このトピックでは、分散コラボレーションを使用する際に発生する可能性のある不明点または問題と考えられる解決策を示します。 探している問題が見つからない場合は、Esri Support の Web サイトで記事を検索してみてください。
ArcGIS Enterprise と ArcGIS Enterprise のコラボレーション
- ArcGIS Enterprise on Kubernetes デプロイメントがすでにあります。 Windows デプロイメントである別の ArcGIS Enterprise 組織とのコラボレーションを設定しようと考えています。 これは可能ですか?
- コラボレーション内でフィーチャ レイヤーをコピーとして共有したいと思っています。 このオプションは用意されていますか?
- 他の ArcGIS Enterprise 参加者とのコラボレーションに使う、Web 層認証証明書や PKI 証明書は、どのように更新すればよいでしょうか?
- あるサイト上のデフォルト以外の SSL プロトコルまたは暗号スイートは、別のサイトとの分散コラボレーションに影響を与えますか?
ArcGIS Online と ArcGIS Enterprise のコラボレーション
- ArcGIS Online 組織に公開されているホスト フィーチャ レイヤー ビューがあり、それを ArcGIS Enterprise 組織で共有したいと思います。 レイヤー ビューをコラボレーションで共有できますか?
- ArcGIS Enterprise と ArcGIS Online の両方を使っています。 これら 2 つの間で分散コラボレーションを設定できますか?
- ArcGIS Enterprise は複数の ArcGIS Online 組織とコラボレーションできますか?
- 開発者用サブスクリプションを利用している ArcGIS Online 組織は、ArcGIS Enterprise 組織との分散コラボレーションに参加できますか?
- ArcGIS Online 組織の URL キーを変更しました。 どうすれば組織をコラボレーション参加者として再確立できますか?
- ArcGIS Online 組織のコラボレーションの招待を受理する際に、SSL 証明書エラーが表示されるのはなぜですか?
- HTTPS だけを使用してポータルにアクセスする機能を無効化しました。 ArcGIS Online で、参照で共有されるフィーチャ レイヤーを Map Viewer に表示しようとすると、[エラー: レイヤー [レイヤー名] をマップに追加することはできません] というメッセージが現れます。 どのような状況になっていますか?
- ArcGIS Online からエンタープライズ ジオデータベースに、データをコピーできますか?
- エンタープライズ ジオデータベースから ArcGIS Online に、データをコピーできますか?
- ArcGIS Enterprise と ArcGIS Online がコラボレーションしているときに、ネットワークのファイアウォールにはどのような変更が必要ですか?
Web アプリの共有
- 分散コラボレーションでは、Web アプリを共有できますか?
- コラボレーション参加者は、受信した Web アプリを編集できますか?
- ArcGIS Web AppBuilder で、カスタム ウィジェットを作成しました。 それらをコラボレーション参加者と共有できますか?
- 自分の Web サーバーにデプロイしたカスタム Web アプリを参照している Web アプリ アイテムを共有できますか?
- ArcGIS Living Atlas of the World Web アプリをコラボレーションで共有できますか?
- コラボレーション参加者が、所有している ArcGIS Enterprise のバージョンで廃止された構成可能なアプリ テンプレートを共有したらどうなりますか?
- グループを必要とする構成可能なアプリ テンプレート (ミニマル ギャラリー、レイヤー ショーケースなど) を共有できますか?
フィーチャ レイヤー データをコピーとして共有し、編集内容を同期させる
- 共有フィーチャ レイヤーのシンボルを編集したのですが、更新したシンボルが受信側の参加者で複製されません。 なぜでしょうか?
- ホスト フィーチャ サービスを 1 つの連携に含まれる複数の連携ワークスペースや複数の連携に含まれる複数の連携ワークスペースで共有すると、どのようになりますか?
- ArcGIS Online 組織でフィーチャ レイヤーに対して同期を有効にした後、タイムアウト エラーになるのはなぜですか?
- フィーチャ レイヤー データをコピーとして共有しようとすると、次のエラー メッセージがログに記録されます。「レプリカを作成できませんでした。 複数のレイヤーがサポート対象外のデータセットを参照しています。」 なぜでしょうか?
- コピーとして共有されているホスト フィーチャ サービスの所有者を変更すると、どのようになりますか?
- グループでコピーとして共有されているホスト フィーチャ サービスを共有解除すると、どのようになりますか?
- 受信側の参加者が、コピーとして共有したフィーチャ サービスに対する編集を同期できないのはなぜですか?
- フィーチャ レイヤー編集を双方向で共有できるように構成されたコラボレーション ワークスペースで、フィーチャ レイヤーをコピーとして共有しようとすると、受信側の参加者が編集した内容は、ソースの参加者が所有する元のフィーチャ レイヤーに同期されません。 どのような状況になっていますか?
- データをコピーするオプションが選択された連携ワークスペースにリンクされているグループでフィーチャ レイヤーを共有しています。 参照として共有できるようにワークスペース設定を変更するには、どうすればよいですか?
- データをコピーするオプションが選択されたコラボレーション ワークスペースにリンクされているグループで共有している場合でも、マップ レイヤーとタイル レイヤーがコピーされません。 どのような状況になっていますか?
- フィーチャ レイヤーをコピーとして共有しようとしたところ、同期が有効になっていないので、参照としてコピーされました。 その後、フィーチャ レイヤーの同期を有効にしたのですが、参照として共有された状態のままです。 どのような状況になっていますか?
- ブランチ バージョン対応のフィーチャ レイヤーをコラボレーションでコピーとして共有できますか?
- 編集を双方向で共有できるように構成されたワークスペースにフィーチャ レイヤーをコピーとして共有しようとすると、そのアイテムはコピーとして共有されます。 ソースが編集した内容は受信側の参加者と共有されますが、受信側の参加者が編集した内容をソースが受信することはありません。 どのような状況になっていますか?
- 受信側の参加者が共有フィーチャ レイヤーのスキーマを編集し、それらの編集内容をソースに再共有することはできますか?
ホスト フィーチャ レイヤー ビューの共有
- ホスト フィーチャ レイヤーとフィーチャ レイヤー ビューの両方をコラボレーション ワークスペース グループと共有する必要がありますか?
- 1 つのホスト フィーチャ レイヤーから複数のビューを作成しました。 コラボレーションに複数のビューを一度に共有できますか?
- ビューをコピーとしてコラボレーションと共有する場合、同期を有効にする必要はありますか?
- ホスト フィーチャ レイヤー ビューを参照として共有できますか?
- ビュー スキーマの変更は共有アイテムに適用されますか?
- 異なる対象地域が定義された複数のレイヤーを含むホスト フィーチャ レイヤー ビューを共有すると、アイテムはコピーではなく参照として共有されます。 なぜでしょうか?
- 編集情報の記録を有効にした、フィールド定義を含むホスト フィーチャ レイヤー ビューを共有すると、アイテムはコピーではなく参照として共有されます。 なぜでしょうか?
オンデマンドでのワークスペースの同期
スケジュールされた間隔を使用したワークスペースの同期
その他の一般的な質問
- コラボレーションを介して受け取ったアイテムを、削除されないよう保護したいと思います。 どこで指定すればよいでしょうか?
- マルチパッチ フィーチャ レイヤーをコラボレーション内で共有したいのですが、どうすればよいですか?
- フィーチャ レイヤーとそのフィーチャ レイヤーから公開された WFS レイヤーがあります。 これらのアイテムのうち、コラボレーション グループで共有する必要があるのはどちらですか?
- URL に HTTP を使用して構成されたアイテムをコラボレーション グループが受信しましたが、開けませんでした。
- HTTP と HTTPS の両方を使用してアクセスできるようにポータルを構成しています。 このポータルは、分散コラボレーションに参加できますか?
- Enterprise ポータルでは Kerberos のみで Web 層認証を使用しています。 別の ArcGIS Enterprise デプロイメントとの分散コラボレーションに参加することはできますか?
- コラボレーション参加者の 1 人のワークスペースに「サポート対象外」のステータスが表示されるのはなぜですか?
- ゲストの組織の URL が IP アドレスを使用している場合、そのゲストを私のコラボレーションに参加するように招待できますか?
- 参照によって共有されているサービスに認証情報を格納できますか?
- コピーとして共有される自分のアイテムを、エラー発生時にデフォルトで参照として共有するにはどうしたらよいですか?
- Esri が所有するコンテンツをコラボレーション参加者と共有できますか?
トラブルシューティング
- 複数のアイテムを含むグループ内の 1 つのアイテムを共有できません。どのような状況になっていますか?
- コラボレーションを介して送信側の組織からのコンテンツが受信されません。 この原因は何ですか?
- データをコピーするオプションが選択されたコラボレーション ワークスペースに加入しているグループでフィーチャ レイヤーを共有しています。 それにもかかわらず、コラボレーション内の受信側の組織がフィーチャ レイヤーを参照として受信しています。 どのような状況になっていますか?
- フィーチャ レイヤーが編集内容を受信していません。 どのような状況になっていますか?
- ArcGIS Enterprise を使用していて、フィーチャ レイヤーが ArcGIS Online 組織から編集内容を受信していません。 次の重大なエラー メッセージがサーバー ログに表示されます。「レイヤーの初期化に失敗しました。」 このエラーに対処するには、どうすればよいですか?
- IIS 経由で PKI ベースのクライアント証明書認証を使用するようにコラボレーション内のポータルが構成されている場合に、次のエラー メッセージが表示されました。「'https://sampleserver.domain.com/portal' からの応答は「413 Request Entity Too Large (リクエスト エンティティが大き過ぎる)」でした。 'https://sampleserver.domain.com/portal' は、大きなリクエスト エンティティが許可されるようサーバーを構成する必要があります。」 このエラーに対処するには、どうすればよいですか?
- コラボレーションを介して、参照によりフィーチャ レイヤーを受信しました。 マップ ビューアーにフィーチャ レイヤーを追加し、印刷ツールを使用しようとしましたが、次のエラー メッセージが表示されました。「印刷されたマップの作成中にエラーが発生しました。」 この原因は何ですか?
ArcGIS Enterprise と ArcGIS Enterprise のコラボレーション
ArcGIS Enterprise on Kubernetes デプロイメントがすでにあります。 Windows デプロイメントである別の ArcGIS Enterprise 組織とのコラボレーションを設定しようと考えています。 これは可能ですか?
はい。 10.9.1 では、ArcGIS Enterprise on Kubernetes は、Windows、Linux、または別の Kubernetes の ArcGIS Enterprise デプロイメントのコラボレーション ホストまたはゲストとして機能することができます。 ArcGIS Enterprise on Kubernetes デプロイメントは、ArcGIS Online がホストするコラボレーションのゲストとしても機能します。 詳細については、「分散コラボレーションについて」および「コラボレーションに関する主要概念」をご参照ください。
ArcGIS Enterprise では、他の ArcGIS Enterprise 参加者と通信するための、Web 層認証証明書や PKI 証明書を変更できるようになっています。 この変更を、Portal Services REST API を介してしかできないようになりました。 詳細については、「Distributed Collaboration Update Web-tier Authentication Configuration REST API」というトピックをご参照ください。コラボレーションの ArcGIS Enterprise 参加者の Web 層または PKI 証明書認証を追加、更新、削除することができます。 詳細については、「コラボレーションの管理」と「コラボレーションをゲストとして管理」をご参照ください。
ArcGIS Online と ArcGIS Enterprise のコラボレーション
いいえ。ArcGIS Enterprise 組織は一度に 1 つの ArcGIS Online 組織とのみ共同作業できます。 詳細については、「ArcGIS Enterprise と ArcGIS Online のコラボレーションの設定」をご参照ください。
これは次の 2 つの方法のいずれかで実行できます。
- コラボレーション ホストでは、コラボレーションを削除してから、新しい URL キーを使用して再確立することができます。
- コラボレーション ゲストでは、コラボレーションから脱退し、新しい URL でホストから再招待されるようにリクエストすることができます。
組織サイトがフォワード プロキシを使用する場合は、フォワード プロキシが使用している証明書をルート/中間証明書として ArcGIS Enterprise on Kubernetes ポータルにインポートして、招待を受理する必要があります。
HTTPS だけを使用してポータルにアクセスする機能を無効化しました。 ArcGIS Online で、参照で共有されるフィーチャ レイヤーを Map Viewer に表示しようとすると、[エラー: レイヤー [レイヤー名] をマップに追加することはできません] というメッセージが現れます。 どのような状況になっていますか?
ArcGIS Online の Map Viewer Classic または Map Viewer では、要求に応じてコンテンツをマップに追加できない場合に、このエラー メッセージが発生します。 デフォルトでは、ArcGIS Online には HTTPS を介してしかアクセスできない設定になっています。 ArcGIS Enterprise フィーチャ レイヤー サービスの URL が、HTTPS を使うようになっているか確認してください。 そうでなければ、HTTPS を使うよう、サービス URL を更新する必要があります。 方法を確認するには、FAQ の手順に従ってください。「既存の ArcGIS Online Web マップのサービス URL は更新できますか?」のサポート記事をご参照ください。
Web アプリの共有
はい。 ArcGIS Enterprise のコラボレーション参加者は、自分自身のバージョン以降の他の ArcGIS Enterprise の参加者および ArcGIS Online の参加者と、Web アプリを共有できるようになりました。 サポートされている Web アプリは、構成可能な Web アプリケーション テンプレートおよび Web AppBuilder から作成された Web アプリです。 グループベースの Web アプリケーションもサポートされています。
ArcGIS Online の参加者は、Web アプリを、どのバージョンの ArcGIS Enterprise の参加者とも共有できません。
フィーチャ レイヤー データをコピーとして共有し、編集内容を同期させる
レイヤーに大量のデータが含まれている場合に同期を構成すると、アイテム ページがタイムアウトになることがあります。 この問題に対処するには、REST 管理 API を使用して該当するレイヤーに対して updateDefinition 操作を async モードで実行できます。 Update Definition (フィーチャ サービス) REST API に関するトピックの例 3 をご参照ください。
所有者がフィーチャ サービスに対して行った編集は、一方向で受信側参加者と同期することができます。 ただし、受信側参加者が受信側のホスト フィーチャ サービスを編集し、その編集内容をソース フィーチャ サービスに同期する機能 (双方向の編集の共有) は、サポートしていません。
受け取ったアイテムに対する編集内容を保存するには、フィーチャ サービスをエクスポートし、エクスポートされたデータを新しいホスト フィーチャ レイヤーとして公開します。 新しいホスト フィーチャ サービスは同期された編集内容をソース フィーチャ サービスから受信しませんが、編集内容をサービスにすることはできます。
受信者間でフィーチャ レイヤー編集を双方向で共有することもできます。 詳細については、「コラボレーション グループ間でのコンテンツの共有」をご参照ください。
フィーチャ レイヤー編集を双方向で共有できるように構成されたコラボレーション ワークスペースで、フィーチャ レイヤーをコピーとして共有しようとすると、受信側の参加者が編集した内容は、ソースの参加者が所有する元のフィーチャ レイヤーに同期されません。 どのような状況になっていますか?
- 受信側の参加者は、10.9 以降の ArcGIS Enterprise バージョンを使用していない場合があります。 10.9 以降でのみ、双方向に編集を共有できます。
- 受信側のポータルがワークスペースへの [送受信] アクセス権を所有していない可能性があります。 ホスト組織は、ゲストのアクセスを [送受信] に更新する必要があります。
- 共有フィーチャ レイヤーで、同期が有効になっていないか、supportsBiDirectionalSyncForServer が true に設定されている可能性があります。 フィーチャ レイヤーで編集の双方向共有のサポートを有効化する方法の詳細については、「共有ホスト フィーチャ レイヤー」または「エンタープライズ ジオデータベースからのフィーチャ レイヤーの共有」をご参照ください。
- コラボレーション ワークスペースが編集の双方向共有をサポートするように構成される前に、フィーチャ レイヤーが共有されていた可能性があります。 トラブルシューティングを行うには、コラボレーション ワークスペースに参加しているグループから元のフィーチャ レイヤー アイテムの共有を解除し、再共有してアイテムの新しいコピーを作成します。
- コラボレーション ワークスペースは、ArcGIS Enterprise 10.9 以降のバージョンで作成する必要があります。
注意:
編集内容の双方向共有をサポートするフィーチャ レイヤーを編集する際には、同時編集を検出して防ぐチェックが実行されません。 編集が送信されると、最後に送信された変更が優先され、フィーチャ レイヤーに対する既存の編集内容は上書きされます。 データの競合を避けるために、追加編集を行う前には、フィーチャ サービスのアーカイブ版をご参照ください。
データをコピーするオプションが選択されたコラボレーション ワークスペースにリンクされているグループで共有している場合でも、マップ レイヤーとタイル レイヤーがコピーされません。 どのような状況になっていますか?
フィーチャ レイヤーだけがデータのコピーで複製されます。 その他のレイヤー タイプ (マップやタイルなど) は、参照として共有されます。 詳細については、コラボレーションでコンテンツを共有する方法の説明をご参照ください。
編集を双方向で共有できるように構成されたワークスペースにフィーチャ レイヤーをコピーとして共有しようとすると、そのアイテムはコピーとして共有されます。 ソースが編集した内容は受信側の参加者と共有されますが、受信側の参加者が編集した内容をソースが受信することはありません。 どのような状況になっていますか?
フィーチャ レイヤーで同期が有効になっていますが、レプリカ トラッキングおよび双方向同期をサポートしていない可能性があります。 トラブルシューティングを行うには、ArcGIS REST API を使用してフィーチャ レイヤーにアクセスし、レイヤーが次のようになっていることを確認します。
- 同期が有効化されている - フィーチャ サービスのプロパティ機能が次のように表示される必要があります。
"capabilities": "Query,Create,Update,Delete,Editing,Sync"
- レプリカ トラッキングをサポートしている - フィーチャ サービス レイヤー プロパティ isDataReplicaTracked が true である必要があります。
"isDataReplicaTracked": true
- 双方向同期をサポートしている - フィーチャ サービス プロパティ syncCapability のセカンダリ プロパティ supportsBiDirectionalSyncForServer が true に設定されている必要があります。
{ "syncCapabilities": { "supportsBiDirectionalSyncForServer": true } }
フィーチャ レイヤーが上記のすべての必要な機能をサポートしていない場合は、コラボレーション ワークスペースに参加しているグループからアイテムの共有を解除し、サービスを更新して機能を有効化してから、グループで再共有します。 フィーチャ レイヤーで編集の双方向共有のサポートを有効化する方法の詳細については、「共有ホスト フィーチャ レイヤー」または「エンタープライズ ジオデータベースからのフィーチャ レイヤーの共有」をご参照ください。
ホスト フィーチャ レイヤー ビューの共有
ユーザーは両方のアイテムを共有するか、フィーチャ レイヤー ビューのみを共有するかを選択できます。 両方のアイテムをコラボレーション グループと共有する場合、参加者はホスト フィーチャ レイヤーを作成するためのデータと、2 つ目のホスト フィーチャ レイヤーを作成するためのビュー データを受信します。 ホスト フィーチャ レイヤーとフィーチャ レイヤー ビューのリレーションシップは維持されません。 ホスト フィーチャ レイヤー ビューのみが共有されている場合、ビューの定義によってコラボレーション参加者が受信するデータが決定され、ビューが関連付けられているホスト フィーチャ レイヤーは共有されません。 代わりに、ビュー データを使用して受信者のポータルにホスト フィーチャ レイヤーを作成します。
オンデマンドでのワークスペースの同期
スケジュールされた間隔を使用したワークスペースの同期
その他の一般的な質問
Enterprise ポータルでは Kerberos のみで Web 層認証を使用しています。 別の ArcGIS Enterprise デプロイメントとの分散コラボレーションに参加することはできますか?
はい、できますが、いくつかの制限があります。 Kerberos 認証では、他のポータルがあなたのポータルと直接通信することを防ぎます。 これにより、他のポータルが即時同期を使用して、あなたのポータルにコンテンツを送信することができません。 コンテンツは引き続き共有できますが、これはスケジュール設定された同期によってのみ可能になります。 コラボレーションの同期設定を [すぐに同期] に設定した場合、コラボレーション グループで共有されているコンテンツはすべて、他の参加者とすぐに同期することができます。
Kerberos 認証のみを使用する 2 つ以上のポータル間で機能のコラボレーションを設定することはできません。
はい。 、コラボレーションで参照によって共有されているすべてのサービス アイテムの認証情報を保存できるようになりました。 認証情報は、送信側ポータルに入力され、コラボレーションを行うポータルで共有されているサービスに適用されます。 ただし、この機能に適用される制限がいくつかあります。 この作業は、ポータル ホーム アプリケーションから実行できます。 詳細については、「コラボレーションをゲストとして管理」と「コラボレーションの管理」をご参照ください。
認証情報は、コラボレーション ワークスペースに関連付けられ、閲覧者権限を持つ組み込みユーザー用である必要があり、それより高い権限を持つユーザーの認証情報はブロックされます。 認証情報を保存するオプションは、ArcGIS Enterprise と ArcGIS Enterprise の間のコラボレーションで、にのみ機能します。 認証情報を ArcGIS Online との間で送信したり受信したりすることはできません。 この機能は、IWA や PKI ベースのクライアント証明書認証などの Web 層認証を使用する ArcGIS Enterprise システムでは動作しません。
認証情報は、送信側ポータルで管理者によって入力され、保存される必要があります。 送信側ポータルが受信側ポータルに達することができる場合、受信側ポータル上のアイテムが、格納された認証情報を使用して直ちに更新されます。 送信側ポータルが受信側ポータルに達することができない場合、アイテムは、次回のスケジュールされた同期の間に更新されます。
ワークスペースの同期設定のときに [コピー] を選択した場合、コラボレーションを作成するときに [コピーとして共有できない場合に参照として共有] を選択できるようになりました。 このオプションを有効にすると、コピーとしてアイテムを共有するときにエラーが発生した場合、そのアイテムが代わりに参照として共有されます。 このオプションは、ワークスペースを編集するときに更新できます。 詳細については、「コラボレーションの管理」をご参照ください。
トラブルシューティング
共有時にアイテムをグループに追加できない場合、そのアイテムがアイテム グループの一部であれば、処理が続行され、それ以外のアイテムは正常に移行されます。 1 つのアイテムの共有に失敗したことを示すエラーが記録されます。 詳細については、ポータル管理者にログの調査を依頼してください。
グループ内でコンテンツが受信されない原因として、いくつかのケースが考えられます。 次に示します。
- グループがコラボレーション ワークスペースに加入していない可能性があります。 システム管理者に連絡して、コラボレーション ワークスペースが正しく構成されているかどうかと、正しく構成されている場合は、該当するグループがそのワークスペースに加入しているかどうかを確認してください。
- 定時同期がまだ実行されていない可能性があります。 管理者が構成したとおり、コラボレーションしているコンテンツは一定の間隔で同期されます。 デフォルトの間隔は 24 時間です。 ゲスト組織の分散コラボレーション管理者は、[ワークスペースの同期] オプションを使用して、オンデマンドでワークスペースを同期することができます。 また、コラボレーション REST API を使用してオンデマンドで同期を呼び出すこともできます。 分散コラボレーションの詳細については、REST API ドキュメントの「同期」をご参照ください。
- 受信側の組織内の使用可能なディスク空き容量が全体の 10 GB 以下に達している可能性があります。 この閾値に達すると、コンテンツが同期しなくなります。 この旨を示す SEVERE レベルのログ メッセージが記録されます。 コラボレーション管理者は、コンテンツ ストアのディスク容量使用量の閾値に達したことを示す通知も受信します。 ディスク空き容量が確保されると、コンテンツが再び同期します。 デフォルトでは、コンテンツ ストアのディスク容量の閾値は 10 GB です。 この閾値は、Portal Administrator Directory を使用して変更できます。
データをコピーするオプションが選択されたコラボレーション ワークスペースに加入しているグループでフィーチャ レイヤーを共有しています。 それにもかかわらず、コラボレーション内の受信側の組織がフィーチャ レイヤーを参照として受信しています。 どのような状況になっていますか?
次の条件下では、フィーチャ レイヤーが参照として複製されます。
- フィーチャ レイヤーが同期機能に対応していないか、フィーチャ レイヤーに対して同期が有効になっていません。 同期を有効にするには、フィーチャ レイヤー データをコピーとして共有する方法の説明をご参照ください。 この場合、コラボレーション管理者とグループ所有者の両方に、コピーとしての共有を試みたけれども、アイテムが参照として共有されている旨の通知が届きます。 ポータルのログに、同期が有効でないため参照として共有されている旨が出力されます。
- フィーチャ レイヤーが最大アイテム サイズである 1 GB を超えているため、参照として共有されます。 検証するには、INFO レベルのポータル ログを有効にして、共有されるフィーチャ レイヤーのデータ アイテムのサイズを示すログ エントリを検索してください。
ArcGIS Enterprise を使用していて、フィーチャ レイヤーが ArcGIS Online 組織から編集内容を受信していません。 次の重大なエラー メッセージがサーバー ログに表示されます。「レイヤーの初期化に失敗しました。」 このエラーに対処するには、どうすればよいですか?
関連レイヤーに、式に基づいたレンダラーがあるかどうかを確認してください。 これを行うには、次の手順に従います。
- コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブを開き、フィーチャ レイヤーの [アイテム詳細の表示] オプションを選択します。
- [ビジュアライゼーション] タブをクリックします。
- リスト表示されたレイヤーごとに、[スタイルの変更] ボタンをクリックして、[表示する属性] パラメーターが式に設定されているかどうかを確認します。 設定されている場合、次のどちらかを実行します。
- ArcGIS Enterprise で、[表示する属性] パラメーターを式ではなくフィールドに変更して、[レイヤーの保存] をクリックします。 この変更を適用可能なすべてのレイヤーに対して行ったら、次回の同期で編集内容が受信されるはずです。
注意:
[表示する属性] パラメーターを変更してレイヤーを ArcGIS Enterprise に保存した後に、ArcGIS Online 組織内の対応するフィーチャ レイヤーを変更する必要はありません。
- ArcGIS Online 組織で、[表示する属性] パラメーターを式ではなくフィールドに変更します。 次に、コラボレーション グループからアイテムを共有解除して、レイヤーを同期し、データを再コピーするオプションを使用して再び共有します。
- ArcGIS Online 組織でビューを作成し、そのビュー内のレイヤーを、式を使用しないように調整し、そのビューをフィーチャ レイヤーではなくコラボレーションで共有します。
- ArcGIS Enterprise で、[表示する属性] パラメーターを式ではなくフィールドに変更して、[レイヤーの保存] をクリックします。 この変更を適用可能なすべてのレイヤーに対して行ったら、次回の同期で編集内容が受信されるはずです。
IIS 経由で PKI ベースのクライアント証明書認証を使用するようにコラボレーション内のポータルが構成されている場合に、次のエラー メッセージが表示されました。「'https://sampleserver.domain.com/portal' からの応答は「413 Request Entity Too Large (リクエスト エンティティが大き過ぎる)」でした。 'https://sampleserver.domain.com/portal' は、大きなリクエスト エンティティが許可されるようサーバーを構成する必要があります。」 このエラーに対処するには、どうすればよいですか?
PKI ベースのクライアント証明書認証を使用している IIS Web サーバーの管理者は、uploadReadAheadSize プロパティの値を 51,200,000 (50MB) まで大きくする必要があります。 たとえば、PKI ポータルの ArcGIS Web Adaptor が IIS のデフォルト Web サイトで「portal」としてインストールされている場合は、uploadReadAheadSize プロパティの変更に次のコマンドを使用できます。
%windir%\system32\inetsrv\appcmd.exe set config "Default Web Site/portal" -section:system.webServer/serverRuntime /uploadReadAheadSize:"51200000" /commit:apphost
uploadReadAheadSize プロパティの詳細については、Server Runtime のドキュメントをご参照ください。