ArcGIS Pro で、クラウド データ ウェアハウスのデータからマップ イメージ レイヤーを公開しているときに、スナップショットを作成する場合、マップ内のクエリ レイヤーによって返されたデータがシステム データベースにコピーされます。 マップ イメージ レイヤーは、システム データベース内のデータを参照します。これによって、データ ウェアハウスを検索するためのクラウドに行くよりもパフォーマンスが向上することがあります。 フィーチャ レイヤーとマップ イメージ レイヤーを公開すると、2 つのスナップショット (マップ イメージ レイヤー用とフィーチャ レイヤー用) が作成されます。
クラウド データ ウェアハウス内のソース データが変更された場合、各レイヤーのアイテム ページからデータのスナップショットを更新できます。 スナップショットは、即時に更新することも、スケジュールされたタスクを設定して自動的に更新することもできます。
スナップショットの即時更新
ソース データが頻繁に変更されない場合は、必要に応じてデータのスナップショットを更新することができます。
スナップショット レイヤーのコンテンツを即時に更新するには、以下の手順に従います。
- ポータルにサイン インします。
レイヤーの所有者としてサイン インする必要があります。
- 更新が必要なレイヤーのアイテム ページを開き、[設定] タブをクリックします。
- [マップ イメージ レイヤー] または [フィーチャ レイヤー] セクションが現れるまで下にスクロールし、[スナップショット] をクリックしてこれらのオプションにアクセスし、[スナップショットの更新] をクリックします。
更新されるレイヤーを示す [スナップショットの更新] ポップアップが表示されます。
- [OK] をクリックしてスナップショットを更新します。
更新にかかる時間は、レイヤー内のデータの量によって変わります。
更新操作が完了したというメッセージが表示されます。 スナップショットが更新された日時が、[スナップショット] セクションに表示されます。 更新された日付を表示するためにブラウザーを更新する必要がある場合があります。
ヒント:
マップ イメージ レイヤーとフィーチャ レイヤーを公開した場合、2 つのスナップショットが存在することに注意してください。 上記の手順を繰り返して、両方のスナップショットを更新します。
特定の間隔でスナップショットを更新するスケジュールの設定
ソース データが頻繁に更新される場合は、スナップショットを定期的に自動更新するスケジュールを定義できます。 更新のスケジュールを設定すると、ネットワークおよびサーバーの負荷が低い時間帯に更新することもできます。
ヒント:
マップ イメージ レイヤーとフィーチャ レイヤーを公開した場合、2 つのスナップショットが存在します。 両方の Web レイヤーにスケジュールされたタスクを追加します。
Web レイヤーごとにスケジュールを定義できます。
- ポータルにサイン インします。
レイヤーの所有者としてサイン インする必要があります。
- 更新のスケジュールを設定するレイヤーのアイテム ページを開き、[設定] タブをクリックします。
- [マップ イメージ レイヤー] または [フィーチャ レイヤー] セクションが現れるまで下にスクロールし、[スナップショット] をクリックしてこれらのオプションにアクセスし、[スナップショットの更新のスケジュール設定] をクリックします。
[スナップショットの更新タスクの追加] ポップアップが表示されます。
- [タイトル] フィールドにタスクの名前を入力します。
- [開始日] の日付の横にある下向き矢印をクリックし、カレンダーを使用して自動更新を開始する日付を選択します。
- [繰り返しタイプ] ドロップダウン メニューから、時間の頻度を選択し、スナップショットを更新する間隔を定義します。
- [日] - [繰り返し間隔] ドロップダウン メニューから、スナップショットを更新する頻度を選択します。 たとえば、2 週間ごとにスナップショットを更新するには、[14 - 14 日間隔] を選択します。
- [週] - [週] 繰り返しタイプを選択した場合、スナップショットを更新する曜日を定義します。 更新タスクを実行する曜日の横にあるチェックボックスをオンにします。 たとえば、[水曜日] と [日曜日] の横にあるチェックボックスをオンにすると、スナップショットを更新するタスクが毎週これらの 2 日間に実行されます。
- [月] - スナップショットを更新する日を表す数字を、[その月の日付] フィールドに入力します。 [繰り返し間隔] ドロップダウン メニューから、スナップショットを更新する頻度を選択します。 たとえば、隔月の 9 日にスナップショットを更新するには、[その月の日付] フィールドに「9」と入力し、[繰り返し間隔] ドロップダウン メニューから [2 - 2 か月間隔] を選択します。
- 時刻の横にある下向き矢印をクリックし、時計ポップアップの矢印を使用して、タスクを実行する時刻を定義します。
- [終了日] ドロップダウン メニューから次のいずれかを選択して、スケジュールされたタスクが停止する日付を定義します。
- [指定なし] - タスクを一時停止または削除するまで、定義したスケジュールに従ってスナップショットが更新されます。
- [日付] - タスクを実行しない日付を選択します。
- [数] - タスクを実行する回数を表す数字を入力します。
- [作成] をクリックします。
スケジュールされたタスクが作成され、[設定] タブの [スナップショット] セクションに表示されます。
タスク名をクリックするか、[操作] メニュー から [詳細の表示] を選択して、タスクに関する情報にアクセスできます。
スケジュールされたタスクの編集
タスクのスケジュールを再定義できます。 たとえば、ソース データが予想よりも頻繁に更新されていることがわかった場合、更新タスクをより頻繁に実行するようにスケジュールを変更できます。
- ポータルにサイン インします。
レイヤーの所有者としてサイン インする必要があります。
- レイヤーのアイテム ページを開き、[設定] タブをクリックします。
- [マップ イメージ レイヤー] または [フィーチャ レイヤー] セクションが現れるまで下にスクロールし、[スナップショット] をクリックしてタスクにアクセスします。
- タスクの横にある [操作] ボタン をクリックし、[編集] をクリックします。
[スナップショットの更新タスクの編集] ポップアップが表示されます。
- (前述の手順で説明したように) 設定を変更して、新しいスケジュールを定義します。
- [タスクの保存] をクリックします。
タスクは、新たに定義されたスケジュールに従って実行されます。
スケジュールされたタスクの一時停止または再開
タスクを一時停止し、必要に応じて実行を再開できます。
- ポータルにサイン インします。
レイヤーの所有者としてサイン インする必要があります。
- レイヤーのアイテム ページを開き、[設定] タブをクリックします。
- [マップ イメージ レイヤー] または [フィーチャ レイヤー] セクションが現れるまで下にスクロールし、[スナップショット] をクリックしてタスクにアクセスします。
- タスクの横にある [操作] ボタン をクリックし、次のいずれかをクリックします。
- [一時停止] - このオプションを選択すると、タスクの実行が一時的に停止します。 たとえば、ソース データの編集者が 3 週間休暇を取ることがわかっている場合、編集者が戻るまでタスクが実行されないよう、タスクを一時停止できます。
- [再開] - 一時停止したタスクを再開する必要がある場合は、再開します。
- [はい] をクリックして、タスクのステータスを変更してよいことを確認します。
スケジュールされたタスクの削除
タスクを削除するには、そのタスクの [操作] メニューで [削除] オプションを使用します。 スケジュールされたスナップショットの更新タスクを削除するには、次の手順を実行します。
- ポータルにサイン インします。
レイヤーの所有者としてサイン インする必要があります。
- レイヤーのアイテム ページを開き、[設定] タブをクリックします。
- [マップ イメージ レイヤー] または [フィーチャ レイヤー] セクションが現れるまで下にスクロールし、[スナップショット] をクリックしてタスクにアクセスします。
- タスクの横にある [操作] ボタン をクリックし、[削除] をクリックします。
[タスクの削除] ポップアップが表示されます。
- スケジュールされたタスクの削除を続行するには、[はい] をクリックします。