注意:
新しい Map Viewer が利用可能になりました。 新しい Map Viewer は、以前は別のベータ版インストールとして利用可能でしたが、現在はポータルに最初からあります。 アプリ ランチャーで開くと、起動できます。 詳細については、新しい Map Viewer のヘルプ ドキュメントをご参照ください。
レイヤーは、マップのコンテンツとなるものです。 レイヤーには、人、地球、生活など、さまざまな情報が含まれており、画像、タイル、フィーチャなどで構成されています。 レイヤーをマップに追加するには、組織サイトにサイン インして、Map Viewer Classic を開き、[追加] ボタンをクリックします。 レイヤーの検索、Web からのレイヤーの追加、ファイルからのレイヤーの追加、およびマップ メモの追加を実行できます。 また、ルート案内を取得したり、ルートをレイヤーとして追加したりできます。
注意:
コンテンツを作成する権限を持っていない場合、[マップの変更] をクリックしてデータを調査するレイヤーを追加できます。
追加できるレイヤー
マップに追加できるレイヤーと、追加に使用する方法を次の表に示します。 マップを保存すると、追加したアイテムはマップとともに保存され、コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブにマップが表示されます。
レイヤー タイプ | 追加する方法 |
---|---|
ArcGIS Server サービス サービス タイプには、フィーチャ、マップ、画像、タイル サービスが含まれます。 | Web からレイヤーを追加します。 |
Bing ベースマップ このレイヤー タイプを使用するには、組織は Bing Maps キーを使用して構成されている必要があります。 | Web からレイヤーを追加します。 |
カンマ区切り値 (CSV) のファイル (*.csv)* | |
サードパーティのデータ プロバイダーの CSV ファイル | Web からレイヤーを追加します。 |
ArcGIS Living Atlas of the World にある Esri レイヤー | ArcGIS Enterprise on Kubernetes は現在、ArcGIS Living Atlas of the World コンテンツを含めるように構成できません。 ただし、Web で ArcGIS Online からパブリックな ArcGIS Living Atlas of the World レイヤーを追加できます。 |
GeoJSON ファイル (*.json または *.geojson) | ファイルからレイヤーを追加します。 |
GPS Exchange Format ファイル (*.gpx) | |
KML (Keyhole Markup Language) ドキュメント | Web からレイヤーを追加します。 |
マップ メモ | |
OGC (Open Geospatial Consortium) の WFS (Web Feature Service) レイヤー | |
OGC の WMS (Web Map Service) レイヤー | |
OGC の WMTS (Web Map Tile Service) レイヤー | |
ArcGIS Online 上のパブリック レイヤー | |
ルート | Map Viewer Classicで作成するか、ポータルで使用できるレイヤーを検索します。 |
シェープファイル (*.zip)* | ファイルからレイヤーを追加します。 |
テキスト ファイル (*.txt)* | |
サードパーティのデータ プロバイダーのタイル レイヤー | |
組織でホストされている Web レイヤー レイヤー タイプには、フィーチャ レイヤー、マップ イメージ レイヤー、イメージ レイヤー、およびタイル レイヤーが含まれます。 | ポータルで使用できるレイヤーを検索します。 |
*ポータルで、圧縮されたシェープファイル、CSV ファイルまたはテキスト ファイルをMap Viewer Classicに追加するには、ホスティング サーバーが存在する必要があります。 さらに、住所が格納された CSV ファイルまたはテキスト ファイルを追加するには、ポータルにロケーター サービスが構成されている必要があります。
レイヤーの検索
デフォルトでは、[マイ コンテンツ] からレイヤーを検索できますが、次の方法でレイヤーを検索することもできます。
- [お気に入り] - お気に入りとしてマークされたレイヤーが含まれています。
- [マイ グループ] - 所属しているグループのレイヤーが含まれています。
- [組織] - 組織のレイヤーが含まれています。
- [ArcGIS Online] - ArcGIS Online のパブリック コンテンツ。
レイヤーを検索するには、次の手順に従います。
- [追加] をクリックして [レイヤーの検索] を選択します。
- レイヤーを検索する場所を、[マイ コンテンツ]、[お気に入り]、[マイ グループ]、[組織]、[ArcGIS Online] から選択します。
サイン インしていない場合は、ポータルのパブリック レイヤーとパブリックな ArcGIS Online レイヤーのみが表示されます。
- 必要なレイヤーを見つけやすいように、次のいずれかを実行します。
- 検索テキスト ボックスに検索語句を入力します。 また、高度な検索を使用して、検索結果を絞り込むこともできます。
- 異なる表示ボタン ([テーブル] または [リスト] ) を使用して、別の方法でレイヤーを表示します。
- [並べ替え] ボタン をクリックして、必要に応じてレイヤーの結果を並べ替えたり、並べ替え方向を変更します。
- [フィルター] ボタン をクリックして、検索結果を絞り込みます。 たとえば、組織内のレイヤーを検索していて、コンテンツのカテゴリが設定されている場合、[カテゴリ] フィルターを使用して結果を絞り込むことができます。 検索で信頼できるとしてマークされたレイヤーのみを返す場合は、[ステータス] フィルターを使用します。 表示されるフィルター オプションは、レイヤーを検索する場所と、サイン インの有無およびその方法によって異なります。
注意:
現在のマップ範囲に基づいて検索結果を制限するには、[マップ エリア内のコンテンツのみを表示] を選択します。 たとえば、マップを米国ネバダ州に拡大すると、検索結果はマップの範囲に合わせて並べ替えられます。 マップ範囲をペンシルバニア州に変更すると、通常、(キーワードに応じて) 異なる結果が返されます。 現在のマップ範囲に重なり合っている (キーワードに一致する) すべてのレイヤーが返されます。
- レイヤーの重要な詳細を表示するには、そのタイトルをクリックします。 レイヤーの詳細ウィンドウで、[詳細の表示] ボタン をクリックすると、アイテム ページが開き、レイヤーの詳細が表示されます。
- レイヤーをマップに追加するには、レイヤーの結果の [追加] ボタン をクリックします。
注意:
検索を通じてホスト WFS レイヤーをMap Viewer Classicに追加する場合には、レイヤーを個別に追加してカスタム パラメーターを定義するように求めるメッセージが表示されます。
- 追加するレイヤーごとに上記の手順を繰り返します。
ヒント:
レイヤーの詳細ウィンドウで [お気に入りに追加] をクリックすると、レイヤーの結果をお気に入りに追加できます。 Map Viewer やMap Viewer Classicの [お気に入り] タブでレイヤーを検索するときに、お気に入りの完全なリストを表示するには、[お気に入り] を選択します。
レイヤーを Map Viewer Classic に追加した後は、レイヤーを個別に構成できます。 たとえば、マップに追加したレイヤーごとに、スタイルの変更、ラベルの作成、ポップアップの構成を行うことができます。
ホスト WFS レイヤーを追加した場合は、ホスト WFS レイヤーから追加したレイヤーを含むマップは保存可能で、この構成はマップに保存されます。 レイヤーごとに個別に構成を保存する場合、新しい WFS レイヤーを作成するように求められます。 この新しい WFS レイヤーはホスト WFS レイヤーを参照します。 すべての構成は、ホストされたレイヤーではなく、新しいレイヤーに保存されます。
- レイヤーをマップから削除するには、検索結果リストでそのレイヤーの [削除] ボタン をクリックします。
- 操作が完了して検索ウィンドウを閉じるには、[戻る] 矢印をクリックします。
Web からのレイヤーの追加
URL を使用して次のタイプのレイヤーを追加できます。ArcGIS Server Web サービス、OGC WFS Web サービス、OGC WMS Web サービス、OGC WMTS Web サービス、タイル レイヤー、KML ファイル、GeoRSS ファイル、および CSV ファイル。 組織サイトが Bing Maps 用に構成されている場合、Bing Maps ベースマップを追加することもできます。
[Web からレイヤーを追加] オプションを選択し、追加する Web レイヤーのタイプを選択します。
ArcGIS Server Web サービス
ArcGIS Server Web サービスは、ArcGIS Server サイト上のマップ、画像、またはフィーチャ リソースです。 ArcGIS Server サイト上のサービスにアクセスするためのユーザー名とパスワードがわかっている場合は、ArcGIS Server 10 SP1 以降のリリースで作成されたセキュリティ サービスを追加できます。 セキュリティ サービスをマップに追加するときは、それらの情報を入力するよう求められます。 また、マップを表示しているすべてのユーザーが、安全なサービスにアクセスするために ArcGIS Server にログインするよう求められます。 ArcGIS Server のログインが無効な場合、マップはレイヤーが存在しない状態で表示されます。
このオプションを使用して、ArcGIS Server サイトの URL を指定したり、そのサーバー上のレイヤーのリストから選択することができます。
- [ArcGIS Server Web サービス] を選択して、レイヤーの Web アドレスを [URL] フィールドに入力します。
ArcGIS Web Adaptor を構成している場合、ArcGIS Server Web サービスの URL は、「https://webadaptorhost.domain.com/webadaptorname/rest/services/folder/service/servicetype」の形式です。 サービスがルート フォルダーにある場合、URL にフォルダー名を含める必要はありません。 その場合の URL の形式は、「https://webadaptorhost.domain.com/webadaptorname/rest/services/service/servicetype」です。
たとえば、ArcGIS Server マップ サービスに接続するには、次のような URL を入力します: https://webadaptorhost/webadaptorname/rest/services/service/MapServer。 詳細および例については、『Portal for ArcGIS 管理者ガイド』の「ArcGIS URL のコンポーネント」をご参照ください。
HTTPS 経由でサービスにアクセスする必要がある場合は、https を使用してレイヤーを追加します。
- レイヤーをベースマップとして使用する場合、[ベースマップとして使用] をオンにします。
- 複数のレイヤーを含む ArcGIS Server サイトの URL を入力して、特定のレイヤーをマップに追加する場合、[その他のレイヤーの参照] をクリックして、目的のレイヤーを選択します。
- [レイヤーの追加] をクリックし、レイヤーをマップに追加します。
OGC WFS Web サービス
OGC WFS は、OGC WFS (Web Feature Service) 仕様に準拠するフィーチャ サービスです。 OGC WFS レイヤーがマップ イメージ レイヤーとして Map Viewer Classic に追加されます。 OGC WFS レイヤーを追加した後は、その属性テーブルの表示、単純なスタイルの変更、ポップアップの構成、透過表示の変更、解析の実行を行うことができます。
注意:
WFS サービスを ArcGIS Server サイトから追加した場合、Map Viewer Classic では、代わりに ArcGIS Server サービスが使用されます。
- [WFS OGC Web サービス] を選択して、レイヤーの Web アドレスを [URL] フィールドに入力します。
WFS サービスの URL の例を示します: https://mrdata.usgs.gov/wfs/asbestos?SERVICE=WFS&REQUEST=GetCapabilities。
- 追加するレイヤーを選択します。複数のレイヤーは選択できません。
- 選択したレイヤーに複雑なフィーチャが含まれている場合は、表示するフィーチャのタイプ ([ポイント]、[ライン]、または [ポリゴン]) も選択する必要があります。
- [高度なオプションを表示] をクリックし、必要に応じて次の変更を行います。
- 最大フィーチャ数 - WFS から要求されて Web マップに描画される最大フィーチャ数を変更する場合に新しい値を入力します。
- X/Y 座標の入れ替え - X,Y 座標を入れ替えるにはこのチェックボックスをオンにします。
- [レイヤーの追加] をクリックします。
- WFS にさらにレイヤーを追加する場合は、この手順を繰り返します。
ヒント:
また、レイヤーを追加した後に、[コンテンツ] ウィンドウでそのレイヤーの ボタン その他のオプション をクリックし、[WFS OGC オプション] をクリックして、高度なオプションを設定したり変更したりすることもできます。
OGC WMS Web サービス
OGC WMS は、OGC WMS (Web Map Service) 仕様に準拠するマップです。 OGC WMS レイヤーを追加した後は、ポップアップの有効化、表示されるレイヤーの構成、ポップアップの構成、透過表示の変更、表示範囲の設定、更新間隔の変更などを行うことができます。
注意:
- ポップアップを有効化するオプションを WMS レイヤーで使用できない場合は、そのレイヤーをもう一度 Map Viewer Classic に追加するか、WMS アイテムを再作成する必要があることもあります。 一部の WMS レイヤーはポップアップをサポートしていません。
- WMS レイヤーに対する更新は、WMS サービスが標準の HTTPS キャッシュ ルールに従う場合のみ適用されます。
- WMS サービスを ArcGIS Server サイトから追加した場合、Map Viewer Classic では、代わりに ArcGIS Server サービスが使用されます。
- [WMS OGC Web サービス] を選択して、レイヤーの Web アドレスを [URL] フィールドに入力します。
WMS サービスの URL の例を示します: https://ows.terrestris.de/osm/service?SERVICE=WMS&VERSION=1.1.1&REQUEST=GetCapabilities。
注意:
Esri はこのサービスを所有または保守していないため、サービスに常にアクセス可能であることは保証できません。
- レイヤーをベースマップとして使用する場合、[ベースマップとして使用] をオンにします。
- サービス全体を追加するのではなく、OGC WMS サービスの特定のレイヤーを選択してマップに追加する場合、[レイヤーの取得] をクリックして、追加するレイヤーの横にあるチェックボックスをオンにします。サービス全体を追加する場合、この手順をスキップできます。
ヒント:
レイヤー名をクリックして、新しい名前を入力すると、レイヤーを追加する前にレイヤーの名前を変更することができます。
- [レイヤーの追加] をクリックします。
OGC WMTS Web サービス
OGC WMTS は、OGC WMTS (Web Map Tile Service) 仕様に準拠するキャッシュ イメージ タイルのセットです。 OGC WMTS レイヤーを追加した後は、透過表示の変更、表示範囲の設定、更新間隔の変更などを行うことができます。
- [WMTS OGC Web サービス] を選択して、レイヤーの Web アドレスを [URL] フィールドに入力します。
WMTS サービスの URL の例を示します: https://tileserver.maptiler.com/wmts。
注意:
Esri はこのサービスを所有または保守していないため、サービスに常にアクセス可能であることは保証できません。
- 追加するレイヤーを選択します。追加できるレイヤーは 1 つだけです。
- レイヤーをベースマップとして使用する場合、[ベースマップとして使用] をオンにします。
- [レイヤーの追加] をクリックします。
- WMTS にさらにレイヤーを追加する場合は、この手順を繰り返します。
タイル レイヤー
タイル レイヤーは、サーバーに存在する、Web からアクセス可能なタイルのセットです。 Web からタイル レイヤーを追加したら、タイルには Web ブラウザーからダイレクト URL リクエストによってアクセスします。 Map Viewer Classic でタイル レイヤーを正確に表示するために、Web メルカトル (球体補正) 座標系が使用されていることを確認します。
タイル レイヤー内の適切なタイルにアクセスするときの URL は、そのタイル レイヤーによって異なります。 URL には、パラメーター化された値が含まれています。Map Viewer Classic は画面移動および拡大縮小を行うときにこの値を使用して、マップの範囲と縮尺に対応するタイルを動的にリクエストします。たとえば、OpenCycleMap タイル レイヤーの URL には、中括弧 {} の中にパラメーター化された値が含まれています: https://www.opencyclemap.org/: https://{subDomain}.tile.opencyclemap.org/cycle/{level}/{col}/{row}.png。
- [タイル レイヤー] を選択して、レイヤーの Web アドレスを [URL] フィールドに入力します。
この URL はデータ プロバイダーから入手します。
HTTPS 経由でサービスにアクセスするには、https を使用してレイヤーを追加します。
注意:
Web から追加されたタイル レイヤーが Map Viewer Classic で適切に表示されるには、Web メルカトル (球体補正) 座標系が使用されている必要があります。
- タイル レイヤーに 1 つ以上のサブドメインが含まれている場合、[サブドメイン] フィールドでタイル レイヤーのサブドメイン ラベルを指定します。 ラベル同士はカンマで区切ります。
サブドメインはタイル レイヤーのプロバイダーが複数のサーバーにタイル リクエストを分散するために使用されます。 すべてのタイル レイヤーにサブドメインがあるわけではありません。 タイル レイヤーにサブドメインがない場合、[Web からレイヤーを追加] ウィンドウにサブドメイン フィールドは表示されません。 サブドメインのラベルがわからない場合、タイル レイヤーのプロバイダーにお問い合わせください。
注意:
タイルが複数のサーバーに分散している場合は、サブドメイン情報を指定する必要があります。
- [タイトル] フィールドにタイル レイヤーのタイトルを入力します。
マップの [コンテンツ] ウィンドウに、入力したタイトルがタイル レイヤー名として表示されます。
- [クレジット] フィールドに、タイル レイヤー プロバイダーの著作権情報や必須の属性情報を入力します。
マップの右下にクレジットが表示されます。
- タイル カバレッジの範囲を設定するには、[タイル カバレッジの設定] をクリックします。
タイル カバレッジはすべてのタイルの範囲を表します。 これはオプションの設定です。 範囲が設定されている場合、指定されている範囲でのみタイルが要求されます。 ただし、タイルは範囲に収まるようにクリップされないため、範囲を超えている場合があります。
- レイヤーをベースマップとして使用する場合、[ベースマップとして使用] をオンにします。
- [レイヤーの追加] をクリックし、レイヤーをマップに追加します。
KML ファイル
KML ファイルには、地理フィーチャのセットが含まれています。
- [KML ファイル] を選択して、レイヤーの Web アドレスを [URL] フィールドに入力します。
この URL はデータ プロバイダーから入手します。
- [レイヤーの追加] をクリックし、レイヤーをマップに追加します。
GeoRSS ファイル
GeoRSS ファイルは、地理フィーチャと位置が含まれている Web フィードです。 。
- [GeoRSS ファイル] を選択して、レイヤーの Web アドレスを [URL] フィールドに入力します。
この URL はデータ プロバイダーから入手します。
- [レイヤーの追加] をクリックし、レイヤーをマップに追加します。
CSV ファイル
URL として参照する CSV ファイルは、一般的に位置情報が含まれている、Web ベースのカンマ区切りテキスト ファイルです。 位置情報がテーブルとして含まれていない CSV ファイルを追加することもできます。 これは、[フィーチャの結合] ツールを使用して、Web 上の非空間データ (販売情報など) を空間データ (ZIP Codes レイヤーなど) に追加する場合に便利です。
- [CSV ファイル] を選択して、レイヤーの Web アドレスを [URL] フィールドに入力します。
この URL はデータ プロバイダーから入手します。
- CSV ファイルが空間情報を含んでいない場合は、Map Viewer Classic で CSV ファイルをテーブルとして追加します。
- [レイヤーの追加] をクリックします。
Bing ベースマップ
[Bing Maps] オプションは、管理者が Bing Maps キーを使用してマップを構成した場合にのみ表示されます。
- [Bing Maps] を選択して、使用する Bing Maps のタイプ ([道路地図]、[航空写真]、または [ハイブリッド]) を選択します。
- [レイヤーの追加] をクリックし、レイヤーをマップに追加します。
ファイルからのレイヤーの追加
区切りテキスト ファイル (*.csv または *.txt)、GPS Exchange Format ファイル (*.gpx)、GeoJSON ファイル (*.geojson または *.json)、またはシェープファイル (*.zip ファイルに圧縮済み) に保存されたデータをインポートして、マップにレイヤーを追加できます。 ファイルからのレイヤーはマップに保存されます。
注意:
ファイルをマップに追加する場合、参照座標系として World Geodetic System (WGS 84) を使用する必要があります。
ヒント:
CSV ファイル、シェープファイル、または GeoJSON ファイルに大規模なデータが含まれている場合、または複数のマップで再利用できるレイヤーを作成する場合は、マップにファイルを追加する代わりに、ホスト フィーチャ レイヤーを公開できます。
位置情報が含まれていない CSV ファイルを、テーブルとして Map Viewer Classic に追加することもできます。 これは、[フィーチャの結合] ツールを使用して、非空間データ (最近の竜巻に関連する物的損害請求など) を空間データ (ZIP Codes レイヤーなど) に追加する場合に便利です。
- [ファイルからのレイヤーの追加] を選択します。
- [ファイルの選択] をクリックして、コンピューター上のファイルを特定します。
- シェープファイルを追加する場合は、フィーチャを Web 表示用に単純化するか、元のフィーチャを保持するかを選択します。
- [レイヤーのインポート] をクリックします。
GeoJSON ファイル、GPX ファイル、またはシェープファイルを追加すると、マップ上にレイヤーが表示されます。 区切りテキスト ファイル (CSV または TXT) を追加する場合は、次の手順に進んでください。
- CSV ファイルまたは TXT ファイルを追加する場合は、次の操作を実行します。
- 必要に応じて、次のいずれかを行います。
位置情報を含む区切りテキスト ファイル (*.csv または *.txt) を追加する場合は、必要に応じて [座標] または [住所または場所] を使用して Map Viewer Classic でフィーチャを特定することもできます。
住所または場所によってフィーチャを特定するには、使用するロケーターをクリックするか、デフォルトの設定をそのまま使用します。
場所フィールドを確認し、セルをクリックして使用する位置フィールドを変更します。 MGRS や USNG などのサポートされている座標フィールドを含む CSV ファイルを追加する場合は、座標フィールドに対応する位置フィールドを選択します (まだ選択されていない場合)。
- CSV ファイルが空間情報を含んでいない場合は、Map Viewer Classic で CSV ファイルをテーブルとして追加します。
- [レイヤーの追加] をクリックします。
レイヤーがマップに追加されます。
- 必要に応じて、次のいずれかを行います。
ファイルをマップに追加するときに問題が発生した場合は、ポータルがポータル管理者によってホスティング サーバーに構成されているか確認します。 マップにファイルを追加したり表示したりするときの問題が解決しない場合は、「トラブルシューティング」をご参照ください。
ファイルのドラッグ アンド ドロップ
Map Viewer Classic の [追加] ボタンを使用して、*.csv、*.txt、または *.gpx ファイルをインポートできるだけではなく、コンピューターからマップにファイルをドラッグ アンド ドロップできます。 Map Viewer Classic は、[追加] の使用時と同様にファイルを処理します。*.txt、*.csv、および *.gpx ファイルのドラッグ アンド ドロップは、Google Chrome および Mozilla Firefox ブラウザーでサポートされています。
*.csv、*.txt、または *.gpx ファイルをマップにドラッグ アンド ドロップするときに問題が発生した場合は、ポータルがポータル管理者によってホスティング サーバーに構成されているか確認します。
コンピューターからシェープファイルまたは GeoJSON ファイルをドラッグして、マップにドロップすることはできません。[追加] ボタンを使用する必要があります。
マップ メモの追加
マップ メモ レイヤーを追加することで、マップに独自のデータを直接追加できます。 これらのレイヤーは、たとえば都市の公園やレクリエーション部門が管理するスイミング プールなど、数が少ないフィーチャをマップに追加するのに便利です。 マップ メモ レイヤーを追加すると、デフォルトでそのレイヤーがマップに格納されます。
- [マップ メモの追加] を選択して、レイヤーの名前を入力します。
- レイヤー テンプレートを選択します。 各テンプレートには、関連する形のシンボルがセットになっています。 たとえば、公園計画テンプレートにはピクニック エリアと自転車コースのシンボルが含まれ、石油 & ガス インフラストラクチャ テンプレートには精油所と処理施設のシンボルが含まれています。
注意:
災害、一般的なインフラストラクチャ、および損害のテンプレートには、United Nations Office for the Coordination of Humanitarian Affairs (国際連合人道問題調整事務所) によるアイコンが含まれています。 ソース: OCHA
- [作成] をクリックします。
マップの左側にテンプレートが表示されます。
- 形状またはシンボルをクリックして、フィーチャを追加するマップをクリックします。 Ctrl キーを押して、スナップを有効にします。
スナップを使用すると、追加するフィーチャをマップ上の既存のフィーチャの隣に並べることができます。 フィーチャの追加方法は、ジオメトリによって異なります。たとえば、ポイントおよび円の場合はマップ上でクリックすると追加されますが、ラインおよびポリゴンの場合は、マップ上でクリックするとそこが形状の開始点となり、ダブルクリックして終了することで追加されます。
- 表示されるポップアップに、フィーチャに関する次の情報を追加します。
- タイトル - タイトルは、フィーチャのポップアップのタイトルとして表示されます。
- 説明 - 説明フィールドには、ハイパーリンク、色、スタイルなど、リッチ テキストを作成するための書式設定オプションが含まれます。
- 画像の URL - 画像は組織のネットワークからアクセス可能な Web サイトに保存する必要があり、PNG、GIF、JPEG などの Web 形式でなければなりません。 適切なサイズは、画像を幅 200 ピクセル、高さ 150 ピクセルにする必要があります。 それ以外のサイズはこのサイズに調整されるため、画像が拡大または縮小して表示されることがあります。
- 関連リンク - ポップアップ内の画像をクリックすると、Web サイトが開きます。
- オプションで、ポップアップの下部にある [シンボルの変更] をクリックして、独自のシンボルを作成します。
- [ソース] を選択し、定義済みシンボルとして使用するシンボルをクリックします。
- [URL] を選択し、シンボル ファイルの URL を入力します。 シンボルは、組織のネットワークからアクセス可能な Web サイトに保存する必要があります。 画像ファイルは、PNG、GIF、JPEG などの Web 形式でなければなりません。 適切なサイズは、画像を幅 200 ピクセル、高さ 150 ピクセルにする必要があります。 それ以外のサイズはこのサイズに調整されるため、画像が拡大または縮小して表示されることがあります。
- [シンボル サイズ] スライダーを使用して、シンボルのサイズを調整します。
- 以下のいずれかを実行してマップ メモを変更します。
- 既存のシンボルのサイズを変更するには、シンボルに表示された頂点をドラッグします。
- レイヤーからフィーチャを削除するには、フィーチャの内側をクリックしてポップアップを再度開き、[削除] をクリックします。
- 既存のフィーチャを編集するには、マップ上のシンボルの内側をクリックします。 ポップアップが再度開きます。
- [完了] をクリックして、[閉じる] をクリックします。
ポップアップに追加した情報が自動的に保存されます。
- マップ メモを追加したら、以下のいずれかを実行して、マップ上にレイヤーを表示する方法を変更します。
- マップ メモ レイヤーがマップに表示されているときに指定する表示範囲を設定します。
- レイヤーに関連付けられたすべてのフィーチャを非表示にするには、[詳細] をクリックしてから [コンテンツ] をクリックし、レイヤー名の左にあるチェックボックスをオフにします。
- レイヤーを削除するには、[詳細] をクリックしてから [コンテンツ] をクリックします。 レイヤーをクリックし、[その他のオプション] をクリックして、[削除] をクリックします。
- マップ メモ レイヤーをマップの一部として保存するには、[保存] ボタン をクリックし、タイトル、タグ、サマリーを入力して、マップを保存するフォルダーを指定します。 [マップの保存] をクリックします。
ヒント:
マップ メモ レイヤーをフィーチャ コレクション アイテムとしてコンテンツに保存することもできます。 これにより、そのレイヤーのアイテム詳細を編集して、他のユーザーと共有できるようになります。 マップまたはマップ メモ レイヤーを保存するには、コンテンツを作成する権限を持っている必要があります。
ルート レイヤーの追加
組織アカウントでサイン インしている場合、Map Viewer Classic を使用してルート案内を取得し、マップにルート レイヤーを作成できます。 コンテンツを作成する権限がある場合は、ルート レイヤーをコンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブのアイテムとして保存するか、マップと一緒に保存できます。または、その両方を行うこともできます。 ルート レイヤーをアイテムとして保存した場合は、そのアイテム詳細を編集したり、他のユーザーとアイテムを共有したりできます。 [マイ コンテンツ] またはレイヤーのアイテム ページから任意の既存のルート レイヤー アイテムを新規または既存のマップに追加するには、Map Viewer の Map Viewer Classic メニューの [レイヤーの検索] オプションを使用します。 また、[最寄りの検索]、[ルートの計画]、[起点から終点の計測] などの解析ツールの出力として作成されたルート レイヤーも、アイテムとして保存されている場合は追加できます。
ルート レイヤーを共有している場合、モバイル デバイスにインストールされた Navigator を所有しているライセンスが付与された ArcGIS Navigator ユーザーは、ArcGIS Navigator アプリの [ルート] タブからルート レイヤーを検索し、開くことができます。
Map Viewer Classic では、レイヤーを構成したり、ルートを編集したり、ルート上で解析を実行したりすることができます。 1 つ以上のルート レイヤーを含むマップは、その他のマップと同様、構成できるだけでなく、Web アプリ、ストーリー テンプレート、ブログなどを介して共有したり、iOS デバイス、Android スマート フォン、ArcGIS Pro などの ArcGIS Enterprise クライアントで使用したりすることができます。
新しいルート レイヤーの作成
新しいルート レイヤーを作成するには、次の手順を実行します。
- ポータルにサイン インします。
- Map Viewer Classic を開きます。
- [ルート案内] をクリックすると、マップの左側に [ルート案内] ウィンドウが表示されます。 出発地と 1 つ以上の目的地を追加してルート案内を取得します。
- [保存] ボタン をクリックし、レイヤーの名前を入力して、ルートの保存先のフォルダーを選択します。 [保存] をクリックします。 ルートが、マップの [コンテンツ] ウィンドウにルート レイヤーとして保存されるとともに、コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブにルート レイヤー アイテムとして保存されます。
注意:
ルート レイヤーを保存するには、コンテンツを作成する権限を持っている必要があります。
- 次のいずれかを実行します。
- [ルートを共有] をクリックして、ルート レイヤーのアイテム詳細を表示して編集するか、他のユーザーとルート レイヤーを共有します。
- 目的地の追加や移動モードの変更など、必要に応じてルートを変更します。
- 透過表示の変更やレイヤー名の変更など、必要に応じてルート レイヤーを構成します。 これを行うには、[ルート案内] ウィンドウを閉じてから、[コンテンツ] ウィンドウに移動し、[その他のオプション] ボタン をクリックして、レイヤーを構成するためのオプションを表示します。
- ルートに対して行った変更を保存するには、次のいずれかの手順を実行します。
- [コンテンツ] ウィンドウで、[その他のオプション] ボタン をクリックして、[レイヤーの保存] をクリックします。
ヒント:
ルートが保存された後に、[コンテンツ] ウィンドウで、目的地の追加や移動モードの変更など、ルートに対してさらなる変更を行うには、[コンテンツ] ウィンドウで ボタン その他のオプション をクリックし、[ルートの編集] をクリックします。 これにより、[ルート案内] ウィンドウが表示され、ルートの編集が可能になります。
- [ルート案内] ウィンドウで、[保存] ボタン をクリックして、[保存] をクリックします。
ヒント:
更新されたルートを別のルート レイヤー アイテムとして保存する場合は、[結果レイヤーの名前] とフォルダーを必要に応じて変更し、[新規として保存] をクリックします。
- [コンテンツ] ウィンドウで、[その他のオプション] ボタン をクリックして、[レイヤーの保存] をクリックします。
既存のルート レイヤーの追加
既存のルート レイヤーを Map Viewer Classic で構成または編集する場合は、次の手順を実行します。
- ポータルにサイン インします。
- 次のいずれかを実行して、既存のルート レイヤーをマップに追加します。
- Map Viewer Classic を開き、[レイヤーの検索] オプションを使用してルート レイヤーをマップに追加します。
- コンテンツ ページの [マイ コンテンツ] タブで、リスト ビューまたはグリッド ビューのルート レイヤーのサムネイルをクリックします。
[ルート案内] ウィンドウが表示された状態で、ルートがマップ上に表示されます。
- 次のいずれかを実行します。
- 目的地の追加や移動モードの変更など、必要に応じてルートを変更します。
- 透過表示の変更やレイヤー名の変更など、必要に応じてルート レイヤーを構成します。 これを行うには、[ルート案内] ウィンドウを閉じてから、[コンテンツ] ウィンドウに移動し、[その他のオプション] ボタン をクリックして、レイヤーを構成するためのオプションを表示します。
- 変更を保存するには、次のいずれかを実行します。
注意:
ルート レイヤーを保存するには、コンテンツを作成する権限を持っている必要があります。
- [コンテンツ] ウィンドウで、[その他のオプション] ボタン をクリックして、[レイヤーの保存] をクリックします。
- [ルート案内] ウィンドウで、[保存] ボタン をクリックして、[保存] をクリックします。
- 更新されたルートを別のルート レイヤー アイテムとして保存する場合は、[結果レイヤーの名前] とフォルダーを必要に応じて変更し、[新規として保存] をクリックします。
ヒント:
ルートが保存された後に、[コンテンツ] ウィンドウで、目的地の追加や移動モードの変更など、ルートに対してさらなる変更を行うには、[コンテンツ] ウィンドウで ボタン その他のオプション をクリックし、[ルートの編集] をクリックします。 これにより、[ルート案内] ウィンドウが開きます。
ルート レイヤーの構成
他のユーザーとルートを共有する予定 (および共有権限を持っている) の場合、特定のユーザー向けにルートを構成しておくことを推奨します。 たとえば、緊急事態の管理機関で働いていて、避難ルートのマップを警察と共有する予定である場合、[コンテンツ] ウィンドウ内のルート レイヤーの名前およびポップアップのルート名を警察が使用している名前に変更する必要があるかもしれません。
ルート レイヤーでは、透過表示の変更、レイヤー名の変更、凡例での非表示、ルートの編集とレイヤーへの変更内容の保存を行うことができます。 また、マップに他のフィーチャ レイヤーがある場合は、[コンテンツ] ウィンドウでそれらのレイヤーの表示順序を上下に移動することもできます。 これらのオプションは、[コンテンツ] ウィンドウにある ボタン その他のオプション からアクセスできます。
ルート レイヤーには、次のサブレイヤーが含まれています。 各サブレイヤーでは、表示範囲の設定、ポップアップの構成、スタイルの変更、属性テーブルの表示、ラベルの作成、凡例でのレイヤーの非表示を行うことができます。 サブレイヤーの名前を変更することはできません。
- DirectionPoints - ストップへの到着、ストップからの出発、左折または右折、ルートに沿ったその他のイベントなど、ルート案内の方向を表すポイント フィーチャのセット。 このレイヤーには、ルートのターンバイターン形式のルート案内が含まれています。 このレイヤーは、デフォルトではマップ上に表示されません。 [コンテンツ] ウィンドウでレイヤー名の横にあるチェックボックスをオンにすると表示することができます。
- DirectionLines - ルートの各セグメントを表すライン フィーチャのセット。 このレイヤーを使用して、マップ上にターンバイターン形式のルート案内を視覚化できます。 このレイヤーは、デフォルトでは表示されません。 [コンテンツ] ウィンドウでレイヤー名の横にあるチェックボックスをオンにすると表示することができます。
- RouteInfo - ルートのライン フィーチャ レイヤー。 このレイヤーには、総到達圏および総運転距離が含まれています。
- Stops - 出発地および目的地のポイント フィーチャ レイヤー
- Barriers - 追加された通行不可バリアまたは追加コスト バリアを含むポイント フィーチャ レイヤー。 このサブレイヤーは、ポイント バリアがルートに追加および保存されたときのみ作成されます。
- PolygonBarriers - 追加された通行不可バリアまたはコスト係数指定ポリゴン バリアを含むポリゴン フィーチャ レイヤー。 このサブレイヤーは、ポリゴン バリアがルートに追加および保存されたときのみ作成されます。
- PolylineBarriers - 追加された通行不可ライン バリアを含むライン フィーチャ レイヤー。 このサブレイヤーは、ライン バリアがルートに追加および保存されたときのみ作成されます。
注意:
ルートに追加できるバリアのタイプの詳細については、「バリア」をご参照ください。 現時点では、Map Viewer Classic で作成できるのは通行不可ライン バリアのみです。 ただし、ArcGIS Pro ではすべてのタイプのバリアを作成および保存でき、それらは Map Viewer Classic で表示できます。