CityEngine Web ビューアーについて

注意:
CityEngine Web ビューアーは非推奨になり、ArcGIS Online の将来のリリースでサポートされない可能性があります。

機能

CityEngine Web ビューアーを使用すると、3D の都市シーンやその他の 3D シーンに対して、次の操作をブラウザーで対話的に実行できます。

  • 移動、拡大、視野の変更によって、シーンを操作します。
  • 特定のレイヤーを選択して表示します。
  • シーンをスワイプして、別の提案やシナリオを表示します。
  • フィーチャ、属性、メタデータなどでシーンのコンテンツを検索します。

3D シーンを対話的に操作する方法については、「CityEngine Web ビューアーの使用」をご参照ください。 また、各ビューアーの目的と機能については、「Scene ViewerCityEngine Web ビューアーの違い」をご参照ください。

ブラウザーの要件

CityEngine Web ビューアーは、次のブラウザーの最新バージョンをサポートしています。

  • Chrome
  • Firefox
  • Microsoft Edge
  • Safari*
*Safari での WebGL の実装はメモリ使用量の多いアプリケーション向けに最適化されていないため、特定のシーンを開いた場合に信頼性の低い動作になることがあります。

注意:

Internet Explorer 11 および Edge Legacy はすでにサポートされていません。 上記の最新バージョンのブラウザーを使用してください。

一般的なデスクトップ ブラウザーの最新バージョンには、WebGL が組み込まれています。 お使いのブラウザーで WebGL が有効になっているかテストするには、get.webgl.org を開きます。 WebGL 関連の問題のトラブルシューティングについては、「WebGL のトラブルシューティング」をご参照ください。 WebGL は進化を続けるテクノロジであり、各ブラウザー バージョンには、CityEngine Web ビューアーが最適なパフォーマンスを得るための改善機能が導入されています。したがって、ブラウザーが常に最新の状態であることを確認してください。 CityEngine Web ビューアーを使用するには、お使いのブラウザーでハードウェア アクセラレーションが有効になっている必要があります。

ヒント:
  • 最適なパフォーマンスを得るには、64 ビット ブラウザーを使用することをお勧めします。
  • シーンのパフォーマンスまたは品質を最適化するには、ブラウザーでパフォーマンス品質設定を調整します。

WebGL の追加要件

基本的な WebGL のサポートに加えて、CityEngine Web ビューアーには WebGL に関する次の要件があります。

  • 高精度フラグメント シェーダー
  • 頂点シェーダー サンプラー
  • Uint 頂点インデックス (OES_element_index_uint extension)

www.webglreport.com で、ブラウザーがこれらの要件を満たしていることを確認できます。

ハードウェア要件

最高のパフォーマンスを得るため、ブラウザーに最低 8 GB のシステム メモリがあり、最新の 3D グラフィックス ハードウェアを使用することをお勧めします。

最低 512 MB 以上のビデオ メモリを搭載した高性能グラフィックス カードを使用している必要があります。 最適なパフォーマンスを得るには、1 GB 以上のビデオ メモリを搭載したグラフィックス カードを使用することをお勧めします (特に、大きなシーンやメモリの消費量が多い 3D シーンを操作する場合)。 高性能のスタンドアロン グラフィックス カードは、一般的に統合されたグラフィックス カードよりも優れたパフォーマンスを発揮します。

CityEngine Web ビューアー用の Web シーンの作成

Web シーンは、ArcGIS CityEngine または [3D Web シーンにエクスポート (Export To 3D Web Scene)] ジオプロセシング ツールを使用して作成できます。

  • ArcGIS CityEngine は、既存の GIS データを使用して 3D の都市景観を効率的に作成したり、概念的なジオデザインを 3D で実行したりできるソフトウェア パッケージです。 景観を作成したら、3D シーンを ArcGIS Enterprise に直接アップロードできます。 その後、ArcGIS システムを使用して、それらのビジュアライゼーションを他のユーザーと共有できます。新しい CityEngine Web ビューアーを使用することで、ソフトウェアをインストールしなくても Web ブラウザーで表示できます。
  • [3D Web シーンにエクスポート (Export To 3D Web Scene)] によって、ArcScene ドキュメントが CityEngine Web シーンの形式にエクスポートされます。

ArcGIS CityEngine の詳細

ArcGIS CityEngine とその機能の詳細については、ArcGIS CityEngine Web サイトをご参照ください。 CityEngine コミュニティでも、CityEngine に関する追加情報を入手できます。 コミュニティでは、CityEngineCityEngine Web ビューアーに関連するサンプル、ブログ、フォーラムのスレッド、ビデオ、および文書を利用できます。