンドウを開きます。
- [パラメーターの追加] をクリックします。
- [パラメーター] テキスト ボックスに、追加するパラメーターの名前を入力します。
- [値] テキスト ボックスにパラメーター値を入力します。
- 追加する各パラメーターに対して上記の手順を繰り返します。
- 変更内容を適用して [完了] をクリックし、[GeoJSON] ウィンドウに戻ります。
指定したカスタム パラメーターは、サービスに作成されるすべてのリクエストに自動的に適用されます。
- [追加] をクリックし、サービスをシーンに追加します。
CSV レイヤーの追加
カンマ区切り値ファイル (CSV) は、一般的に位置情報が含まれている、Web ベースのテキスト ファイルです。
CSV レイヤーを追加するには、次の手順を実行します。
- [デザイナー] ツールバーで、[レイヤーの追加] をクリックします。
- [CSV] をクリックして [CSV] ウィンドウを開きます。
- [レイヤーの URL] テキスト ボックスにサービスの URL を入力します。
- [レイヤー名] テキスト ボックスにレイヤーの名前を入力します。
- 必要に応じて、サービスに作成するリクエストにカスタム パラメーターを追加する場合は、次の手順を実行します。
- [カスタム パラメーター] の [カスタム パラメーターの構成] をクリックして、[カスタム リクエスト パラメーター] ウィンドウを開きます。
- [パラメーターの追加] をクリックします。
- [パラメーター] テキスト ボックスに、追加するパラメーターの名前を入力します。
- [値] テキスト ボックスにパラメーター値を入力します。
- 追加する各パラメーターに対して上記の手順を繰り返します。
- 変更内容を適用して [完了] をクリックし、[CSV] ウィンドウに戻ります。
指定したカスタム パラメーターは、サービスに作成されるすべてのリクエストに自動的に適用されます。
- [追加] をクリックし、サービスをシーンに追加します。
見通し線レイヤーの追加
[見通し線] ツール を使用して、観測点から複数の目標点への 3D 可視解析を実行できます。 観測点と複数の目標点の間の可視性が、ビューに現在表示されているコンテンツ (地表、3D メッシュ、建物や樹木などの 3D オブジェクトなど) に対して計算されます。
見通し線解析はラインと球体で表示され、緑色のラインは観測点から見える部分、赤色のラインは見えない部分を示しています。 また、緑色の球体は、ライン全体が緑色である可視のターゲットを示し、赤色の球体は不可視のターゲットを示しています。 見通し線を計算できない場合、灰色で表示されます。 これは目標点または観測点のいずれかがビューにないか、このどちらもビューにない場合に起こります。
見通し線レイヤーの作成
見通し線レイヤーを作成して追加するには、次の操作を行います。
- [デザイナー] ツールバーで、[レイヤーの追加] をクリックします。
- [見通し線] をクリックして [見通し線] ウィンドウを開きます。
- シーン内をクリックして、観測点を配置します。
- クリックしてドラッグすることで、目標点を配置します。
クリックしてドラッグすることで、さらに目標点を配置します。
- [停止] をクリックすることで、ポイントの配置をいつでも停止できます。
次のいずれかを実行します。
- ポイントをクリックしてドラッグすることで、見通し線を調整します。
- [続行] をクリックして目標点をさらに配置します。
- [新規] をクリックして見通し線をリセットします。
- 目標点を右クリックして削除します。
- 完了したら [完了] をクリックします。
新しい見通し線レイヤーが [レイヤー マネージャー] のレイヤー リストに追加されます。
見通し線レイヤーの修正
見通し線レイヤーを修正するには、次の操作を行います。
- [レイヤー マネージャー] をクリックして [レイヤー マネージャー] ウィンドウを開きます。
- 見通し線レイヤーを選択するか、レイヤー オプション ツール をクリックし、[見通し線の編集] を選択して [見通し線] ウィンドウを開きます。
- 次のいずれかを実行します。
- ポイントをクリックしてドラッグすることで、見通し線を調整します。
- [続行] をクリックして目標点をさらに配置します。
- [新規] をクリックして見通し線をリセットします。
- 目標点を右クリックして削除します。
- [停止] をクリックすることで、ポイントの配置をいつでも停止できます。
- 変更内容を適用して [レイヤー マネージャー] ウィンドウに戻るには、[完了] をクリックします。
中止して [レイヤー マネージャー] ウィンドウに戻るには、[キャンセル] をクリックします。
ディメンション レイヤーの追加
[ディメンション] ツール を使用して、シーン内のオブジェクトのディメンションに関する重要な情報を伝達できます。 各ディメンション レイヤーにより、ポイント間の水平、垂直、または対角線のいずれかの距離を表示するラベルを使用して、複数のディメンションを作成できます。 各レイヤーのラインやラベルのさまざまな色やサイズによって、ディメンションをテーマごとにグループ化して、視覚効果をカスタマイズすることができます。 ディメンションはシーンに保存されます。既存の開発や開発計画などのスライドでこれを使用して、関係者と共有することができます。
ディメンション レイヤーの作成
ディメンション レイヤーを作成するには、次の手順を実行します。
- [デザイナー] ツールバーで、[レイヤーの追加] をクリックします。
- [ディメンション] をクリックして、[ディメンション] ウィンドウを開きます。
- シーン内をクリックして最初のポイントを配置します。
- クリックしてドラッグし、エンドポイントを配置します。
シーン内をクリックしてさらにディメンションを配置します。
- [停止] をクリックすると、ディメンションの追加が中断されます。
- ディメンションを編集するには、次のいずれかを実行します。
- ディメンションをクリックして、距離を編集するポイントをドラッグします。
- 可能であれば、ディメンションの配置を回転させます。
- オレンジ色のバーをクリックして、ディメンション エッジを変更し、ドラッグしてラベルを配置します。
- [ライン] で [色] をクリックし、ラインの色を変更します。
- カラー パレットで色を選択します。
- HEX、RGB、または HSV 値を使用してユーザー設定の色を作成します。
- [保存済み] で、一時的に色を保存できます。 色を追加または削除するには、 または をクリックします。
- [完了] をクリックすると設定が適され、前のウィンドウに戻ります。
最近使用した色のいずれかをクリックすることもできます。
- [ラベル] で [色] をクリックし、色オプションを使ってラベルの色を変更します。 最近使用した色のいずれかをクリックすることもできます。
- [サイズ] で、[小]、[中]、または [大] を選択して、ラインとラベルのサイズを設定します。
- さらにディメンションを追加するには、[追加] をクリックします。
- [すべて削除] をクリックすると、そのレイヤーディメンションがクリアされるので、最初からやり直します。
- 完了したら [完了] をクリックします。
新しいディメンション レイヤーが [レイヤー マネージャー] のレイヤー リストに追加されます。
- [キャンセル] をクリックすると、前のウィンドウに戻ります。
ディメンション レイヤーの変更
ディメンション レイヤーを変更するには、次の手順を実行します。
- [レイヤー マネージャー] をクリックして [レイヤー マネージャー] ウィンドウを開きます。
- ディメンション レイヤーを選択するか、レイヤー オプション ツール をクリックして、[ディメンションの編集] を選択して [ディメンション] ウィンドウを開きます。
- ディメンションを編集するには、次のいずれかを実行します。
- ディメンションをクリックして、距離を編集するポイントをドラッグします。
- オレンジ色のバーをクリックして、ディメンション エッジを変更し、ドラッグしてラベルを配置します。
- 可能であれば、ディメンションの配置を回転させます。
- [ライン] で [色] をクリックし、ラインの色を変更します。
- カラー パレットで色を選択します。
- HEX、RGB、または HSV 値を使用してユーザー設定の色を作成します。
- [保存済み] で、一時的に色を保存できます。 または をクリックして、色を追加または削除します。
- [完了] をクリックすると設定が適され、前のウィンドウに戻ります。
最近使用した色のいずれかをクリックすることもできます。
- [ラベル] で [色] をクリックし、色オプションを使ってラベルの色を変更します。
最近使用した色のいずれかをクリックすることもできます。
- [サイズ] で、[小]、[中]、または [大] を選択して、ラインとラベルのサイズを設定します。
- さらにディメンションを追加するには、[追加] をクリックします。
- [停止] をクリックすると、ディメンションの追加が中断されます。
- [すべて削除] をクリックすると、そのレイヤーディメンションがクリアされるので、最初からやり直します。
- 完了したら [完了] をクリックします。
- [キャンセル] をクリックすると、前のウィンドウに戻ります。