わかりやすく便利なフィールド表示名を指定し、各フィールドの目的を説明し、各フィールドに格納されているデータのタイプを定義します。 この情報から、ユーザーはレイヤー内のデータが要件を満たしているかどうかを判断し、スタイルをレイヤーに適用する最適な方法を把握することができます。また、編集者には、属性値を更新または追加する際に必要なデータが提供されます。
ホスト フィーチャ レイヤーの所有者または組織の管理者は、各フィールドのこの情報を追加または変更できます。 レイヤーの共有先である共有更新グループのメンバーも、このフィールド情報を追加または変更できます。
ヒント:
組織で AI アシスタントが有効になっている場合、アシスタントを使用して、ホスト フィーチャ レイヤーおよびホスト フィーチャ レイヤー ビュー内のフィールドの表示名、説明、値のタイプを生成できます。
表示名の設定
他のユーザーがホスト フィーチャ レイヤーの属性テーブルを表示したときに表示されるフィールド名を変更できます。 他のユーザーがデータを理解しやすくなるように、フィールド コンテンツを簡潔に伝える表示名を設定します。
フィールドの表示名を変更しても属性テーブルに格納されたフィールド名には影響しません。 表示名はフィールドのプロパティであり、フィールドの名前ではないため、表示名にはスペースや英数字以外の文字を含めることができます。
属性テーブルにアクセスするアプリで表示されるフィールド名を変更するには、次の手順を実行します:
- ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト テーブルのアイテム ページを開き、[データ] タブをクリックしてテーブルを表示します。
- [フィールド] ボタン
をクリックします。 - ホスト フィーチャ レイヤーに複数のレイヤーが含まれる場合、[レイヤー] ドロップダウン メニューを使用して、変更するレイヤーを選択します。
- フィールドの表示名をクリックして、詳細を開きます。
- 名前の横にある [編集] ボタン
をクリックして、新しい名前を入力します。名前は、フィールドの内容を伝えながらも、できる限り短くします。
- [保存] をクリックします。
フィールドの説明の提供
フィールドの説明を提供すると、長いフィールド名や複雑なフィールド名を使用しなくても、フィールドに含まれている内容を伝えることができます。
ホスト フィーチャ レイヤーのアイテム ページの [データ] タブにある各フィールドの詳細ビューからフィールドの説明を追加します。
- ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト テーブルのアイテム ページを開きます。
- [データ] タブをクリックして [フィールド] ボタン
をクリックします。 - ホスト フィーチャ レイヤーに複数のレイヤーが含まれる場合、[レイヤー] ドロップダウン メニューを使用して、変更するレイヤーを選択します。
- フィールド名をクリックして、詳細ビューを開きます。
- [説明] の値の [編集] ボタン
をクリックして、そのフィールドに格納されている情報の要約を入力します。フィールドの説明に大なり記号 (>) と小なり記号 (<) を含めることはできません。
- [保存] をクリックして、フィールドの説明を追加します。
ユーザーは、Map Viewer でレイヤーを使用する場合、レイヤーのスタイルを設定するとき、およびマップ内でテーブルを開くときに、各フィールドの説明にアクセスできます。 この情報は、データの使用方法およびシンボル表示方法を理解するのに役立ちます。
フィールド値タイプの定義
ユーザーやクライアント アプリがフィールド値の使用方法と表現内容を簡単に特定できるように、ホスト フィーチャ レイヤーの各属性フィールドに格納されている値のタイプを定義します。 たとえば、テキスト フィールドを電話番号として定義する場合、クライアント アプリでそのテキストを (123) 456-7890 などの適切な書式に設定することができます。ArcGIS Enterprise では、フィールド値タイプを使用して、マップでレイヤーを描画する場合やポップアップを構成する場合に最適なオプションが提示されます。
フィールド値タイプ
フィールドに割り当て可能な値タイプとそれぞれの値タイプが表す内容を次の表に示します。
| フィールド値タイプ | 各フィーチャのフィールドに格納されている内容 |
|---|---|
名前またはタイトル | 各フィーチャの名前、タイトル、ラベル、またはキーワードを表すテキスト。 |
説明 | 名前やタイトルだけでなく、そのフィーチャを長文で説明するテキスト。 たとえば、コミュニティー内の問題に関して一般ユーザーからの情報を収集するレイヤーがある場合、ユーザーが問題の性質を指定できるレイヤー内のフィールドは、説明フィールド値タイプで定義することができます。 |
タイプまたはカテゴリー | 土壌タイプ、ゾーニング コード、種、アセット タイプなど、共通の特性に基づくグループ フィーチャのタイプまたはカテゴリーを表すフィールド値。 |
数または量 | 特定の属性の数量を表す整数 (小数の位なし)。 |
パーセンテージまたは比率 | 総人口に占める男性の割合や男性の数と女性の数の比率など、異なる数量間の関連性を表す数値。 |
計測 | 標高、距離、温度、年齢など、正確に計測できる特性を表す数値。 |
通貨 | 金銭的価値を表す数値。 |
一意識別子 | 査定人のパーセル番号、メンバーシップ ID、請求書番号など、それぞれのフィーチャまたはエンティティーを明確に区別する値。 各エンティティーの値は一意でなければなりませんが、必ずしもこのフィールドのすべての値がレイヤーに対して一意であることを意味していません。 たとえば、従業員を表すレイヤーと職場を表すレイヤーの 2 つのレイヤーがある場合、どちらのレイヤーにも、従業員 ID という一意識別子フィールドが存在する可能性があります。 従業員レイヤーでは、従業員 ID フィールドに一意の値が格納されていなければなりません。 職場レイヤーでは、従業員が複数の職場で作業していることもあるため、従業員 ID フィールドに重複値が格納されている場合があります。 職場レイヤーの従業員 ID フィールドは、このフィールドに職場レイヤー内で一意の値が格納されていない場合でも、従業員を互いに区別するため、従業員に一意の ID を意味します。 |
電話番号 | このフィールドには、電話番号が格納されます。 |
電子メール アドレス | このフィールドには、電子メール アドレスの文字列が格納されます。 |
番号順またはランク順 | 番号順またはランク順のリストでフィーチャのステータスを表す値。 たとえば、フィーチャは次のうちのいずれかのステータスになります。
|
バイナリー | フィーチャごとに 2 つの値のうちの 1 つだけを指定できます。 次のようなケースがあります。
|
位置または地名 | 地理的位置を表す値。 例として、ストリート住所、都市名、地域、建物名 (例: A.K. Smiley Public Library)、観光名所の名前 (例: Alameda County Fairgrounds や Cairngorms National Park)、郵便番号、国などがあります。 |
座標 | X、Y、Z、緯度、経度など、地理座標値を格納するフィールド。 |
日時 | 明確な日時または日付基準 (曜日、月の日、年の日など) を格納するフィールドの値。 |
フィールド値タイプの追加
フィールド値タイプを定義するには、次の手順を実行します:
- フィールドの説明を追加するホスト フィーチャ レイヤーのアイテム ページを開きます。
- [データ] タブをクリックして [フィールド] ボタン
をクリックします。 - ホスト フィーチャ レイヤーに複数のレイヤーが含まれる場合、[レイヤー] ドロップダウン メニューを使用して、変更するレイヤーを選択します。
- フィールド名をクリックして、そのフィールドの詳細ビューを開きます。
- [値のタイプ] ドロップダウン メニューを展開し、フィールドに適用する値のタイプを選択します。
- [保存] をクリックします。
Map Viewer では、フィールドの内容をわかりやすく表現するために、値タイプ情報に基づいてデフォルトのスタイルが設定されます。
フィールド プロパティの提案の使用 (ベータ版)
アイテムの詳細アシスタント (ベータ版) を使用して、ホスト フィーチャ レイヤー、ホスト フィーチャ レイヤー ビュー、およびホスト テーブル内のフィールドの表示名、フィールドの説明、フィールド値タイプを生成できます。 この情報は、同じレイヤー内にある単一のフィールドまたは複数のフィールドに対して更新できます。
注意:
提案は、現在、ベータ機能です。
アシスタントを使用してフィールド情報を更新するには、次のいずれかとして組織にサイン インする必要があります:
- レイヤーの所有者
- デフォルト管理者ロールのメンバー
- コンテンツを更新する管理権限を持つカスタム ロールのメンバー
- レイヤーが共有されている共有更新グループのメンバー
提案は、組織のデフォルト言語またはプロフィールで設定した言語で行われます。
注意:
ソースのホスト フィーチャ レイヤーのフィールド プロパティに加えられた変更は、以前にビューでそのプロパティを編集した場合を除いて、それに関連付けられたホスト フィーチャ レイヤー ビューに反映されます。 ソースのホスト フィーチャ レイヤーから継承されるまたは継承されない設定の説明については、「ホスト フィーチャ レイヤー ビューの作成」をご参照ください。
提案は、既存の情報を上書きします。 保存する前に提案を変更したり、保存する前にフィールドを除外したりできます。提案ポップアップをキャンセルして、選択したすべてのフィールドで以前の情報に戻すこともできます。
提案を使用してフィールド プロパティを更新するには、次の手順を実行します:
- 組織サイトにサイン インします。
- ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト フィーチャ レイヤー ビューのアイテム ページを開きます。
- [データ] タブをクリックします。
- ホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト フィーチャ レイヤー ビューに複数のレイヤーが含まれている場合、[レイヤー] ドロップダウン メニューから適切なレイヤーを選択します。
- [フィールド] ボタン
をクリックして、フィールドビューを開きます。 - フィールド プロパティ値を提案するアシスタントの各フィールドの横にあるチェックボックスをオンにして、[提案] をクリックします。
すべてのフィールドを選択するには、フィールド リストの上部にあるチェックボックスをオンにします。
[フィールド プロパティを提案] ポップアップが表示されます。
- [提案] をクリックします。
[提案されたフィールド プロパティの確認] ウィンドウが表示されます。
- フィールドごとにアシスタントが提案した値を確認して、次のいずれかの手順を実行します:
- 提案されたコンテンツを編集する。
- 提案されたコンテンツに変更を加えない。
- フィールド プロパティの提案を確認し、必要に応じて編集したら、変更を保存する各フィールドの横にあるチェックボックスをオンにして、[保存] をクリックします。
選択したフィールドの変更が保存されます。 その他のフィールドのプロパティは、アシスタントを実行する前の状態に維持されます。