コラボレーション ワークスペース アクセス モードについて

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管理者がコラボレーションを作成したら、ユーザーはそのコラボレーション ワークスペースにリンクされているグループとコンテンツを共有できます。 共有したコンテンツは、他のコラボレーション参加者が各自の環境で検索できます。 コラボレーションでは、データの作成元の組織の共有設定に基づいてコンテンツが共有されます。

コラボレーションに含まれるグループには、グループ ページの [概要] タブで、[コラボレーション] ラベルと該当するコラボレーションの名前が表示されます。 コラボレーション ホスト (コラボレーションを作成した組織) が定義したアクセス モードに応じて、コラボレーション ゲストはグループを使用して、ホストへのコンテンツの送信、ホストからのコンテンツの受信、またはホストとのコンテンツの送受信のいずれかを実行できます。 コラボレーションを確立した際に定義された共有ルールによって、共有コンテンツを参加者間で同期するスケジュールが設定されます。 アクセス モードと同期設定は、グループ ページの [コラボレーション] ラベルに表示されます。

注意:

ArcGIS Enterprise 10.9 以降、参加者にコラボレーション ワークスペースへの [送受信] アクセス権限がある場合、コピーとして共有しているフィーチャ レイヤーへのデータ編集を双方向に同期することで、データ編集を双方向で共有できるようになりました。 参加者は、フィーチャ レイヤーが共有されているコラボレーション ワークスペースでこの機能を有効化します。 双方向同期が許可されている場合、送信側の参加者と受信側の参加者の両方がフィーチャ レイヤーを編集し、組織間で更新を同期することができます。 詳細については、「コラボレーション グループ間でのコンテンツの共有」をご参照ください。

コンテンツの送信

連携ホストが連携ワークスペースのアクセス モードを [送信] または [送受信] として定義している場合は、組織から参加者にコンテンツを送信できます。 コンテンツを送信するには、コラボレーション ワークスペースに関連付けられているグループとアイテムを共有します。 コンテンツは、管理者が指定した同期設定に基づいてホストに送信されます。

注意:

コンテンツをコラボレーションで共有した場合、参加者は、組織の内外 (参加する他のコラボレーションを含む) でもう一度コンテンツを共有できます。 参加者は共有アイテムを利用して、独自の情報製品を作成することもできます。 ただし、コンテンツが共有された後に、そのコンテンツを作成元でもう一度共有することはできません。

コラボレーション ワークスペースに関連付けられているグループからアイテムを削除すると、削除の防止が有効化されていない限り、次回の同期時に受信側のグループからそれらのアイテムが削除されます。

ArcGIS Online がホストになっているコラボレーションでは、同期設定がデフォルトで [スケジュールされた間隔で同期] になります。 ArcGIS Enterprise の参加者は、グループ アイテム コンテンツとフィーチャ レイヤーの編集が同期されるスケジュールを管理します。ホストでは、同期スケジュールの管理が行われません。

コンテンツの受信

コラボレーション ホストがコラボレーション ワークスペースのアクセス モードを [受信] または [送受信] として定義している場合は、参加するポータルからコンテンツを受信できます。 コラボレーションに参加している別の組織がコンテンツを共有している場合、組織はコラボレーション ワークスペースに関連付けられているグループ内のコンテンツにアクセスできます。 コンテンツは、同期スケジュールに従って、グループ内で更新および表示されます。

他の組織から受信したアイテムには、[共同で作業するコンテンツ] バッジが表示されます。 このバッジは、送信側の環境のアイテムには表示されません。

組織内のグループでコンテンツを共有し、コラボレーションのアクセス モードが [受信] に設定されている場合、そのコンテンツは、グループ内に維持されますが、他の組織のコラボレーション参加者と共有されません。