非管理 API ディレクトリの無効化

ArcGIS 11.4 | |  Help archive

デフォルトでは、ArcGIS Portal Directory /<context>/sharing/rest および ArcGIS REST Services Directory /<context>/rest/services は、有効化されており、ポータルのアイテム、サービス、Web マップ、グループ、およびコンテンツの、参照可能な HTML ベースの表現を提供します。 これらのディレクトリには、REST を使用してポータルのアイテムとサービスに対して実行できるすべてのアクションも含まれます。 これらのディレクトリは有益な開発ツールですが、ユーザーにアイテム リストの参照、Web サーチでのサービスの検索、または HTML フォームによるポータルへの要求を許可したくない場合は、運用システムでこれらのディレクトリを無効化することをおすすめします。

この設定はプライバシー設定ではありません。 Portal Directory を無効にしても、アイテム、サービス、Web マップ、グループ、コンテンツ、その操作へのアクセスや検出が行えなくなることはなく、アイテムと Web マップを表示する HTML ページとそれぞれのサポートされている操作のリストが削除されるだけです。 すべてのアイテムと Web マップに、JSON 形式 (f=json) で引き続き完全にアクセスできます。 アイテムと Web マップに対するセキュリティ上の制約もまだ適用されます。

これらのディレクトリを無効化するには、次の手順に従います。

  1. ArcGIS Enterprise Administrator Directory を開いて、組織の管理者としてサイン インします。 URL の形式は https://example.organization.com/<context>/admin です。
  2. [Security] > [Configuration] > [Update Configuration] の順にクリックします。
  3. [Update Configuration] ページで、disableServicesDirectory プロパティを true に設定します (例: "disableServicesDirectory": true)。
  4. [Update Configuration] をクリックします。