ソフトウェアをアップグレードすると、組織は、新機能、機能性の向上、場合によっては外観の変更などを備えた新しいバージョンのソフトウェアを入手できます。 通常、アップグレードにより、ソフトウェアのバージョンが別のバージョンに移行します (バージョン 10.9.0 から 10.9.1 への移行など)。 アップグレードの実行時には、アップグレード プロセスに、ソフトウェア リリース間で利用可能になっているパッチなどの他の入手可能なアップデートが含まれる場合があります。
注意:
アップグレードを実行する前に、アップデートとアップグレードの要件を確認してください。
アップグレードの適用
新バージョンの ArcGIS Enterprise on Kubernetes がリリースされると、お使いのソフトウェアをアップグレードするオプションが ArcGIS Enterprise Manager で利用可能になります。 組織サイトのアップグレード プロセスには、利用可能なすべてのソフトウェア アップデートが自動的に含まれ、組織サイトは最新の安定性およびパフォーマンスの改善に対応することができます。
ArcGIS Enterprise on Kubernetes のデプロイ時に組織のコンテナー レジストリを使用した場合は、アップデートやアップグレードを実行する前に、必要なコンテナー イメージを Esri リポジトリから組織のレジストリへコピーする必要があります。
アップグレードの前に、新機能についてよく理解し、組織のメンバーに影響を与える可能性がある変更を特定してください。
ArcGIS Enterprise on Kubernetes Web Adaptor を使用する場合は、「ArcGIS Enterprise on Kubernetes Web Adaptor のアップグレード」の手順に従って Web Adaptor を新しいバージョンにアップグレードします。
注意:
アップグレードの適用前に必ず組織のバックアップを作成してください。新しいリリース バージョンにアップグレードするには、次の手順に従います。
- 管理者として ArcGIS Enterprise Manager にサイン インします。
- ナビゲーション サイドバーの下部にある [更新] をクリックします。
[ソフトウェアのアップデート] ページが表示されます。
- [今すぐアップグレード] をクリックすると、組織が最新のソフトウェア リリースにアップグレードされます。
アップグレードを行う前にシステム全体をバックアップすることをお勧めします。 こうすることで、必要に応じて組織を前の状態に復元できます。
- [続行] をクリックして、アップグレード プロセスを開始します。
アップグレードが完了するまでの詳しいステータスがダイアログ ボックスに表示されます。
- ブラウザーのキャッシュを cookie を含めて消去します。 以前のバージョンの Web サイトのキャッシュの情報により、アップグレードした組織サイトが正しく表示されず、サイン インできない場合があります。 アップグレードした組織サイト (ArcGIS Enterprise Manager や ArcGIS Enterprise ポータルなど) を表示するすべてのブラウザーで、キャッシュを消去することをお勧めします。
注意:
アップグレードの実行中に問題が発生した場合は、トラブルシューティングのヒントをご確認ください。