アイテムの構成

デフォルトの管理者ロールおよび適切な管理者権限を持つカスタム ロールのメンバーは、組織のアイテムに影響する以下の設定を制御できます。

  • 組織の各アイテムのアイテム ページにあるコメント セクションを有効にします。
  • アイテムのメタデータの保存を許可し、組織が使用するデフォルト メタデータのスタイルを構成します。
  • 階層型のカテゴリを作成し、体系的で一元化された方法でアイテムの整理を容易にします。
  • アイテムの検索で、同義語を利用します。

以下の手順を実行して、組織のアイテム設定を構成します。

  1. デフォルトの管理者ロールまたは組織の Web サイトを管理するための管理権限を持つカスタム ロールのメンバーとしてサイン インしていることを確認します。
  2. サイトの上部にある [組織] をクリックして、[設定] タブをクリックします。
  3. ページの横にある [アイテム] をクリックします。
  4. 以下のアイテム設定のうちのいずれかを構成します。

コメント

組織内のアイテムに対するコメントを表示および許可するには、[組織内のアイテムに対するコメントを表示および許可] 切り替えボタンをオンにします。 この切り替えボタンをオフにした場合、コメントは追加できず、組織が所有するアイテムに対するコメントを表示できません。

メタデータ

[組織用のメタデータの有効化] 切り替えボタンをオンにすると、組織のメタデータを有効化して、ドロップダウン リストからスタイル (FGDC CSDGM Metadata、INSPIRE Metadata Directive、ISO 19139 Metadata Implementation Specification GML3.2、ISO 19139 Metadata Implementation Specification、North American Profile of ISO19115 2003、ISO 19115-3 XML スキーマ実装) を選択できます。

デフォルトでは、メタデータは新しいメタデータ エディターで開かれますが、古いエディター (メタデータ エディター クラシック) を開くこともできます。

スタイルは、メタデータの表示方法およびメタデータの作成に利用可能なフィールドを制御します。 メタデータを有効化することで、組織サイトのメンバーは、組み込みメタデータ エディターを使用して、アイテムに規格準拠のメタデータを追加することができます。 このメタデータが追加されると、アイテムにアクセスできるユーザーは、組織サイトに構成されているスタイルでメタデータを表示することができます。

注意:

後でメタデータを無効化すると、既存のメタデータは失われます。 その後もメタデータはアイテムの一部のままですが、ポータル Web サイトでは、編集操作は行えなくなります。 メタデータが有効化されているときに作成された規格準拠のメタデータは、引き続きアイテム ページから表示できます。

組織のカテゴリ

[カテゴリの構成] をクリックして、コンテンツを整理するための階層型のカテゴリを定義します。 組織のカテゴリの設定を選択した場合、独自のカスタム カテゴリを作成したり、開始点として ArcGIS の標準カテゴリ セット (ArcGIS Living Atlas of the World で表示されます)、ISO (International Organization for Standardization)、または INSPIRE を使用することができます。 カテゴリを構成したら、メンバーが検索や参照時により簡単に必要なコンテンツを検索できるように、カテゴリを使用して組織内のアイテムを整理できます。

注意:

[カテゴリの構成] をクリックすると、カテゴリの追加、削除、名前変更、順序変更をいつでも実行できます。 編集内容は、これまで分類したすべてのアイテムに適用されます。

関連語句を使用して検索

[関連語句を使用して検索] 切り替えボタンを常にオンにしておくと、組織の検索結果が拡張されます。 このボタンがオンの場合、検索結果には、その検索語句を含むすべての項目と関連語句のタグを含むすべての項目が表示されます。 関連語句は、組織に組み込まれており、現時点では英語のみです。 たとえば、「トランジット」と入力すると、トランジットという語句を含むすべての項目がタイトルまたはタグで返され、バス ルート、公共輸送機関、ライダーシップ、通勤、パークアンドライドなどの関連語句のタグを含むすべての項目も返されます。 オフにすると、検索用語を含むアイテムのみが検索結果に含められます。