ステージングの場所とバックアップ ストアを登録したら、ArcGIS Enterprise Administrator API を使用してバックアップを作成できます。 リソースへの追加リクエストによってデプロイメントにアクセスしているユーザーに問題が起こらないように、バックアップの作成はダウンタイム中に行うことをお勧めします。
バックアップの作成
バックアップを作成するには、次の手順を実行します。
- 組織の管理者として ArcGIS Enterprise Administrator API にサイン インします。
- [システム] > [障害復旧] > [バックアップと復元] の順にクリックします。
- [バックアップの作成] をクリックします。
- 次のパラメーターを設定します。
- [バックアップ名] - バックアップの名前を指定します。
- [バックアップ ストア名] - バックアップ ストアの名前を指定します。
- [パスコード] - バックアップを復元するときに使用されるパスコードを指定します。
注意:
バックアップは、パスコードがないと復元できません。
- [説明] - バックアップの説明を入力します。
バックアップ操作を開始すると、バックアップを格納するためにバックアップ ストアが起動します。 ジョブと追加ポッドが開始し、バックアップ プロセスを調整します。 バックアップの作成にかかる時間は、デプロイメント内のアイテムの数に基づきます。 デフォルトでは、完了するまで 2 時間を超えるバックアップ操作は自動的にキャンセルされます。 デプロイメントに大量のデータが含まれていて、バックアップにかかる時間が 2 時間を超える場合は、[障害復旧] 設定でバックアップ操作のタイムアウト値を変更できます。
タイムアウト値の変更
タイムアウト値を変更するには、次の手順を実行します。
- 組織の管理者として ArcGIS Enterprise Administrator API にサイン インします。
- [システム] > [障害復旧] > [設定] の順にクリックします。
- [設定の更新] をクリックします。
- [設定] テキスト ボックス内の JSON を更新して、timeoutInSeconds プロパティを含めます。
{ "timeoutInSeconds": 10800, "stagingVolumeConfig": { "provisioningType":"DYNAMIC", "storageClass": "staging", "size": "64Gi" } }
バックアップのステータスの確認
進行中または最近のバックアップ操作のステータスを確認するには、ArcGIS Enterprise Administrator API で利用できる Get Status API を使用します。
Get Status API にアクセスするには、次の手順を実行します。
- 組織の管理者として ArcGIS Enterprise Administrator API にサイン インします。
- [システム] > [障害復旧] > [バックアップと復元] の順にクリックします。
- [ステータスの取得] をクリックします。
API からバックアップ操作の現在のステータスが返されます。 バックアップ中は、このページを監視して進行状況を確認することができます。