アップグレード後の注意事項の確認

アップグレードした後、次の点を検討して、組織サイトが円滑に運用されるようにします。

  • 基になるバックアップ ストア コンポーネントの変更により、11.3 へアップグレードした後は、新しいバックアップ ストアを作成する必要があります。 新しいバックアップ ストアを作成しないで、既存の永続ボリュームを使用してバックアップ ストアを登録する必要がある場合は、組織サイトの以前のバージョンのバックアップにアクセスできなくなります。 必要に応じて、古いバックアップ ストアを使用して、組織サイトを以前のバージョンに戻すことができます。
  • アップグレードの整合チェックが完了したら、新たに登録したバックアップ ストア、つまり最新のソフトウェア リリースで作成されたバックアップ ストアに新しいバックアップを格納する必要があります。 古いバックアップ ストアと永続ボリュームを登録加除および削除して、クラスター内のリソースを復元することができます。 また、バックアップ スケジュールも、新たに登録されたバックアップ ストアを参照するように更新する必要があります。
  • ネットワーク データセットを使用してルート サービスを公開することでルート サービスを構成する場合、最新の機能を使用できるよう、アップグレード後にルート サービスを再構成することをお勧めします。 ネットワーク データセットを使用してルート サービスを再公開するには、次の手順を実行します。
  1. デフォルト管理者か、組織の設定を管理するための適切な権限を持つカスタム ロールとしてサイン インします。
  2. サイトの上部にある [組織] をクリックして、[設定] をクリックします。
  3. ページの左側にある [ユーティリティ サービス] をクリックします。
  4. ページの右側にある [ルート案内とルート検索] をクリックします。
  5. [ルート検索サービスの更新] ボタンをクリックし、[公開するネットワーク データセット] を選択します。
  6. ルート検索サービスの構成」の手順を実行し、ネットワーク データセットを使用してルート検索サービスを構成します。

アップグレードの後に問題が発生した場合は、トラブルシューティングのヒントをご確認ください。