ポリゴン レイヤーのスタイル設定

スマート マッピング スタイルをデータに適用して、シーン内の視覚化をカスタマイズできます。 ポリゴン フィーチャ レイヤーでは、属性を使用して一連の色/個別の色を適用するスタイルまたは単一色をすべてのポリゴンに適用するスタイルのいずれかを選択することができます。

2D ポリゴン

単一色をシーン内のポリゴンに適用する場合は、[2D ポリゴン] スタイルを使用します。 たとえば、市内のプロジェクト エリアを一意の塗りつぶし色とアウトライン色でマーク付けして、そのプロジェクトがシーン内で目立つようにすることができます。

1. レイヤー スタイルの変更ワークフローを実行するには、次の手順に従ってください。
2. [色] でカラー パレットをクリックして、塗りつぶし、パターン、アウトライン、および透過表示オプションを確認します。
   1. [塗りつぶし] をクリックして、塗りつぶし色と透過表示を調整します。
   2. [アウトライン] をクリックして、アウトライン色、ライン幅、および透過表示を調整します。
   3. [パターン] の下で、現在の色のポリゴンに適用するパターンをクリックします。
3. [標高モード] については、「標高モード」をご参照ください。
4. [ラベル] については、「ラベルの適用」をご参照ください。

3D 立ち上げ

単一色を使用して実際の寸法での立ち上げでポリゴンをシンボル表示する場合は、[3D 立ち上げ] スタイルを使用します。 高さ属性で立ち上げた一連の建物フットプリントから都市を構築するか、手動ですべての建物の一定の高さを入力することができます。

1. レイヤー スタイルの変更ワークフローを実行するには、次の手順に従ってください。
2. [色] で、色を選択し、[透過表示] を調整します。
3. [高さ] で、ドロップダウン メニューをクリックして、立ち上げたポリゴンの高さを変更します。
   1. ドロップダウン メニューから属性を選択して、ポリゴンの高さを設定します。 均一のサイズを手動で入力するには、[<固定値>] を選択します。
   2. ドロップダウン メニューから計測単位を選択します。
   3. 拡大/縮小するときに、[ビューに合わせる] ボタン をクリックして、現在のビューで適切なサイズになるように立ち上げの高さを調整できます。
4. [標高モード] については、「標高モード」をご参照ください。
5. [ラベル] については、「ラベルの適用」をご参照ください。
6. [エッジ] については、「エッジの視覚化」をご参照ください。

水

湖、海、河川、プールなどの水域ポリゴン フィーチャをシンボル表示する場合は、[水] スタイルを使用します。 たとえば、写実的な波のアニメーションと色を使用して海を表示できます。

1. レイヤー スタイルの変更ワークフローを実行するには、次の手順に従ってください。
2. [タイプ] で、次の中から視覚化タイプを選択して、詳細レベルを水域フィーチャに追加します。
   • 海洋
   • 湖と河川
   • プール

3. [色] で、色を選択し、[透過表示] を調整します。
4. [波] で、スライダーを [小] から [大] に動かして、波のサイズを変更します。
5. [方向] で、コンパスの方向に対して波の方向を選択します。
   • この値は、コンパスの方向から時計回りに波の方向が何度ずれているかを表しています。 値を入力するか、矢印を使用して値を変更することができます。 波の方向がなければ、フィールドを空白のままにしておきます。
   • [次の 45° 間隔へ方向を変更] ボタン をクリックするか、Enter キーまたはスペースキーを押して、次の 45° 間隔に方向を変更します。
6. [標高モード] については、「標高モード」をご参照ください。
7. [ラベル] については、「ラベルの適用」をご参照ください。

注意:

テレインや 3D オブジェクトの水の反射を表示するには、[設定]設定 で オプションを選択します。

2D 数と量

数値属性の値に基づいてカラー ランプをポリゴンに適用する場合は、[2D 数と量] スタイルを選択できます。 たとえば、人口や世帯収入の中央値などの国勢調査データに基づいて一連の色で市内のゾーニング エリアを表示することができます。

1. レイヤー スタイルの変更ワークフローを実行するには、次の手順に従ってください。
2. 上側と下側のスライダー ハンドルを移動して、選択した属性に基づいて配色を調整します。

   詳細については、「数と量のスライダーの考慮事項」をご参照ください。

3. [色] でカラー パレットをクリックして、塗りつぶし、パターン、アウトライン、および透過表示オプションを確認します。
   1. [塗りつぶし] をクリックして、カラー ランプのギャラリーから選択します。

      [カラー ランプの反転] をクリックすると、色が反転します。

   2. [アウトライン] をクリックして、アウトライン色、ライン幅、および透過表示を調整します。
   3. [パターン] の下で、現在のカラー ランプのポリゴンに適用するパターンをクリックします。
4. [標高モード] については、「標高モード」をご参照ください。
5. [ラベル] については、「ラベルの適用」をご参照ください。

3D 数と量

数値属性に基づいて一連の色をポリゴンに適用し、別の属性値または固定値でこれらのポリゴンを立ち上げる場合は、[3D 数と量] スタイルを使用します。 たとえば、総エネルギー消費量別にカラー ランプを建物に適用し、高さ属性または固定値に基づいて建物フットプリント ポリゴンを立ち上げることができます。

1. レイヤー スタイルの変更ワークフローを実行するには、次の手順に従ってください。
2. 上側と下側のスライダー ハンドルを移動して、選択した属性に基づいて配色を調整します。

   詳細については、「数と量のスライダーの考慮事項」をご参照ください。

3. [色] で、カラー ランプの中から選択します。

   [カラー ランプの反転] をクリックすると、色が反転します。

4. [高さ] で、ポリゴンの立ち上げの高さを選択します。
   1. ドロップダウン メニューから属性を選択して、ポリゴンの高さを設定します。 均一のサイズを手動で入力するには、[<固定値>] を選択します。
   2. ドロップダウン メニューから計測単位を選択します。
   3. 拡大/縮小するときに、[ビューに合わせる] ボタン をクリックして、現在のビューで適切なサイズになるように立ち上げの高さを調整できます。
5. [標高モード] については、「標高モード」をご参照ください。
6. [ラベル] については、「ラベルの適用」をご参照ください。
7. [エッジ] については、「エッジの視覚化」をご参照ください。

2D タイプ

テキスト属性または数値属性に基づいて個別の色をポリゴンに適用する場合は、[2D タイプ] スタイルを使用します。 たとえば、商業、住宅、工業などのゾーニング タイプに基づいて色別に市内のゾーニング エリアを表示できます。

1. レイヤー スタイルの変更ワークフローを実行するには、次の手順に従ってください。
2. [属性値] リストを変更します。

   [2D タイプ] スタイルでは、前に選択した属性の個々の属性値が [マッピングされた属性] の横に表示されます。 値ごとにシンボルをカスタマイズできます。 リストの上部には、[属性値]、[数]、[アクション] の見出しがあります。

   属性値	最もよく使用される属性値の名前が [マッピングされた属性] に表示されます。 残りの属性値は、自動的に次に分類されます。 レイヤーに表示する値を 10 個未満にすることが理想的です。10 個よりも多いと、区別するのが難しくなります。
   数	属性値あたりのフィーチャ数が表示されます。 デフォルトでは、属性値はフィーチャ数を基準にして降順に表示されます。 凡例での表示順は、[属性値] リスト内で値を上下にドラッグして変更することができます。
   アクション	[値を除外] または [すべての値の除外] をクリックして、値を [その他] からメインの [属性値] リストに移動させることができます。
   その他	値をメインの [属性値] リストから [その他] にドラッグできます。 [表示] または [非表示] をクリックすると、シーンや [凡例] に [その他] フィーチャを表示したり、非表示にしたりできます。

   属性値の名前を変更するには、属性値を選択して名前をクリックします。

3. [属性値] リストの上部にある [<すべて選択>] をクリックして、すべての値を変更します。

   個々の値の変更作業に戻るには、値をクリックするか、[属性値] リストの上部にある [<1 つ選択>] をクリックします。

4. [色] でカラー パレットをクリックして、塗りつぶし、パターン、アウトライン、および透過表示オプションを確認します。
   1. [塗りつぶし] をクリックして、塗りつぶし色と透過表示を調整します。
   2. [アウトライン] をクリックして、アウトライン色、ライン幅、および透過表示を調整します。
   3. [パターン] の下で、現在の色のポリゴンに適用するパターンをクリックします。
   4. カラー ランプまたはパターンをすべての値に適用するには、属性リストの [<すべて選択>] をクリックします。

      カラー ランプをクリックして次のいずれかを実行します。

      • パターンをクリックします。
      • カラー パレットをクリックします。
      • [カラー ランプの反転] をクリックすると、色が反転します。
      • 単一色を選択する操作に戻るには、[ソリッド カラー] をクリックします。

5. [標高モード] については、「標高モード」をご参照ください。
6. [ラベル] については、「ラベルの適用」をご参照ください。

3D タイプ

テキスト属性または数値属性に基づいて個別の色をポリゴンに適用し、別の属性値または固定値でこれらのポリゴンを立ち上げる場合は、[3D タイプ] スタイルを使用します。 たとえば、商業、住宅、工業などの使用タイプ別に個別の色を建物に適用し、高さ属性または固定値に基づいて建物フットプリント ポリゴンを立ち上げることができます。

1. レイヤー スタイルの変更ワークフローを実行するには、次の手順に従ってください。
2. [属性値] リストを変更します。

   [3D タイプ] スタイルでは、前に選択した属性の個々の属性値が [マッピングされた属性] の横に表示されます。 値ごとにシンボルをカスタマイズできます。 リストの上部には、[属性値]、[数]、[アクション] の見出しがあります。

   属性値	最もよく使用される属性値の名前が [マッピングされた属性] に表示されます。 残りの属性値は、自動的に次に分類されます。 レイヤーに表示する値を 10 個未満にすることが理想的です。10 個よりも多いと、区別するのが難しくなります。
   数	属性値あたりのフィーチャ数が表示されます。 デフォルトでは、属性値はフィーチャ数を基準にして降順に表示されます。 凡例での表示順は、[属性値] リスト内で値を上下にドラッグして変更することができます。
   アクション	[値を除外] または [すべての値の除外] をクリックして、値を [その他] からメインの [属性値] リストに移動させることができます。
   その他	値をメインの [属性値] リストから [その他] にドラッグできます。 [表示] または [非表示] をクリックすると、シーンや [凡例] に [その他] フィーチャを表示したり、非表示にしたりできます。

   属性値の名前を変更するには、属性値を選択して名前をクリックします。

3. [属性値] リストの上部にある [<すべて選択>] をクリックして、すべての値を変更します。

   個々の値の変更作業に戻るには、値をクリックするか、[属性値] リストの上部にある [<1 つ選択>] をクリックします。

4. [色] で、ポリゴンの色を変更します。
   1. カラー パレットをクリックして色を選択します。 ソリッド カラーを使用して、[透過表示] 設定を調整することもできます。
   2. カラー ランプをすべての属性値に適用するには、[<すべて選択>] をクリックします。 ソリッド カラーがカラー ランプになります。
      • [カラー ランプの反転] をクリックすると、色が反転します。
      • 単一色を選択する操作に戻るには、[ソリッド カラー] をクリックします。
5. [高さ] で、ポリゴンの立ち上げの高さを設定します。
   • 3D オブジェクトの高さを入力します。 ドロップダウン メニューからサイズの単位を選択します。 拡大/縮小するときに、[ビューに合わせる] ボタン をクリックして、現在のビューで適切なサイズになるように立ち上げの高さを調整できます。
   • [すべてのポリゴン] で属性を選択した場合、個別に高さのサイズを設定するオプションは使用できません。 高さを個別に設定するには、属性を [<なし>] に設定します。
6. [すべてのポリゴン] の下で、ポリゴンの立ち上げの高さを属性で設定します。
   1. ポリゴンの高さのドロップダウン メニューから属性を選択します。 高さを手動で入力するには、[<なし>] を選択します。
   2. ドロップダウン メニューから計測単位を選択します。
7. [標高モード] については、「標高モード」をご参照ください。
8. [ラベル] については、「ラベルの適用」をご参照ください。
9. [エッジ] については、「エッジの視覚化」をご参照ください。

標高モードの変更

標高モードを変更して、レイヤーの配置をカスタマイズできます。 [標高モード] ドロップダウン矢印 をクリックします。 レイヤーとデータの鉛直方向の配置を決定するオプションが表示されます。

地表	レイヤーを地表にドレープします。
地表を基準	データを地表の標高に揃うように配置します。 利用可能な場合、地表の標高に Z 値が追加されます。
シーンを基準	3D オブジェクト シーン レイヤーおよび 3D メッシュ シーン レイヤーのうち、標高の高いものに沿ってデータを配置します。 グラフィックスが 3D オブジェクトやその他のフィーチャの真上にない場合は、テレイン サーフェスの標高に合わせて配置されます。 注意: ジオメトリの Z 値がある場合は標高に追加されます。
絶対高度	フィーチャのジオメトリ Z 値の位置に基づいてデータを鉛直方向に配置します。 ジオメトリに Z 値が含まれていない場合は、海面がデフォルトの標高になります。
<カスタム>	属性条件式など、レイヤーで定義されたカスタム標高に基づいて、データを垂直方向に配置します。 [<カスタム>] オプションは、レイヤーにカスタム標高がある場合にのみ表示されます。
オフセット	正の整数値または負の整数値 (メートル単位) を適用し、選択された [標高モード] に従って標高を垂直方向にオフセットします。 [地表を基準] - レイヤーは地表を基準に並べられ、入力された高さの値に従って地面から鉛直方向にオフセットされます。 [シーンを基準] - レイヤーはシーン レイヤーの上に並べられ、入力された高さの値に従ってシーン レイヤーから鉛直方向にオフセットされます。 [絶対高度] - レイヤーは、割り当てられた Z 値位置を基準に並べられるか、デフォルトで海抜位置に設定され、入力された高さ値に従って垂直方向にオフセットされます。 注意: [オフセット] は、[地表] 標高モードでは使用できません。

ラベルの適用

レイヤーでラベルを使用できる場合は、[ラベル] 切り替えボタンが表示されます。 シーンにラベルを表示することで、レイヤー内の属性に基づいて、シーンに関する情報をすばやく伝えることができます。

1. [ラベル] 切り替えボタンをクリックすると、レイヤー内でのラベルの表示/非表示が切り替わります。
2. ラベルを構成するには、次のいずれかを実行します。
   • [テキスト] で、ドロップダウン メニューをクリックして、ラベリングするための属性を選択します。 カスタム ラベル式を Map Viewer Classic などの他のアプリで保存したとき、[<カスタム>] を選択できます。
   • [サイズ] で、ラベル サイズを [小]、[中]、[大] の中から選択します。
   • [色] では、テキストを [明色] または [暗色] にできます。
   • [吹出しのサイズ] で、適切な縮尺 (市、地方、世界) と吹出し線の長さ (小または大) を選択します。 縮尺は、縮小したときに表示される吹出し線の長さに影響します。
     • 吹出しを使用しない場合は、[<なし>] を選択します。
     • カスタムの吹出し線を他のアプリ (ArcGIS Pro など) で保存したとき、[<カスタム>] を選択できます。
   • [遠近法の適用] 切り替えボタンをクリックすると、より直感的に (ラベルが遠く離れるにつれてサイズが小さくなるように) ラベルを表示できます。

エッジの視覚化

3D ポリゴン スタイルで、[エッジ] 切り替えキーをクリックすると、立ち上げたポリゴンのエッジとアウトラインを強調し、スタイルを設定できます。

[エッジ] を使用するには、以下の手順を実行します。

1. [エッジ] 切り替えキーをクリックすると、エッジの表示/非表示が切り替わります。
2. [スタイル] では、エッジを定義するラインのスタイルを選択します。
   • [実線] - 実線の直線。
   • [スケッチ] - 手書きのスケッチ ライン。
   • [<カスタム>] - 他のアプリ (ArcGIS Pro など) で保存したときに使用可能な、カスタムスタイルのライン。

     注意:

     [<カスタム>] を選択した場合、[色] と [サイズ] オプションは使用できません。

3. [色] では、エッジ ラインを [明色] か [暗色] のどちらかに設定します。
4. [サイズ] では、ラインの太さを [細線]、[標準]、[太線] のいずれかに設定します。

注意:

ポリゴン レイヤーに多数のフィーチャが含まれている場合、[エッジ] オプションの使用はお勧めしません。