マップでは、ポップアップに表示するように構成された画像およびフィーチャに関する詳細情報を表示することができます。 ポップアップは、ハイキング コース、土地利用形態、失業率など、マップ内の各レイヤーに関連付けられている属性に注目を集めるのに役立ちます。 ポップアップは、添付ファイル、画像、チャート、テキストを表示したり、外部の Web ページにリンクしたりできます。
ヒント:
クラスタリングまたはビニングが有効化されたポイント レイヤーでは、クラスターのポップアップまたはビンのポップアップを別々に構成することもできます。
Map Viewer では、フィーチャ レイヤーのポップアップの外観は、デフォルトでフィールドと値のリストとなっています。 イメージ レイヤーのポップアップ表示は、デフォルトではピクセル値です。 マップの所有者はポップアップを再構成して、表示/非表示フィールドのリストや、情報の表示方法を定義できます。 コンテンツを追加して、ポップアップにさらに意味を持たせることもできます。 たとえば、フィールドのリストを追加したり、カスタム形式のテキストや画像を使用して対話形式の操作を実現したり、関連レコードを表示したりできます。
構成オプション
マップ作成者にとって、ポップアップに関する主な決定事項は、「何を表示するか」、そして「どう提示するか」です。 たとえば、一般市民にミシシッピ湾沿岸の遊泳、釣り、ボート乗りが可能な場所を案内する場合には、住所、交通手段、および現地で一番わかりやすい待ち合わせ場所の写真を表示するようにポップアップを構成できます。 レイヤーにはポイントの位置やタイプに関するその他のフィールドが存在するかもしれませんが、一般市民はそれらに興味がなく、関連性の高い情報から注意を逸らしてしまうことになるので、ポップアップには表示しないでおくことができます。
フィーチャ レイヤーまたはイメージ レイヤーのポップアップに表示しようとする内容に応じて、多様な構成オプションから選択を行うことができます。 以下では、それらのオプションについて説明します。
ポップアップの有効化と削除
レイヤーに大量のフィーチャ データが含まれている場合や、マップに複数のレイヤーが組み込まれている場合があるため、ポップアップは、フィールド、フォーマット、メディアなどを選択して構成した方が、多くの場合見栄えが良くなります。 ポップアップは、フィーチャ レイヤーではデフォルトで有効になっています。
レイヤーからポップアップを削除するには、次の手順に従います。
- サイン インしていることを確認します。変更を保存する場合は、コンテンツを作成する権限を持っていることを確認します。
- Map Viewer で、レイヤーを含むマップを開くか、直接レイヤーを追加します。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーの [レイヤー] をクリックして [レイヤー] ウィンドウを開き、ポップアップに表示するフィーチャ データを含むレイヤーを選択します。
- [設定] (明るい背景の) ツールバーの [ポップアップ] をクリックし、[ポップアップの有効化] 切り替えボタンをオフにします。
ポップアップをオフにしたレイヤーでポップアップを有効化するには、[ポップアップの有効化] 切り替えボタンをオンにします。
ポップアップの構成
ポップアップを構成するには、次の手順に従います。
ヒント:
キーボード ショートカットを使用すると、Map Viewer の一般的なワークフローを短時間で完了できます。 Map Viewer のキーボード ショートカットの全リストを表示するには、Microsoft Windows では Alt + ? キー、Mac では Option + ? キーを押します。
- サイン インしていることを確認します。変更を保存する場合は、コンテンツを作成する権限を持っていることを確認します。
- Map Viewer で、レイヤーを含むマップを開くか、直接レイヤーを追加します。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーの [レイヤー] をクリックして [レイヤー] ウィンドウを開き、ポップアップに表示するフィーチャ データを含むレイヤーを選択します。
- [設定] (明るい背景の) ツールバーの [ポップアップ] をクリックします。
- イメージ レイヤーの場合、必要に応じて [NoData を無視] 切り替えボタンをオンにすると、画像内の NoData エリアのポップアップ情報が無効になります。
[NoData を無視] 切り替えボタンをオフにすると、ポップアップにピクセル情報が表示されなくなります。
- イメージ レイヤーで、必要に応じて [最上位のアイテムのみを表示] 切り替えボタンをオンにすると、モザイク データセットの最上位レイヤーのポップアップ情報が表示されます。
[最上位のアイテムのみを表示] 切り替えボタンがオフの場合、その場所にあるすべてのモザイク データセット レイヤーのピクセル情報が表示されます。
- [タイトル] をクリックして、ポップアップのタイトルを入力します。
- [フィールドの追加] をクリックして、データからフィールドを選択します。
注意:
ArcGIS Arcade 式から生成された情報をポップアップ タイトルに表示するには、新しい式を追加します。 新しい式が、フィールドのリストに表示されます。
- 必要に応じて、フィールド値の代わりに、またはフィールド値に加えて静的テキストを入力します。
例として、タイトルに郡別の人口を表示します。 「Population for」と入力し、次に郡の名前を表すデータのフィールド値「{Cnty_name}」を挿入し、等号「=」を入力して、人口を表す別のフィールド値「{pop2010}」を挿入するなど、静的テキストとフィールド値を組み合わせてタイトルを構成することができます。 この例では次のようなタイトルが構成されます。
Population for {Cnty_name} = {pop2010}
これにより、フィールド値がタイトルに代入され、「Population for Clark County = 453099」のようになります。
- [フィールドの追加] をクリックして、データからフィールドを選択します。
- [フィールド] リストをクリックします。
- ポップアップに表示されるフィールド リストのタイトルを入力します。
- [フィールドの追加] をクリックして、データからフィールド値または式を選択します。 データ内の各フィーチャに一意のタイトルを付ける場合は、このオプションを使用します。
- 必要に応じて、フィールド値の代わりに、またはフィールド値に加えて静的テキストを入力します。
- フィールド リストにタイトルを付けない場合は、フィールドを空白のままにします。
- フィールド リストの説明を入力します。
- [フィールドの追加] をクリックして、データからフィールドまたは式を選択します。 データ内の各フィーチャに一意の説明を入力する場合は、このオプションを使用します。
- 必要に応じて、フィールド値の代わりに、またはフィールド値に加えて静的テキストを入力します。
- フィールドの説明が必要ない場合は、フィールドを空白のままにします。
- フィールドを整理および削除し、[フィールドの選択] をクリックして、リストにフィールドを追加します。
フィールド名とフィールド値がより明確に表示されるようにフィールドを構成することができます。
フィーチャ レイヤーに添付ファイルが含まれている場合、それらのファイルは、ポップアップ内の添付ファイルの下に自動的に追加されます。 添付ファイルは、フィーチャ サービスのフィーチャクラスへの関連テーブルとしてサポートされています。
- 必要に応じて、[コンテンツの追加] をクリックして、画像やチャート、テキストなどのメディアをポップアップに追加することもできます。
- 必要に応じて、[並べ替え] ハンドルを使用し、コンテンツを表示する順序を変更します。
- [コンテンツ] ツールバーにある [保存して開く] をクリックし、[保存] をクリックしてポップアップの変更内容を保存します。
フィールドの構成
表示するフィールドを構成するには、表示名を変更し、表示プロパティの形式を設定します。
- [設定] (明るい背景の) ツールバーにある [フィールド] をクリックします。
- 構成するフィールドを選択します。
ヒント:
同じタイプのフィールドを複数選択し、これらのフィールドの形式を同時に設定することができます。- フィールドの表示名を変更します。
- 人口などの数値フィールドの場合、表示する小数点以下の桁数と桁区切り記号を使用するかどうかを選択します。
- 日付フィールドでは、[日付形式] ドロップダウン メニューから日付形式を選択します。 日付フィールドに日付と時刻の両方を表示するには、[時間の表示] 切り替えボタンをオンにして、時刻の表示形式を選択します。
- [完了] をクリックします。
式の使用
ポップアップを構成する際には、Arcade 式の言語で記述されたカスタム式を使用できます。 式を使用すると、レイヤー内の既存のフィールドから新しい情報を作成して表示することができます。 たとえば、値をフィートからメートルに変換する式を作成したり、フィーチャ属性に基づく URL を動的に作成したりできます。 レイヤーに式がある場合 (ラベリングやスタイル設定など) は、コピーしてポップアップ構成で再利用することができます。
ポップアップで式を作成するか、レイヤー用に作成された既存の式を再利用することができます。
- 構成するレイヤーの [ポップアップ] ウィンドウを開くには、「ポップアップの構成」セクションの最初の 4 つの手順を実行します。
- [属性条件式] をクリックします。
[属性式] ウィンドウが表示されます。
- [式の追加] をクリックしてエディター ウィンドウを開き、式を作成します。
ヒント:
いずれかの Arcade 関数についてヘルプが必要な場合は、関数の横にある矢印をクリックすれば、その関数についての参照情報が表示されます。
- 終了したら、エディターで [完了] をクリックします。
ヒント:
エディターを閉じる前に Arcade 式にタイトルを付けて、フィールドのリスト内で簡単に識別できるようにします。新しい式が [属性条件式] リストに追加されます。 式を編集するには、リストから式を選択してエディターで変更します。 式を削除するには、該当する式の横にある [式の削除] をクリックします。
ポップアップでフィールド属性のリストを使用した場合は、新しい式が [フィールド リスト] セクションに追加されます。この式の形式は [フィールド] ウィンドウで変更できます。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーにある [保存して開く] をクリックし、[保存] をクリックしてポップアップの変更内容を保存します。
アタッチメントの追加
フィーチャ レイヤーのデータに添付ファイルが含まれている場合は、添付ファイルがレイヤーのポップアップに追加されます。 添付ファイルをリストとして表示したり、ギャラリー内に表示したりできます。 また、添付ファイルをポップアップから削除することもできます。 ポップアップ内の添付ファイルをクリックすると、その添付ファイルが新しいブラウザー タブで開きます。
注意:
レイヤーのポップアップが過去に構成されておらず、マップ内のポップアップを初めて構成している場合は、添付ファイルに最も適した表示が Map Viewer で自動的に選択されます。
- 構成するレイヤーの [ポップアップ] ウィンドウを開くには、「ポップアップの構成」セクションの最初の 4 つの手順を実行します。
- [添付ファイル] をクリックします。
- 添付ファイルのタイトルを入力します。
- [フィールドの追加] をクリックして、データからフィールド値または式を選択します。 データ内の各フィーチャに一意のタイトルを付ける場合は、このオプションを使用します。
- 必要に応じて、フィールド値の代わりに、またはフィールド値に加えて静的テキストを入力します。
- タイトルを付けない場合は、フィールドを空白のままにします。
- 添付ファイルの説明を入力します。
- [フィールドの追加] をクリックして、データからフィールドまたは式を選択します。 データ内の各フィーチャに一意の説明を入力する場合は、このオプションを使用します。
- 必要に応じて、フィールド値の代わりに、またはフィールド値に加えて静的テキストを入力します。
- 説明が必要ない場合は、フィールドを空白のままにします。
- 必要に応じて、[リストとして表示] 切り替えボタンをオンにして、添付ファイルをリスト形式で表示します。
注意:
以前のバージョンの ArcGIS Enterprise のサーバーベース レイヤーやホスト フィーチャ レイヤーでは、添付ファイルをリストとしてしか表示できません。 ArcGIS Enterprise 11.2 からのホスト フィーチャ レイヤーでは、添付ファイルをリストとして、またはギャラリーで表示できます。
- 必要に応じて、[オプション] をクリックして [削除] をクリックし、ポップアップから添付ファイルを削除します。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーにある [保存して開く] をクリックし、[保存] をクリックしてポップアップの変更内容を保存します。
画像の追加
画像 (PNG、JPEG、GIF 形式) の URL を入力することで、ポップアップに画像を挿入できます。 画像には、タイトル、キャプション、関連する Web サイトへのリンク、代替テキストを含めることができます。
ヒント:
最適な表示にするには、Web 用に最適化された幅 400 ピクセルの画像を作成します。 画像の幅が 400 ピクセル未満の場合、ウィンドウに白の境界が表示されます。 画像の幅が広く、Web 用に最適化されていない場合は、Web ブラウザーによって画像のサイズが自動的に変更され、幾何補正されて表示される場合があります。
画像をポップアップに追加するときは、更新間隔を設定できます。 これにより、ポップアップで、頻繁に更新される画像を指定間隔 (分単位) で更新し表示することができます。 たとえば、このオプションを使用して、トラフィック カメラで取得した画像を更新できます。
- 構成するレイヤーの [ポップアップ] ウィンドウを開くには、「ポップアップの構成」セクションの最初の 4 つの手順を実行します。
- [コンテンツの追加] をクリックし、[画像] を選択します。
- 画像の URL を入力します。
- [オプション] をクリックすると、タイトル、キャプション、リンク、および更新間隔用に追加のフィールドを表示できます。
- 画像のタイトルを入力します。
- [フィールドの追加] をクリックして、データからフィールド値または式を選択します。 データ内の各フィーチャに一意のタイトルを付ける場合は、このオプションを使用します。
- 必要に応じて、フィールド値の代わりに、またはフィールド値に加えて静的テキストを入力します。
- タイトルを付けない場合は、フィールドを空白のままにします。
- キャプションを入力します。
キャプションはタイトルの下の、画像の上の部分に表示され、 画像について簡単な説明を提示するのに役立ちます。
- [フィールドの追加] をクリックして、データからフィールドまたは式を選択します。 データ内の各フィーチャに一意のキャプションを付ける場合は、このオプションを使用します。
- 必要に応じて、フィールド値の代わりに、またはフィールド値に加えて静的テキストを入力します。
- キャプションが必要ない場合は、フィールドを空白のままにします。
- 画像の代替テキストを入力します。
代替テキストはポップアップ上で非表示になり、スクリーン リーダーで使用されます。
- [フィールドの追加] をクリックして、データからフィールドまたは式を選択します。 データ内の各フィーチャに一意の代替テキストを指定する場合、このオプションを使用します。
- 必要に応じて、フィールド値の代わりに、またはフィールド値に加えて静的テキストを入力します。
- 代替テキストが必要ない場合は、フィールドを空白のままにします。
- 関連するリンクの URL を入力します。
画像をクリックすると、新しいブラウザー タブにこの URL が表示されます。
- [フィールドの追加] をクリックして、データからフィールドまたは式を選択します。 データ内の各フィーチャに一意の URL を使用する場合は、このオプションを使用します。
- 必要に応じて、関連するリンクの URL を入力します。
- 関連するリンクが必要ない場合は、フィールドを空白のままにします。
- 必要に応じて、[更新間隔] 切り替えボタンをオンにして、テキスト ボックスに値 (分単位) を入力し、画像の更新間隔を設定します。
ポップアップが表示されたときに、指定した間隔で画像が更新されます。
- 複数の画像 (または他のメディア アイテム) が存在し、ポップアップ内でそれらのアイテムが表示される順序を変更する場合は、必要に応じて、[メディア] セクションのアイテムの横の [並べ替え] ボタン をクリックし、アイテムを新しい位置にドラッグします。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーにある [保存して開く] をクリックし、[保存] をクリックしてポップアップの変更内容を保存します。
チャートの追加
チャートを追加して、数値属性フィールドの値をグラフィカルに表示できます。 追加できるのは、バー チャート、ライン チャート、パイ チャートです。
- 構成するレイヤーの [ポップアップ] ウィンドウを開くには、「ポップアップの構成」セクションの最初の 4 つの手順を実行します。
- [コンテンツの追加] をクリックし、[チャート] を選択します。
- 表示するチャートのタイプを選択します。
- チャートのタイトルを入力します。
- [フィールドの追加] をクリックして、データからフィールドまたは式を選択します。
- 必要に応じて、フィールド値の代わりに、またはフィールド値に加えて静的テキストを入力します。
- タイトルを付けない場合は、フィールドを空白のままにします。
- チャートのキャプションを入力します。
キャプションはタイトルの下の、チャートの上の部分に表示され、 チャート内のデータについて簡単な説明を提示するのに役立ちます。 カラム チャート、バー チャート、ライン チャートの単位をチャートの説明に含めることができます。 パイ チャートでは、それぞれのセグメントの上にポインターを置くとパーセンテージが表示されます。
- [フィールドの追加] をクリックして、データからフィールドまたは式を選択します。
- 必要に応じて、フィールド値の代わりに、またはフィールド値に加えて静的テキストを入力します。
- キャプションが必要ない場合は、フィールドを空白のままにします。
- チャートの代替テキストを入力します。
代替テキストはポップアップ上で非表示になり、スクリーン リーダーで使用されます。
- [フィールドの追加] をクリックして、データからフィールドまたは式を選択します。 データ内の各フィーチャに一意の代替テキストを指定する場合、このオプションを使用します。
- 必要に応じて、フィールド値の代わりに、またはフィールド値に加えて静的テキストを入力します。
- 代替テキストが必要ない場合は、フィールドを空白のままにします。
- [フィールドの選択] をクリックして、チャートに含めるフィールドを選択します。
- 必要に応じて、[水平方向] 切り替えボタンをオンにしてバー チャートを水平方向に表示します。
- 必要に応じて、[正規化] 切り替えボタンをオンにして正規化フィールドを選択します。
このフィールドの値で値フィールドの値が除算され、比率が作成されます。 正規化の比率は、分類および表示する数値に他の要因が影響している場合に役立ちます。 たとえば、人口は郡の規模に影響を受ける可能性があるため、人口を面積で除算して、データを正規化することができます。 また、データの正規化は、フィールド内の値の計測単位が同一でない場合に有効な比較を示すためにも役立ちます。
- 複数のチャート (または他のメディア アイテム) が存在し、ポップアップ内でそれらのアイテムが表示される順序を変更する場合は、必要に応じて、[メディア] セクションのアイテムの横の [並べ替え] をクリックし、アイテムを新しい位置にドラッグします。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーにある [保存して開く] をクリックし、[保存] をクリックしてポップアップの変更内容を保存します。
テキストの追加
ポップアップにテキストを挿入して、コンテキストと情報を追加できます。
- 構成するレイヤーの [ポップアップ] ウィンドウを開くには、「ポップアップの構成」セクションの最初の 4 つの手順を実行します。
- [コンテンツの追加] をクリックし、[テキスト] を選択します。
テキスト エレメントが追加され、テキスト エディターが表示されます。
- テキスト エディターで、次のいずれかを行います。
- 「{」を入力して、データからフィールドまたは式を選択します。 データ内の各フィーチャに一意のテキストを指定する場合は、このオプションを使用します。
- テキスト エディターにプレーン テキストを入力します。
- テキストの書式設定ツールを使用して、テキストの書式を設定します。
- [OK] をクリックします。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーにある [保存して開く] をクリックし、[保存] をクリックしてポップアップの変更内容を保存します。
Arcade エレメントの追加
既存のフィールドと同様に機能する属性式を使用して値を返すだけでなく、Arcade を使用してポップアップのコンテンツ エレメント全体を作成および定義することができます。 Arcade エレメントを使用すると、複数の属性式を扱う際にロジックが重複するのを避けることができます。 Arcade エレメントを使用すると、1 つの式でエレメントのデータなどを定義することができます。
リッチ テキスト、チャート、またはフィールド リスト エレメントのテンプレートを選択し、エレメントのコンテンツを定義する Arcade 式を作成します。
- 構成するレイヤーの [ポップアップ] ウィンドウを開くには、「ポップアップの構成」セクションの最初の 4 つの手順を実行します。
- [コンテンツの追加] をクリックし、[Arcade] を選択します。
エディター ウィンドウが表示されます。
- [テンプレート] タブからテンプレートを選択し、式を作成します。
ヒント:
Arcade エレメントは、ポップアップ エレメントを定義するディクショナリを返します。 テンプレートを使用すると、正しいディクショナリ構造で操作を開始できます。 詳細については、Arcade の「ポップアップ エレメントの構造」および「ポップアップ エレメントのプロファイル」をご参照ください。 - 終了したら、エディターで [完了] をクリックします。
ヒント:
エディターを閉じる前に Arcade エレメントにタイトルを付けて、ポップアップ コンテンツ エレメントのリスト内で簡単に識別できるようにします。 - [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーにある [保存して開く] をクリックし、[保存] をクリックしてポップアップの変更内容を保存します。
関連レコードの表示
Map Viewer に追加するレイヤーによっては、共通フィールドを介した別のテーブルまたはレイヤーとのリレーションシップがあらかじめ作成されていることがあります。 たとえば、建物を示すレイヤーに、各建物のテナントに関する情報を含むテーブルとのリレーションシップがあらかじめ作成されていることがあります。 レイヤーにリレーションシップがある場合は、関連データを表示するようポップアップを構成できます。
ArcGIS Pro のジオデータベース内でデータのリレーションシップを作成できます。 一部の解析ツール ([エリア内での集計] など) では、統計情報をグループ化するためにフィールドを選択すると、リレーションシップが作成されます。 Map Viewer ポップアップでリレーションシップを作成することはできません。
Map Viewer は 1 対 1 または 1 対多のリレーションシップをサポートしています。 テーブル内に関連レコードを表示するには、関連データを含むテーブルまたはレイヤーをマップに追加する必要があります。
注意:
関連レコードは、ArcGIS Server フィーチャ レイヤー、ホスト フィーチャ レイヤーおよびテーブル レイヤーでサポートされています。 リレーションシップに関連するすべてのレイヤーのポップアップを構成することをお勧めします。
関連レコードを表示するには、次の手順を実行します。
- 構成するレイヤーの [ポップアップ] ウィンドウを開くには、「ポップアップの構成」セクションの最初の 4 つの手順を実行します。
- [コンテンツの追加] をクリックし、[関連レコード] を選択します。
- ポップアップに表示される関連レコードのタイトルを入力します。
- [フィールドの追加] をクリックして、データからフィールドまたは式を選択します。
- 必要に応じて、フィールド値の代わりに、またはフィールド値に加えて静的テキストを入力します。
- タイトルを付けない場合は、フィールドを空白のままにします。
- 関連レコードの説明を入力します。
- [フィールドの追加] をクリックして、データからフィールドまたは式を選択します。 データ内の各フィーチャに一意の説明を入力する場合は、このオプションを使用します。
- 必要に応じて、フィールド値の代わりに、またはフィールド値に加えて静的テキストを入力します。
- 説明が必要ない場合は、フィールドを空白のままにします。
- ドロップダウン メニューからリレーションシップを選択します。
ドロップダウン メニューには、コンポーネント レイヤーがマップに追加されているリレーションシップのみが表示されます。
- [並べ替え] ドロップダウン メニューから、関連テーブルまたはレイヤーのフィールドを選択します。
- [並べ替え順] ドロップダウン メニューから、関連レコードの並べ替え方法を選択します。
- [プレビュー数] ドロップダウン メニューから、関連レコードがポップアップに表示される数を選択します。
- [コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーにある [保存して開く] をクリックし、[保存] をクリックしてポップアップの変更内容を保存します。
自分または他のユーザーがマップ上のフィーチャをクリックすると、関連レコードがポップアップに表示されるようになりました。 関連レコードの情報を取得するには、ポップアップで関連レコードの横にある矢印をクリックします。 [フィーチャの選択] をクリックし、関連フィーチャにズームして選択すると、そのフィーチャのポップアップを表示できます。