ArcGIS Enterprise on Kubernetes のアップデート手順により、最新ソフトウェアを入手し、セキュリティ、信頼性、パフォーマンスを確保できます。 アップデートは累積されます。つまり、各アップデートは以前のアップデートの上に構築されます。 このため、あるアップデートをスキップして後続のアップデートを適用することはできません。 組織をアップデートすると、まだ適用されていない以前のアップデートもそのときに自動的に適用されます。 また、アップデートを削除すると、適用済みの以降のアップデートも削除されます。
ヒント:
アップデートの適用前に組織のバックアップを作成してください。アップデートの適用
ソフトウェアのアップデートが組織で利用可能になると、ArcGIS Enterprise Manager の [ソフトウェアのアップデート] ページに表示されます。 新しいアップデートを定期的に確認してください。 入手可能になったらただちにアップデートを適用することをお勧めします。
ArcGIS Enterprise on Kubernetes のデプロイ時に組織のコンテナー レジストリを使用した場合は、アップデートやアップグレードを実行する前に、必要なコンテナー イメージを Esri リポジトリからレジストリへコピーする必要があります。 非接続環境の組織の場合、非接続環境でアップグレードまたはアップデートを適用する手順を実行します。
アップデートを適用するには、次の手順に従います。
- 管理者として ArcGIS Enterprise Manager にサイン インします。
- ナビゲーション サイドバーの下部にある [アップデート] ボタンをクリックします。
[ソフトウェアのアップデート] ページが表示されます。
- [適用] をクリックして組織をアップデートします。
アップデートが開始される前に、ダイアログ ボックスが開き、選択したアップデートを確認できます。 該当する場合、このアップデートの一部として適用される累積アップデートが一覧表示されます。
- [確定] をクリックして、アップデートプロセスを開始します。
アップデートが完了するまでの詳しいステータスがダイアログ ボックスに表示されます。
- ブラウザーのキャッシュを cookie を含めて消去します。
以前のバージョンの Web サイトのキャッシュの情報により、アップデートした組織サイトが正しく表示されず、サイン インできない場合があります。 アップデートした組織サイト (ArcGIS Enterprise Manager や ArcGIS Enterprise ポータルなど) を表示するすべてのブラウザーで、キャッシュを消去することをお勧めします。
注意:
アップデートの実行中に問題が発生した場合は、トラブルシューティングのヒントをご確認ください。
アップデートの削除
アップデート操作では、安全なロールバックを確保することが重要です。 このリリースでは、アップデートが失敗した場合、ソフトウェアは前のバージョンに戻ります。 アップデートを手動で削除する必要がある場合は、以下の手順に従います。
- 管理者として ArcGIS Enterprise Manager にサイン インします。
- ナビゲーション サイドバーの下部にある [アップデート] ボタンをクリックします。
[ソフトウェアのアップデート] ページが表示されます。
- [適用済み] タブをクリックします。
- 削除する適用済みのアップデートを選択します。
- [削除] をクリックします。
アップデートが削除される前に、ダイアログ ボックスが開き、選択したアップデートを確認できます。 該当する場合、このアップデートの一部として削除される累積アップデートが一覧表示されます。
- ブラウザーのキャッシュを cookie を含めて消去します。
以前のバージョンの Web サイトのキャッシュの情報により、アップデートした組織サイトが正しく表示されず、サイン インできない場合があります。 アップデートした組織サイト (ArcGIS Enterprise Manager や ArcGIS Enterprise ポータルなど) を表示するすべてのブラウザーで、キャッシュを消去することをお勧めします。
アップデートが削除されるまでの詳しいステータスがダイアログ ボックスに表示されます。
注意:
アップグレードの実行中に問題が発生した場合は、トラブルシューティングのヒントをご確認ください。