アップグレードした後、次の点を検討して、組織サイトが円滑に運用されるようにします。
- 基になるバックアップ ストア コンポーネントの変更により、11.2 へアップグレードした後は、新しいバックアップ ストアを作成する必要があります。 新しいバックアップ ストアを作成しないで、既存の永続ボリュームを使用してバックアップ ストアを登録する必要がある場合は、組織サイトの以前のバージョンのバックアップにアクセスできなくなります。 必要に応じて、古いバックアップ ストアを使用して、組織サイトを以前のバージョンに戻すことができます。
- アップグレードの整合チェックが完了したら、新たに登録したバックアップ ストア、つまり最新のソフトウェア リリースで作成されたバックアップ ストアに新しいバックアップを格納する必要があります。 古いバックアップ ストアと永続ボリュームを登録加除および削除して、クラスター内のリソースを復元することができます。 また、バックアップ スケジュールも、新たに登録されたバックアップ ストアを参照するように更新する必要があります。
- ネットワーク データセットを使用してルート サービスを公開することでルート サービスを構成する場合、最新の機能を使用できるよう、アップグレード後にルート サービスを再構成することをお勧めします。 ネットワーク データセットを使用してルート サービスを再公開するには、次の手順を実行します。
- デフォルト管理者か、ポータルの設定を管理するための適切な権限を持つカスタム ロールとしてサイン インします。
- サイトの上部にある [組織] をクリックして、[設定] をクリックします。
- ページの左側にある [ユーティリティ サービス] をクリックします。
- ページの右側にある [ルート案内とルート検索] をクリックします。
- [ルート検索サービスの更新] ボタンをクリックし、[公開するネットワーク データセット] を選択します。
- こちらの手順を実行し、ネットワーク データセットを使用してルート検索サービスを構成します。